「1ドル=161円59銭」
Jul
10
10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比40銭円安・ドル高の「1ドル=161円65〜75銭」で取引を終えています。円の安値は『1ドル=161円81銭」、高値は「1ドル=161円43銭」でした。
日米欧の株高を受け、低リスク通貨とされる円に売りが出やすい状況でした。
米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は7日連続で過去最高値を更新するなど、半導体株を中心に買いが勢いづいています。10日の東京市場で日経平均株価も連日で最高値を更新し、欧州の主要な株式相場も軒並み上昇しています。投資家のリスク選好姿勢が強まり、円売り・ドル買いにつながっています
円は対ドルで『1ドル=161円台後半」まで売られた後は下げ渋っています。日本政府・日銀による円買いの為替介入に対する警戒感もくすぶっており「162円が次の節目として意識されている」との見方があり、米長期金利が小幅ながら低下したことも、円相場を下支えしました。