人間の脳にはクセがあります。
いいことより、悪いことを記憶してしまう
クセですね。
なぜ、そんなことをしてしまうかというと
命を守るためです。
赤ちゃんはスーパープラス思考です。
怖いものなしですよね。
危ないとか危なくないとか
関係なしに興味を持ったものは
何でも口に入れます。
命知らずです。
そうして、痛いとか怖い思いをして学ぶんですね。
ストーブに近づいたら熱いとかね。
だから成功のイメージより失敗の
イメージのほうが記憶に残ります。
それをいつまでもイヤーな感情付で
覚えているのでできなかったらどうしよう!
なんて思考になります。
できなかったらどうしようと自分に
ダメ出ししてもいいことはない!
そう思って変えようとする。
自己否定から自己肯定ですね。
このとき、いきなり自己肯定の
ステップに進もうとするとつらくなります。
なぜなら、できないと言ってはダメだ!を
無理やりできるといっても、心の底は
できないと思ってるのですから違和感満載!
ダイエットではないですが、無理がたたると
「もうどうでもいいやあ」なんて
投げやりにもなってきます。
自己肯定に行くには、その前に
自己受容のステップが必要になります。
自己受容とはありのままの自分を受け止める。
できない!
不安に思っている自分にダメ出ししない!
頑張れない!と思ったら
何言ってんの、そんな弱気でどうすると
叱咤激励するのではなく
頑張れないという声が聞こえたら
そうなんだ~と
自分の気持ちを受け止める。
自己肯定の段階ではない人に
できるよ!大丈夫!信じているよ!
と声かけしても却って辛くなります。
人を励ますときは相手の状態に
よってかける言葉も変わってくるのです。
いいも悪いもジャッジしない!
ここで心が落ち着いてから
自己肯定でステップです。