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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(1034)【ルリタテハ】の幼虫

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ファルコン昆虫記(1034)【...
特徴のある「棘」形状を持つ容姿として、かねてより観察してみたいと思っていましたチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ルリタテハ属の【ルリタテハ】の幼虫と、ようやく遭遇できました。

幼虫の食草である「タイワンホトトギス」が、葉を食べられ、茎だけの姿になっていましたので、じっくりと観察、葉の裏影で発見しました。

幼虫は地色が紫黒色で、無毒の黄白色の棘状突起を計68本持っています。サルトリイバラ科の「サルトリイバラ」、ユリ科のホトトギス類、ユリ類などを食草とし、全幼虫期を通してこれら植物の葉裏で生活しています。

成虫は、開帳65ミリほど、 濃い黒褐色の翅の表面に「ルリタテハ(瑠璃立羽)」の和名通りの鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るきれいな姿をしています。英語名では、〈Blue Admiral (青い提督)〉と呼ばれています。
#タテハチョウ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #食草 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1033)【ヤマトアブ】

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ファルコン昆虫記(1033)【...
網戸に留まっていました、体長2センチほどのハエ目(双翅目)アブ科の【ヤマトアブ】です。

【イエバエ】よりも数段大きい体形ですが、【ウシアブ】とよく似ていますが、【ウシアブ】は複眼が緑色、【ヤマトアブ】は褐色です。また触覚の第3節の基部が橙色で、先端が黒色の特徴を持ち、体長も2センチ以下とやや小さめです。

頭部のほとんどが複眼で覆われ、両複眼の間には隙間がないが「オス」で、写真の【ヤマトアブ】には少し隙間がありますので「メス」のようです。腹部は黒色で黄色い縞模様があり、中央で小さい三角形になっています。

成虫は7~9月に出現し、メスは牛や馬から血を吸います。人間も噛まれますので、観察には注意してください。
#アブ科 #ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1032)【タイワンタケクマバチ】

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「セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)」の周辺を、体長3センチほどの黒い「蜂」が周回、「クマバチ」かと身構えましたが、胸部に黄色い部分がなく、一般的に蜂の羽は「黒色」か「茶色」ですが「褐色」で全身が黒いので、ハチ目 ミツバチ科の【タイワンタケクマバチ】と同定しました。

名称通り外来種の「蜂」で、中国南部からインドにかけての地域や、台湾に生息する蜂で、国内での初記録は2006年に愛知県豊田市にて確認されています。兵庫県では、2021年までは確認されてませんでした。

主な営巣場所は、枯れた竹です。民家や農地などの竹棚、竹林、竹材置き場などに生息しています。エサである花の花粉や蜜を集めて、巣に帰ります。

【タイワンタケクマバチ】が増えることで、在来種である「クマバチ」含め、他のミツバチ科とエサの取り合いになる可能性があります。
#ハチ目 #ブログ #ミツバチ科 #昆虫 #膜翅目

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ファルコン昆虫記(1030)【ウスバミスジエダシャク】

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ファルコン昆虫記(1030)【...
少し距離がありましたが、何とか撮ることができましたチョウ目 (鱗翅目) シャクガ科  エダシャク亜科の【ウスバミスジエダシャク】です。

シャクガ科は、鱗翅目のなかでは、ヤガ科の次に大きな科で、日本で知られている種は800種近くに達しています。大部分の種は夜行性で、昼間は樹皮や葉の裏にはねを開いて静止しているため、彼らの静止する背景によく適応した色彩斑紋があり、従って地味な色調のものが多いようです。

翅模様がはっきりとしていませんので、シャクガ科エダシャク亜科に間違いはないのですが、よく似た色合いと模様の種が多くあり、同定に困りましたが、悩んだ末に大きな問題がなさそうな【ウスバミスジエダシャク】としました。

淡い模様がありますが、斑紋の強弱は個体差があり、触覚が糸状ですので、「メス」の個体です。平地から山地にかけて普通に見られる種です。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1028)【ヤブキリ】(13)

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ファルコン昆虫記(1028)【...
アルミサッシにしがみついていましたバッタ目キリギリス科の【ヤブキリ(藪螽蟖)】です。

体長(頭部より羽の先まで)45-55ミリ前後。体色は緑が普通。まれに全身が褐色になるものもいるようです。羽は腹端より僅かに出ています。頭頂から羽の先まで背面を貫くように褐色の筋が入ります。

本種は「メス」で、尾部の産卵管は長めで、腹部と胸部を足したぐらいの長さ。「キリギリス」と異なりまっすぐに伸びています。

幼虫の【ヤブキリ】の触角はかなり長めですが、成虫の触角は幼虫時と比べますと短いように思え、左右の長さも違うようです。自然にそうなるのか、生活する上での自然環境によるものなのか、気になる部分です。
#キリギリス科 #バッタ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1027)【ニセヘリクモカメムシ】(2)

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ファルコン昆虫記(1027)【...
同属の「ヒメクモヘリカメムシ」に良く似た形態だから、和名に「ニセ」を冠しているカメムシ目(半翅目)ホソヘリカメムシ科ヒメクモヘリカメムシ亜科の【ニセヘリクモカメムシ】です。

2番手に登録されただけで、人間界の都合で「ニセ」というかわいそうな名称が付けられてしまいましたが、新しい名称を付けてあげればよかったのではないかなと、【サトクダマキモドキ】【ナナグシモドキ】のように「・・・モドキ」等の呼称の昆虫と同様に違和感を感じてしまいます。

【ニセヘリクモカメムシ】は、日本各地に分布し、低山地~山地まで広く生息し、成虫は山地の草上などで見られます。体長15ミリ程度、体は細長く、色彩は褐色のまだら模様の細長い容姿をしています。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1027)【クマゼミ】(9)

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8月も後半に入り、住居地周りの【クマゼミ】の鳴き声も、少し小さくなってきたようですが、カメムシ目(半翅目)セミ科に分類される【クマゼミ】を見つけることができました。

成虫の体長は60-70ミリほどあり、日本特産種の大型のセミで、日本産のセミの中では、「ヤエヤマクマゼミ」に次いで大きな体をしています。翅は透明で、付け根付近の翅脈は緑色で、「アブラゼミ」「ミンミンゼミ」に比べて頭部の幅が広いのですぐに見分けられます。

近くに仲間の【クマゼミ】がいないと、鳴き終わってすぐに別の場所に飛んで移動するという習性があります。これは出現初期や末期に顕著に見られます。一方、近くで【クマゼミ】が鳴くと競り合うように鳴き、群集する習性が見られます。
#カメムシ目 #セミ科 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1025)【ワタノメイガ】

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ファルコン昆虫記(1025)【...
淡い黄褐色地に茶褐色の翅模様がとても特徴的できれいな、開帳30ミリほどのチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【ワタノメイガ(綿野螟蛾)】です。

幼虫は「ムクゲ」「ワタ」「フヨウ」「オクラ」「タチアオイ」、などのアオイ目アオイ科植物の葉を巻いて、中で葉を食害します。若齢幼虫の色は乳白色。体長2cmほどの老齢幼虫になると、体色が淡い緑色で、頭が黒くなります。

前回の同じツトガ科ノメイガ亜科の色鮮やかな【アメリカピンクノメイガ】と同様に嫌われがちな「蛾」でありながら、自然の作り出す翅の模様や色合いに興味が尽きません。
#アオイ科 #チョウ目 #ツトガ科 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1024)【マイマイガ】の幼虫

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ファルコン昆虫記(1024)【...
成虫になる「蝶」や「蛾」がいるということは、完全変態ですので、幼虫段階があります。

鳥などから狙われても、躊躇させるような毛と配色が特徴的なチョウ目(鱗翅目)ドクガ科 マイマイガ属 の【マイマイガ(舞舞蛾)】の幼虫がいました。時期的に各種幼虫との遭遇は遅いように思えますが、猛暑日等の気温との関連があるのかもしれません。

幼虫は典型的な毛虫で、頭部には1対の縦長の黒斑があり、目玉のように見えます。背面には目立つ二列の点が並んでいます。この点の色は個体にもよりますが頭寄りの5対のみ青、それ以降の6対は赤くなるものが多いようです。成長すると体長60ミリほどになります。
幼虫には1齢幼虫にのみ毒針毛があり触れると皮膚炎を引き起こします。「卵」、「2齢以降の幼虫」、「繭」、「成虫」には毒針毛はありません。

成虫は、性的二形が顕著で、オスは茶褐色、メスは白い色をしています。大きさも異なりオスは体長20ミリから50ミリ程度、メスは50ミリから大きな個体では100ミリほどにもなります。
#チョウ目 #ドクガ科 #ブログ #幼虫 #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1023)ブルーサルビアに【ヤマトシジミ】(38)

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昨日のきれいな赤紫色の翅のチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】の幼虫の食草がシソ科とのことで、再会を期待してプランターに植えられていますサルビア類を眺めておりましたら、今度はチョウ目・シジミチョウ科・ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】が吸蜜に訪れ、花の中心部に頭から突っ込んで、横向きに姿勢を保持しています。

シソ科サルビア属【サルビア・ファリナセア】は〈ブルーサルビア〉とも呼ばれる青い花がきれいな植物で、北アメリカおよび中央アメリカが原産の多年草ですが、寒さに弱いので日本の気候では冬越しはできない1年草扱いです。

サルビアだけで見ると世界中に数百種類という数が存在します。よく見かける赤いものは「スプレンデンス」という品種。ブルーセージもサルビアの仲間ですので品種のひとつと数えられます。

花弁には白色のスポットが入り、スポットは花蜜標識として、蝶々や花蜂を引き寄せる働きがあります。そのため、開花期間中は蜜を求めて花の周りを花蜂や蝶々がよく飛び回っていますので、昆虫撮影には楽しみがある花たちです。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #植物 #花 #鱗翅目

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