新橋の汐留ミュージアムで行われている「ウィーン工房1903-1932」を11月初めに行ってきた。そもそも近代建築史では、ウィーン分離派は習うが、その後のヨーゼフ・ホフマンのウィーン工房までは踏み込まない。どちらかというと、近代建築につながるオットー・ヴァグナーやアロルフ・ロースの建築を紹介するだけであった。大学3年生のときに建築学科で行われた海外研修旅行でウィーンに訪れたときも、ヴァグナーのカールスプラッツ駅や郵便貯金局などは訪れたが、ヨーゼフ・ホフマンのものは記憶にない。もちろん、ムジークフェラインとオペラ座は個人的にちゃんと訪れて音も忘れずに聴いた。
ということで、セセッション後、よく知らなかった20世紀初頭のウィーンのデザインの流れがよくまとめられており、とても勉強になる。お勧めです。
そういえば、だいぶ前に、横浜元町にあったアンティークショップで、ウィーン・ユーゲントシュティルのC&Sが2客あり、購入を悩んだことがあった。結局すぐに売れてしまい、購入できなかったが、最近、その1客をあるコレクターが持っていることがわかった。同じものかどうかはわからないが、珍しいものなので、たぶん同じものだろう。ここにいたんだと、少し、なつかしかった..
買い物から帰ってきたとき、いつもはカイを繋いでから車を入れるが、もしかしたら逃げないかもと思い、この前の日曜日、初めて、庭に放したまま門を開けて車を入れてみた。とりあえず、うちの奥さんが相手をしている間に、車庫の門を開け、車に乗り込みエンジンをかけた。一瞬外に出たが、うちの奥さんが呼ぶと、戻ってきて、車の周りをうろちょろ。気を付けながら、どうにか、カイを庭に放したまま、車庫に車を入れることができた。
大変よくできました。
写真は、そのあと、デジカメが手元になかったので、携帯で撮影したものである。
ヴィキイ・バウム(1888-1960)著の「バリ島物語」である。右側上下巻に分かれている2冊は、1937年に出版された「A Tale from Bali」を1942年(昭和17年)に興風館から金窪勝郎(1906-1980)が翻訳して出版され、昭和55年に私家出版されたものである。左側の1冊は、東海晴美さんが企画・監修して、1997年12月に筑摩書房から出版された改訂版である。この改訂版の解説を梅田さんが書いている。実は、この改訂版が出版されていたことを私は今年夏に梅田さんから聞くまで知らなかった。いや、知っていたのかもしれないが、右側の私家出版された上下巻をすでに持っていたので、気にしていなかったのかもしれない。それに、私は1998年3月から1年間デンマークに住んでいたので、発売された当時は、おそらく知らなかったと思う。
ところで、この本に、今年の夏に調査したバンジャール・タマンのブバロンガンが出てくるのである。物語ではタマン村の出来事が中心に描かれており、バロンダンスだけでなく、レゴンダンスも踊られている。ということは、この楽器はもともとプレゴンガンとして造られたのであり、この物語が1906年の史実をもとにノンフィクションの要素が強い小説であることから、おそらく19世紀から存在していた可能性がとても高い。
そこで、もう15年以上前に読んだ本であるから、ほとんど記憶に残ってないので、バリから帰ってから読み直そうと思い、そして、それならば、梅田さんが「力作だから、是非読んでくれ!」と言っていた改訂版の解説も読もうと思ったので、注文して一昨日届いた。ということで、解説は読んだが、まだ本文は読んでいない。全部で590ページ。電車の中で読むには重くて、持ち運びが面倒…。 いつ読もうかな…
昨日は、南からの強風で、雨がカイの犬小屋へ降り込み、行き場所がなくなったので、家の中に入れてあげました。しかし、おとなしい。丸くなって寝てしまいました。今朝はさっそく外に出て、門の前で番をしてます。
634mがギネスに登録されたようですね。怪しい天気で、ツリーも霞んで見えます。
茨城県陶磁美術館で2012年1月2日から行われる展覧会のリーフレット原稿です。今月末には印刷され、できあがってきます。ポスターも同じデザインです。キャッチコピー入りです。美術館によって、それぞれ個性があり、面白いですね。画像をクリックすると大きくなります。
最近のお気に入りの場所です。砂利の上が気持ち良いのかな?
「アルティジャーノ」で食べた芋パイと栗パイです。コーヒーはちゃんと織部焼のカップ&ソーサで入れてくれます。リーズナブルなお値段で美味しかったです。軽く休憩するのにちょうど良く、お勧めの場所です。
多治見のオリベストリートにあるベーカリー「アルティジャーノ」です。ハリネズミの湯たんぽを買った「たじみ創造館」の向かいにあります。中ではおいしいそうなパンがたくさん売っており、店の中でコーヒーや紅茶を頼んで食べることができます。値段も手ごろなので、結局、ここも2回入ってしまいました。
インテリアが面白く、壁に陶磁器で作られたトーストが貼り付けてあり、上から下に行くにしたがって、だんだんと焦げ色が濃くなっています。さすがは陶磁器の町多治見ですね。
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