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くまごろうのひとりごと

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PSP Inc. ゴルフトーナメント2012

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PSP Inc. ゴルフトーナ...
昨日、PSP Inc.主催のゴルフトーナメントが開催され、くまごろうも参加した。今年の会場は内倉さんやTinyさんがメンバーであるThe Members Club at Aldarra、Tom Fazioの設計した2001年にオープンしたコースで高低差の多い難コースだ。ブログルで内倉さんやTinyさんが苦労している話を見聞きしていたので、覚悟をしての参加である。これまでPSPのゴルフトーナメントはすべて参加しているが、例年通り今年も上天気だ。

ドライビングレンジは広大で、ティーボックスがやや高い位置にあるため、ボールの行方が良く見える。110ヤードと180ヤード先にあるグリーンが良いターゲットになる。大きく広がる青空の下であまりにも気分が良いので、ラウンド前なのにたくさんボールを打ってしまう。

噂に違わず高低差の多いコースはかなり難しい。特にパー4の2打目やパー5の3打目の距離感が合わず、くまごろうが残りヤーデージと高低差を勘案して選んだクラブではグリーンに届かなかったり、逆にグリーンをオーバーして苦戦する。またグリーン周辺のエプロンが急傾斜で、一旦グリーンに乗ったボールが転がり落ちてこぼれてしまうホールも少なくない。更にグリーンはくまごろうのホームコースに比べれば速くはないが三次元的で起伏に富み、パッティングのラインやスピードを読むのが容易ではないため、3パットは数え切れない。おかげでパーはたったの4つ、2つのパー3ホールでは7も叩いてスコアは散々だった。今回は初めてのラウンドだったが、もう一度是非このコースに挑戦してみたい。

やや日が傾いた頃のクラブハウスでのラウンド後のディナーは美味しく、また渇いた喉を通るビールは最高で、一緒に回った仲間との会話を楽しんで苦しいラウンドを忘れることが出来た。

内倉さん、Tinyさん、それに色々とお手伝いをされたPSPの皆様、大変お世話になりありがとうございました。とても楽しい夏の1日を過ごさせていただきました。
#スポーツ
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ゴルフ

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ゴルフ
月2回送られてくるWashington State Golf Associationのニュースレターは最新のGolf Handicap Index(GHIN)を通知してくる。GHINは最近の20ラウンドのスコアのうち、ベスト10スコアを平均して算出する。

8/15/12付ニュースレターに示されたくまごろうのGHINは15.2である。過去のデータでは8/1は16.4、7/15は17.0、7/1は17.1だから、最近は調子が良いことを示している。ちなみに昨年シーズン終了時には16.9、今年のシーズン初めはあまり調子が出ず5/1は18.0、6/1には19.0を記録している。

最近はドライバーの調子が良く、飛距離も昨年よりは伸びている。またセカンドショットも比較的安定している。パットは自分でも調子が良いことを実感することが多い。それらのことが集積してGHINに反映されているのだろう。GHIN 15の達成をNew Year Resolutionのひとつに掲げていたのでもう一息だ。

過去20回の中で最悪のスコア102はClub Championshipの初日に叩いたもので、シャンクが5回も出て自滅したラウンドだった。このイベントの2日目も96と普段の実力を出せないラウンドとなった。逆に今年から始めたシニアのクラブ対抗戦では良いスコアでラウンドすることが多い。洋子さんに言わせれば、トーナメントでは張り切りすぎて緊張しているため、とくまごろうの精神的な弱さを指摘されている。悔しいがその通りのようだ。

人ごとではあるが、Tiger Woodsも今年はかなり回復してきているが、メージャーで優勝に絡めないのは精神力のためではないかと思っている。タイガーも座禅を組み、滝に打たれて精神修養することがメージャーでの優勝の近道かもしれない。
#スポーツ
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親子の鹿

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親子の鹿
わがやのバックグラウンドに再び鹿が訪れた。今回は母鹿と小鹿二頭の家族連れで、小鹿はその大きさから今年生まれたのだろう。母親のそばで草や木の若葉を食べている。

鹿は泳いでレイク・ワシントンを渡りマーサーアイランドにやってくると思われるが、小鹿たちを見ていると、彼らが一緒に500メートル以上ある距離を泳いできたとは思えない。とすると彼らはマーサーアイランド生まれなのだろうか。

この島には鹿を襲うような動物はいない。また食べ物となる草や木の若葉、チューリップやバラなど季節ごとの花、家庭菜園で育てている野菜類などは豊富である。冬でもツタがそこらじゅうにあり、雪もめったに降らないので年間を通して餌には困らないのだろう。2008年11月にくまごろうが初めてこの島で鹿を見て以来、鹿の生息数は増え続けていることだろう。
#ペット #動物 #昆虫
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Everett Golf & Country Club

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Everett Golf & Country Club
先週の土曜定例ゴルフはホームコースがトーナメントで使えないため、Reciprocalという制度を利用してEverett Golf & Country Clubでの出稽古となった。このクラブは1910年に創設されたシアトル地域で最も古いプライベートクラブのひとつであり、最近作られたコースのような距離が長く大きなグリーンではなく、バックティでのレーティングは69.7/126でハンディキャップゼロのゴルファーなら69.7で回れることになっている。因みにホームコースのRainier Golf & Country Clubのバックティでのレーティングは71.1/135である。ゴルフコースとウィスキーは年代物が良いと言われているとおり、フェアウェイはまるでふかふかのじゅうたんのようであり、グリーンはRainierに比較すればやや遅いがそれでも結構速く、三次元的なパッティングには技巧を要する。ラフはRainierよりもかなり深く、くまごろうの腕ではラフに沈んだボールを100ヤード以上飛ばすことは出来なかった。

上がってみると4パー、7ボギー、7ダブルボギーで45/48、くまごろうとしてはやや不満の残る結果となったが、コースには急な下り坂が3ホール、グリーンが見えない急な上り坂が3ホールあり、そのうちの3ホールではダブルボギーを叩いている。また最後までグリーンのスピードが正確につかめず3パットが4つもあった。

やや蒸し暑かったが日差しもそれほど強くなく、歴史ある美しいコースで仲間と楽しいゴルフが出来たことはゴルフを生涯の趣味としているくまごろうにとって幸せなことだ。
#スポーツ
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ヒッグス粒子の発見

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ヒッグス粒子の発見
7月4日、欧州合同原子核研究機関CERNは『われわれはヒッグス粒子と思われる新たな粒子を観測した。』と発表した。この新たな粒子が1964年に予言されたヒッグス粒子であることを確認するには更なる検証が必要だが、これまでに得られたデータではヒッグス粒子である確かさが5シグマ(統計的な偶然の確率が100万分の1以下)ということで、おそらくCERNはヒッグス粒子を観測したに違いない。

20世紀以降の物理学は物質を構成する原子が原子核である陽子と中性子、それに電子からなっており、陽子や中性子が3つのクオークからなっていること、更に宇宙にはアップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムの6種類のクオークと、電子、ミューオン、タウオン、およびこれらに対応するニュートリノによる6種類の電子の仲間(レプトン)があることを明らかにしてきた。またこれら12種類のクオークとレプトンに対し力を伝達する素粒子としてのフォトン(電磁気力)、グルーオン(原子核を結びつける力)、ウィークボゾン(ベータ崩壊を引き起こす力)を発見し、まだ発見されていないグラビトン(重力)の存在を予測している。これに素粒子に質量を与えるヒッグス粒子を加えた17の素粒子が現代物理学の標準モデルを構成しており、ヒッグス粒子の発見は標準モデルを証明する偉大な成果である。

宇宙物理学では137億年前に宇宙が誕生した直後ビッグバンが起こって宇宙が急膨張し、ヒッグス粒子を除く16の素粒子やそれらの反粒子は空間を光速で飛びかっていたと考えている。そこにヒッグス粒子が発生し、フォトン以外の素粒子は光速で移動出来なくなって質量が生じ、その結果素粒子同士が結びついて陽子や中性子が生まれた。それゆえ、ヒッグス粒子が存在しなければ原子や星や地球、更には生物が生まれることはなかったのだ。また素粒子と反粒子は衝突すると光と熱を発生して消滅(対消滅)するが、まだ明らかにされていない何らかの理由で反粒子が10億個につき1個の割合で素粒子に変換し、素粒子10億個につき2個の素粒子が消滅せずに生き延びて物質である原子や星が生まれたとしている。

われわれが観察している137億光年にまで広がる銀河団も天の川銀河も、その中にある太陽系も地球もすべて対消滅をまぬがれた素粒子と、今回発見されたヒッグス粒子のおかげで存在することが可能になっているのだ。その意味でヒッグス粒子の発見は今世紀最大のニュースのひとつである。

写真はCERNのホームページから借用。
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学
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2012年前半を終えて思うこと

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今日は7月1日、今年も半年が過ぎた。正月に思ったことを振り返るのも悪くないだろう。New Year’s Resolutionとしてはくまごろうの歳になるとここ数年同じで、徳を磨き、健康に注意してまわりに迷惑をかけないこと、真言密教と科学を一層学ぶこと、ゴルフのUSGA Handicap Indexを15とすること、であった。

徳を磨くことについては日々努力しているつもりではあるが、座禅や特別な修行を行っているわけではなく、他の人を思いやり、怒りを鎮め、何ごとにも感謝の気持ちを忘れないよう努めてゆくのみである。本人は若かった頃に較べれば大分人間が丸くなったかな、と思うがこればかりは周囲の人に意見を聞かねばわからない。

健康管理は先ず合格点だろう。食べ過ぎ、飲み過ぎを慎み、野菜を多く採り、週末を除く毎日ストレッチや軽い筋力トレーニングを行い、週2回7.5キロのコースを走り、週1回は18ホールのコースを歩いて回っている。今年になって風邪も引かず、腹もこわさず、頭痛やめまいなども経験していないことは健康管理が機能している証だろう。

真言密教を学ぶことは文芸春秋に掲載されている関連記事を読む他には池上彰の仏教、キリスト教、イスラム教に関する本を読んだ程度で思ったほど進んでいない。岩波新書の密教の本は机に積まれたままである。この遅れは塩野七生の『ローマ人の物語』や半藤一利の『昭和史』などに時間を取られているためで、これらは間もなく読み終わるのでその後は仏教の学習は進捗するだろう。科学に関する勉強はくまごろうにとっては生涯学習であり、日常的に科学雑誌やインターネットから科学情報を得、また多次元宇宙などの本を読みかじっている。

ゴルフについては本日付のIndexは17.1であり、昨年シーズン終了時の16.9よりも悪く、目標の15ははるかかなたである。最近のドライバーショットやフェアウェイショット、更には寄せやパットも昨シーズンより上達したように感じているものの、それがUSGA Handicap Indexに反映されていないように思われる。今年後半は1打を大切に集中してプレイするよう心がけるつもりだ。

今年後半には娘の結婚、3年ぶりの日本訪問など大きなイベントが控えている。New Year’s Resolutionを肝に銘じ、充実した毎日を過ごすよう努力しよう。
#ブログ
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シニアゴルフ

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シニアゴルフ
今年くまごろうはゴルフクラブシニア対抗戦に参加している。このプログラムは5ヶ月に渡り毎月2回、他のクラブからの20名のシニア(50歳以上)とわがRainier Golf & Country Clubの20名がマッチプレイを行うもので、相手チームのコースおよびホームコースで各1ラウンドする。

5月はFederal WayにあるTwin Lakes Golf & Country Clubと、また今月はWoodinvilleにあるBear Creek Country Clubと戦った。先週のBear Creekでは、くまごろうはいくつかの不運(実力?)もあって51/45とあまり振るわなかったが2 upでマッチプレイでは勝利した。今日のRainierではホームコースの有利さもあって9パー1バーディーの42/45でラウンドすることが出来、8 upの圧勝だった。しかしいくらグリーンが速くて難しいとは言え4ダブルボギー、2トリプルボギーはいただけない。チームとしては先週は20対40で負けたが、今週は42.5対17.5の勝ち、合計では62.5対57.5でわがチームが勝利した。先月はTwin Lakesに4ポイント差で負けたのでやれやれだ。

今週はSan Francisco郊外のOlympic ClubでU.S. Openが開催される。U.S. Openは例年とても難しいコース設定となっており、パープレイで優勝出来ることも珍しくないが、特に1998年の18番ホールでのPayne Stewartのパットがこのコースの難しいグリーンの象徴ともなっている。今年は日本から石川遼君も参加する予定だが、Rory McIlroy、Rickie Fowler、Jason Dayなど世界の若手にまじって活躍して欲しい。
#スポーツ
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アライグマ

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アライグマ
昨日夕食後に何気なくバックヤードを見ていると、アライグマが歩いているのを見つけた。まだ小さく子供と思われるが、わがやに顔を見せるのは久し振りだ。バックヤードを横切って、メープルの切り株に座り、くまごろうの方をじっと見つめている。

アライグマはマーサーアイランドのシンボルともいえる動物で島内にたくさん生息しているが、夜行性のため自宅周辺に現れない限りあまり見かけることはない。以前住んでいた島の南にある住宅には近くに巣穴があったのかアライグマが一家揃ってよく訪れていたが、今住んでいる家ではあまり見かけない。

アライグマは雑食性で小動物、魚やザリガニなどの水性動物、昆虫、農作物などを食べるが、島の南に住んでいた頃は子供たちが小さかったこともあって、卵を与えると小さな穴を開けて殻はそのままにして中身を上手に飲むのをガラス越しに眺めたものだ。

昨日はアライグマがバックヤードにいるあいだ、木の上でカラスがうるさく鳴いていた。アライグマは木登りも上手なので、林の中にあるカラスの巣が襲われないよう、仲間に警告をしていたのかもしれない。アライグマも鹿と同様その姿は可愛いのだが、人をあまり恐れずゴミ箱をあさってゴミを散らかしたり、ドアが開いていれば室内に侵入するなど悪さをすることもあるので、ちょっぴり迷惑な訪問者でもある。
#ペット #動物 #昆虫
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ゴルフ

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ゴルフ
5月19日(土)にはクラブのメージャーイベントであるSpring Field Dayが開催された。例年の如くフォーマットはグロスとネットスコアを競う個人戦と、フォーサムのチーム単位で競うネットスコアによる2ベストボールである。ほぼ快晴のもと、午前8時30分のスタート時は半そでのポロシャツではやや肌寒いが最高のコンディションだ。毎年この頃からグリーンがとても速くなりパットが難しくなる。

われわれは4番ホールからのスタートだったが、最初のホールではこのところ好調のドライバーショットがスライスして右側の木の間に行き、2打目はフェアウェイに出すだけ、3打目ではグリーンに届かず、グリーン奥に設定されたピンを狙った4打目は少し大き過ぎてグリーンオーバー、5打目でグリーンに乗せたもののピンまでの距離があり2パットのトリプルボギー。昨年のこの大会でも出だしが良くなかったが結果は悪くなかったことを思い出し、気を取り直す。

5番ホールではティーショット、セカンドショットともに上出来、ピンまで6ヤードのパットも読んだ通りに転がってバーディー。6番、7番もパーが取れて希望がわいてくる。その後のホールでも難しいピンセッティングと速いグリーンに悩まされ苦労も少なくなかったが、上がってみれば1バーディー、7パー、4ボギー、4ダブルボギー、2トリプルボギーの出入りの激しい45/44のラウンド。2ベストボールはそれぞれが活躍するホールがうまくばらつき、何と24アンダーパーの120。これなら何かの賞にありつけると期待しながらビールで前祝い。

成績が発表されると、わがチームは2ベストボールでは20チーム中のベストネットで賞金$200を、また個人賞ではくまごろうは所属するディビジョンのBest Grossで$100を獲得。昨年も2nd Best Grossだったので、このトーナメントはくまごろうには相性が良いのかもしれない。

現在使用しているドライバーは昨年のこのイベントで獲得した賞金で手に入れたTaylorMade Burner SuperFast 2.0だが、最近はドライバーショットが比較的好調で飛距離も明らかに伸びており、それが今回の好成績につながったことは明らかだ。速いグリーンは難しいものの正しく読めばその通りに転がるので、くまごろうは遅いグリーンよりも好きだ。但しピンより上につけることだけは避けなければならない。ボールにちょっと触っただけでもカップに入らなければ傾斜の下まで転がってしまう。

現在の好調を維持するために、1打づつ良く考えてゴルフをプレイしようと思う。
#スポーツ
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太陽の活動

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太陽の活動
5月21日の朝、日本では太平洋側の広い範囲で金環日食が観測されるとのことだ。多くの人がこの天体ショウを観察することだろう。この機会に太陽について考えるのも悪くない。

約400年前にガリレオが望遠鏡を使って科学的に黒点観測して以来、太陽の黒点が11年周期で増減を繰り返すことが明らかになっているが、1996年に始まった直近の第23期では2006年の太陽活動極小期からなかなか黒点数が増加せず、周期が12年7ヶ月に及んだ。第24期に入った現在、黒点は徐々に増えつつあり太陽は活発さを取り戻しているようだが、この周期も長引く恐れがあるという専門家もいる。そうなると地球は18世紀末から19世紀初めに起こった異常寒波に再び襲われるかもしれない。

黒点とは太陽表面に見られる暗い斑点のことだが、これは周辺よりも温度が低いために暗く見える。温度が低いといってもそれ以外の光球と呼ばれる太陽表面の6,000℃より低いだけで、約4,000℃であることがわかっている。黒点の温度が低くなるのは、太陽の内部より強力な磁力線が黒点から突き出しており、そのためにこの部分では太陽内部で発生した核融合反応による熱を対流により輸送することが阻害されるためである。黒点が発生するとその強力な磁気のエネルギーにより太陽表面ではフレアと呼ばれるプラズマ(水素原子核と電子の混ったガス)の巨大な爆発が起こり、大量の紫外線やX線を宇宙に放出する。すなわち黒点が増えれば太陽表面の活動は活発になっている。

2006年に打上げられたJAXAの太陽観測衛星『ひので』は可視光、紫外線、X線を観測する装置を搭載し、NASAのSDO (Solar Dynamics Observatory)とともにこれまで人類が得られなかったデータを蓄積しているが、これらデータに基づく4月19日に示された日米欧の共同発表によれば、太陽の北極では磁場がほぼゼロの状態に近づく一方、低緯度では逆極性に斑点が現れ、北極の磁場がまもなくマイナスからプラスに転じると予想されているのに対し、南極では極性反転の兆しが見られない、とのことである。このような現象から南北の両極がプラス極となる四重極構造になると想定され、このような変動は現代的な太陽観測では初めてのことであり、地球が寒冷であった17世紀のマウンダー極小期や18世紀末のダルトン極小期に類似していると推定されるそうだ。

ちなみに太陽の両極での磁場が逆転するのは以前から観測されており、その周期は太陽周期である11年であることは知られている。すなわち太陽周期とは北極がプラスからマイナスあるいはその逆に反転する期間と言える。極性の反転は地球でも起こっているが、最初の逆転期は約500万年前から約400万年前、2回目の逆転期は258万年前から78万年前であり、太陽とは異なりきわめてゆっくりとしたペースである。

添付の写真はJAXAのホームページより借用。
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学
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