「片腕マシンガール」「富江アンリミテッド」「電人ザボーガー」などで知られる<井口昇>監督が手がけた異色ゾンビ映画『ゾンビアス』が、(R15+)指定で2012年2月25日より全国で公開されます。
恐ろしい寄生虫により誕生した排泄物まみれの「ゾンビ=ウンデッド」が、キャンプを楽しみにやってきた若い男女を襲う様子を描いたショッキングホラー映画です。
子役時代に出演したNHK教育『天才てれびくん』で知られ、現在は女優・モデルとして活動する<中村有沙>が、汚物まみれのゾンビと戦う女子高生役を熱演しています。
古今東西の「ヌード画」を通して、その当時の美術界の流れ、書かれた時代の社会背景等を巧みに書き込みながら、名画と言われる作品の解説書です。
<ヌードは、単なる裸体のデッサンでもなければ、性的なエモーションを呼び起すための手段でもない。自分自身の理想や欲求やあこがれを写し出す鏡なのである>の著者の言葉通り、どのような視点から眺めるのかでとらえ方は違ってきますが、本質的には「性」への賛歌が見て取れます。
カバネルの『ヴィーナスの誕生』、アングルの『泉』や『奴隷のいるオダリスク』、ボッティチェルリの『ヴィーナスの誕生』、マネの『草上の食事』や『オランピア』等、どれも美術の教科書に出てきますのでおなじみですが、トリビアな知識をたくさんいただきました。
表紙の写真はジェロームの『ローマの奴隷市場』ですが、女性の姿は、アングルの『泉』に描かれている、壺を抱えた女性の裏返しのポーズです。
左のウエスト部分を垂直に描くことで、右側のウエストのくびれが強調されるという技法、「なるほど」と納得してしまいす。
いつも通り、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で呑んでいましたら、<ペコちゃん>から「福太郎」という銘のみかんをいただきました。
<ペコちゃん>が勤めている会社、結構手土産品を多くもらうようで、饅頭やクッキーなど、お店のオネイサン達に差し入れされています。
今回はこの【福太郎みかん】をたくさんいただいたようで、わたしもひとつおすそ分けしていただきました。
愛媛県今治市の特産品で越冬完熟が<ウリ>のようで、皮も薄く、ものすごく甘みのある糖度の高いみかんでした。
みかんひとつづつ紙袋に入れられていますので、これだけでも高級品の趣きです。
珍しいものを味わうことができ、<ペコちゃん>に感謝です。
バタバタとしていて、いつもより遅めのお昼ご飯になりました。
JR線に乗り換える予定で、新長田駅の利用が一番便利なので、駅の近くでお昼ご飯です。
少し路地裏的な場所にあり、落ち着いた雰囲気で食事ができる【かぞく亭】に寄りました。
午後一時を回り、お昼時のお客さんも一段落されていたのでしょう、女将さんたちが賄い料理を食べられていました。
おそがけを恐縮しながら、「スタミナ定食」を注文したのですが、売り切れとのことで「煮込みハンバーグ」(600円)に変更です。
手作り感ある厚めのハンバーグ、デミグラソースの味もちょうどよくおいしくいただけました。
小鉢物も、好物の「きんぴらごぼう」がありましたので、楽しさ倍増です。
お勘定をすませ、表に出たところでお店の提灯看板が消灯しました。
午後二時までの、本日のランチタイムの終了です。
JR三ノ宮駅から神戸市役所へつながる南北の道路は、「フラワーロード」と名付けられており、左右の道路脇は彫刻や花壇が並んでいます。
「ネリネ」 や 「モコモコモンスター」 は、このフラワーロードの花壇で見かけました。
今回も、もっこりときれいに形作られている【モクビャッコウ(木百香)】が、目につきました。
銀白の葉が美しい、キク科モクビャッコウ属の耐寒性常緑低木です。
葉の裏側が細やかな毛でおおわれ、春から夏にかけては緑っぽく見えていますが、秋から冬にかけ株全体が美しい銀白の輝きを見せてくれます。
一見、同じ銀白の葉がきれいな 「シロタエギク」 と見間違えそうですが、「葉」の形状が違いますので、見分けは付きます。
「アサギリソウ」 や 「カロケファルス」 をはじめ、冬場は花ではなく「葉」を楽しむ植物が多いのも、四季がある日本ならではの楽しみです。
昨年アップしました <シクラメン> 、今年も元気に咲いておりました。
昨年は1本だけの花茎でしたが、この一年で体力をつけたのか、複数の花茎に花がきれいに咲いています。
いたづらされることなく、このままきれいに咲き続けてほしいものです。
以前、神戸ご当地で紹介しました神戸市の <原付ナンバープレート> の独自のデザイン、はじめて街中で見かけました。
昨年6月から交付されているはずですが、見かけることなくすっかりと忘れておりました。
神戸ポートタワーと海の色を表すブルーの色合い、小さなプレートとしては少し書き込みが多い気もしますが、いかがでしょうか。
同じメーカーの <農心>「辛ラーメン」 の「袋物ラーメン」と「カップ麺」はよくみかけますが、【激辛ラーメン旨】というのを見つけました。
カップサイドの文字ばかりの正面を気にしていましたので、上蓋が逆さまになっているのに気が付かず、申し訳ない写真になりました。
粉末スープ、そんなに赤みはありません。
ネギの中に、唐辛子の赤身がチラホラ見える状態です。
熱湯で3分、出来上がりのスープの色合いも、赤みは少ない状態です。
「激辛」とありますが、辛党としては特段辛さを感じることはありませんでした。
コシのあるちじれ麺ですが、麺自体の味わいよりもスープで食べさせる感じでした。
辛さに重点をおき過ぎているのか、飲みきりましたがスープとしてのコクのバランスは、感心できませんでした。
ガザニアもこの橙色を始め、白色・青色・桃色・バイカラ-と多色な色合いが楽しめる花です。
原産地は南アフリカ、キク科ガザニア属の花で、和名では「クンショウギク(勲章菊)」と呼ばれていますが、豪華な花弁が勲章の飾りに似ているのでしょう。
南アフリカを中心に約40種類程度が分布しており、それらの野生種をヨーロッパにおいて品種改良されています。
長く伸ばした花茎の先端に一輪の花を咲かせ、花径は5センチ以上の大輪になります。
アリストテレスの著作などをラテン語に翻訳したギリシャ人の<ガザ>さんの名前が由来だとか。
花弁の形状がきれいにそろってはいませんが、【ガザニア】は晴れた日中のみに開花する花で、それ以外は蕾のように閉じているという、面白い特性を持つ花です。
とある郊外の団地を舞台に繰り広げられる、7作の連作短篇集です。
ひとつひとつの短篇の登場人物がそれぞれに関連しあい、現代にうごめく市井の生活を、見事に切り開いています。
推理小説を読むように、肩肘張って筋立てを読み解くような姿勢ではなく、「そうなんだ」という軽い気持ちで読み流さないと、作者の意図は分かりにくいかもしれません。
(1) 夫の浮気癖に、離婚を決心すす妻
(2) 教え子の中学生女子と関係を持ち続ける絵画教師
(3) 結婚の約束を反故にされた喫茶店の女店主と、その相手の両親との交友
(4) (1)の浮気男が、若い女をつれて先妻の娘の結婚式に出向く旅行
(5) (2)の絵画教師と離婚した妻のその後
(6) (3)の女店主と関係を持つやくざな男
(7) (3)の結婚を反故にした男と結婚をした妻が、その後の女店主との関わり
てな具合で、ストーリーが進んでいきます。
軽いタッチで書かれた文章表現の中に、人間の喜怒哀楽・本性を垣間見せてくれる一冊だと思います。
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