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平たい<茎節>が連鎖して成長していきます【ウチワサボテン】ですが、サボテン科オプンティア属に分類されています。
オプンティア属には、サボテン類の中で典型的な種の多くが分類されており、約250種ほどが分類されるもっとも大きな属です。
初夏に茎の<刺座>に花芽をつけて艶のある黄色い花を咲かせ、雄しべはこの仲間の特徴として、数多く密生しています。
果実は赤紫色に熟してほんのりと甘く、おいしいとまでは言えませんが食用として利用され、 <茎節>はピクルスやサラダ・ステーキとして利用されています。
この【カーリーミント】は、ヨーロッパ中部から地中海沿岸が原産地です。
シソ科ハッカ属の多年草で、 「スペアミント(西洋薄荷)」 に似た香りがあり、ハーブティーや料理用のスパイスとして利用されています。
地下茎を伸ばして広がり、葉は卵形で鋸葉のある縁が波打つ姿から「カーリー」の名が付き、その波打つ葉の特徴から、和名では「チヂレハッカ(縮緬薄荷)」と名付けられています。
ハッカ属の中では草丈は高く、60センチほどに成長し、6~8月頃になりますと葉頂に穂状花序を出し、淡い桃色の花を咲かせます。
暗赤紫色の花弁が、なんとも魅惑的な色合いの【スカビオサ・メナディープ】です。
「スカビオサ」は「西洋マツムシソウ」と呼ばれ、ヨーロッパを中心としてアジア・アフリカに約80種が分布しており、日本にも「スカビオサ・ジャポニカ」1種が分布しています。
マツムシソウ(スイカズラ)科スカビオサ属に分類され、日本の「マツムシソウ」は秋の高原を彩る山野草として親しまれ、<マツムシ>が泣き出す頃に咲き出すことが名称の由来です。
「スカビオサ・アトロプルプレア」 や 「スカビオサ・ブルーバルーン」 など、ほとんどの品種が淡青~青紫系の花色なだけに、この暗赤紫色の花弁は印象に残ります。
淡青紫色の【ローズマリ-】 は良く見かけるのですが、桃色の花弁の【ローズマリー】を見つけました。
シソ科マンネンロウ属の常緑低木で、品種名としては「マジョルカピンク」で流通しているようです。
和名では「マンネンロウ(迷迭香)」との名称が付いていますが、これは中国語表記と同じです。
立性の【ローズマリー】で、草丈は50~150センチ、しなやかに伸びる枝に濃い緑色の葉と桃色の花を咲かせます。
古くからハーブとして栽培されてきていますが、特に【ローズマリー】が有名になったのは、14世紀のハンガリーの老齢の王女が献上されたチンキ(ハーブをアルコールで漬けたもの)を利用したら、持病が治ると共に若返り、隣国のポーランドの20代の王子からプロポーズされた有名な話しが残されています。
葉先の尖った長楕円形の暗赤紫色の葉が目立つ、観葉植物の【コルディリネ・マルーン】です。
リュウゼツラン科コルディリネ属の常緑低木~高木種で、東南アジア・オーストラリア・ニュージーランドに約20種の仲間が分布しています。
属名のコルディリネは、ギリシア語の「コルディレ(こん棒)」に由来し、棒状の根を持つことにちなんでいます。
一般的には本種の暗赤紫色よりも、緑葉種の「コルディネリ・テルミナリス(ターミナリス)」を多く見かけます。
この「コルディネリ・テルミナス」はハワイでは「ティー」と呼ばれ、神聖な木として玄関先に植えられ、また「レイ」や「フラのスカート」のほか、<ラウラウ>などの料理にも用いられています。
3月もなかばになり、あちらこちらで<チューリップ>を見かける機会が多くなりました。
今回は、4種類の多彩な色の品種が集まりました。
A:品種名「カランバ」・・うすい赤色に濃い赤色の模様が浮かぶ一重咲き。
B:品種名「ピンクビジョン」・・パステルピンクの花弁に緑色の斑紋が入るパロット咲き。
C:品種名「ミステリーパロット」・・妖艶な紫色の花弁に、白色の縁どりが入るパロット咲き。
D:品種名「ランジェリー」・・白い色の花弁に淡桃色ののフリルがかわいいフリンジ咲き。
品種改良品の多い<チューリップ>ですが、品種名を同定するのに手こずる花のひとつです。
園芸業界の流通名は複雑なモノがたまにありますが、この「レースフラワー」もそのうちのひとつで、厳密には1種類ではありません。
一般的にセリ科ドクゼリモドキ属の植物が 「ホワイトレースフラワー」 と呼ばれ、トラキメ属は「ブルーレースフラワー」と区別され、花色が白色のモノを「ホワイトレースフラワー」、本種のような桃色のモノを【ピンクレースフラワー】と呼び分けています。
また「ピンクレースフラワー」と呼ばれるモノの中には、ピンピネラ属のモノもあり、名前だけでは区別ができません。
このトラキメ属はオーストラリア原産の一年草で、属としては10種以上の仲間がいます。
属名の「トラキメ」は、ギリシア語の「トラキス(粗い)」と「ヒメン(膜)」との合成語で、果実の形質を表しています。
花は5弁花で長い柄を持ち、花径7~10ミリの集合花を付ける散形花序をなし、葉はまばらに互生、三裂もしくは二回三裂葉で、茎はもろく折れやすい性質です。
花径2センチにも満たない桃色の4弁花の【ボロニア・ピナータ】で、葉脇にたくさん咲かせ、花持ちがいいので長く楽しめます。
ミカン科ボロニア属の常緑低木種で、オーストラリアが原産地、約100種ほどの仲間がいます。
ボロニア属として良く出回っているのは、花の形が釣鐘状の<ヘテロフィラ>種と、星状の本種です。
葉は羽状複葉で、小葉は細く、ミカン科特有の芳香が漂います。
属名のボロニア(ボローニア)はオーストラリアだけの固有種ですが、なぜイタリアの地名が付いているのか疑問でしたが、イタリアの植物採集科<フランチェスコ・ボローニ」に由来しているとわかりました。
道端や空き地などで春先から11月終わりごろまで花を咲かせる「ノゲシ(野芥子)」ですが、特にこの時期に咲かせているのを「ハルノノゲシ(春の野芥子)」と呼んでいます。
キク科ノゲシ属の分類される植物でヨーロッパ原産、日本には中国から渡来した「麦」と共に入りこんだ史前帰化植物です。
和名に「ケシ(芥子)」と付いていますが、ケシ属と葉の形が似ているだけで、分類上は全く別系統です。
貝原益軒の『大和草本』には、「ケシにもアザミにも似て花は黄色く、花のあとの冠毛が飛散して新苗になるのはタンポポのようだ。葉や茎を切ると白い乳液を出し、食用になる」と記載されています。
「スミレ」の仲間では、一番開花時期が早い【ニオイスミレ(匂菫)】です。
スミレ科スミレ属の寒さに強い耐寒性の多年草で、分布は西アジアからヨーロッパ・北アフリカと広範囲に渡ります。
草丈は10~15センチで茎は匍匐し、葉は根生で形は丸っぽいハート型です。
花は左右相称の5弁花で、すみれ色と称される明るい藍色が基本ですが、薄紫色・白色・淡桃色などがあり、八重咲きの品種も出ています。
鼻を近づけますと強い芳香性が楽しめ、「バラ」や「ラヴェンダー」と並ぶ香水の原材料として、古くから栽培されていました。
<ナポレオン>が愛した花だと言われ、<シェークスピア>は『夏の夜の夢』のなかで「恋の媚薬」として登場させています。
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