ファルコン植物記(1068)紫色の花<ハーデンベルギア>(2)
Feb
16
マメ科ハーデンベルギア属のつる性の常緑樹で、マメ科の植物はいくつかの「小葉」に分かれた「複葉」が多いのですが、本種は「小葉」に分かれずに1枚の「単葉」のところから、和名としては「ヒトツバマメ(一つ葉豆)」です。
葉の付け根から花茎を出し、数十輪の小さな花を穂状に咲かせますが、垂れたように咲く花姿が 「フジ(藤)」 に似ていますので、「コマチフジ(小町藤)」という別名もあります。
1990年代に日本に導入された比較的新しい園芸品種で、以前にも 白色 を紹介していますが、桃色や青色も出回っているようです。