昨日、今年の走り初めをした。クリスマスプレゼントに貰ったGarmin Forerunner 210を着装し、コースはわがやを出たところからいつもの4.5マイルのコースを走り、更にわがやに戻るまでとした。帰宅してからタイマーのデータをコンピュータにダウンロードすると、上に示したような今日走ったコースの地図、エレベーション、ペースなどが示される。わがやを出るといきなり120フィートの下り坂となり、その後アップダウンの激しいコースを走ったことが良くわかる。また最後の部分が当然のことながら約120フィートの上り坂であり、これがきつかった。ここには示さなかったがペースを見ると、最後の上り坂では他の半分くらいのペースで走っていたことが明らかだ。
昨日のコースの総延長は5.02マイル(8.03Km)でタイムは50分52秒、ペースは5.95マイル/時(9.52Km/時)であった。これでは10Kmを60分以内で走ることが出来ない。
今日は12月29日、今年も残すところあと3日だ。今年もよく走った。3つのレースを加え、今年は101回走ったことになる。1月2日の走り初め以来、天候が悪くて室内でのトレッドミルでのトレーニングに代えた以外はほぼ毎週2回のペースで走った。
クリスマスプレゼントにGPSの付いたGarmin Forerunner 210を貰ったので、走り納めに初めて着装してみた。このタイマーは位置情報を受信出来るため、タイムの他に正確な距離、走るペースも測定出来る。アクセサリーとして心拍計も取付けられるが、初めのうち心拍計は使用しない。
このタイマーによると今日のタイムは46分06秒、距離は4.65マイル(7.44Km)だった。このタイムはくまごろうにとっては平均的だが、10Kmに換算すると61.96分でこれでは不満だ。今年のマーサーアイランド10Km前の試走では60分を切ることが出来なかったが、本番では58分台だったので、本番では来年も何とかなることを期待する。
昨夜寝る時は月が煌々と照っていたが、今朝起きるとあたりは一面の銀世界。ここ数年雪が降らなかったので久しぶりの積雪だ。天気予報では昨日から雪が降ると自信を持って言っていたが、当てにならない天気予報もたまには当たるものだ。今日は気温が上り、夕刻から雨になるのでこの雪は今夜中にはなくなるとのことで、雪かきの必要はないだろう。
土曜日は最近亡くなった知合いのお別れの会に参列する予定だが、日曜日には定例ゴルフが出来ることを期待する。
地球上の植物、植物プランクトン、藻類は太陽の光エネルギーを用いて、水と空気中の二酸化炭素を原料として有機化合物を生成するとともに酸素を放出するが、これを光合成と呼ぶ。光合成により生成した酸素は大気中に蓄積され動物の呼吸や化石燃料の燃焼に、また有機化合物は動物の食料やエネルギー源として利用されている。
光合成は光エネルギーを化学エネルギーに変換する光化学反応(明反応)と、化学エネルギーにより水素と二酸化炭素から糖を合成する一連の反応であるカルビン回路(暗反応)からなる。明反応は太陽光を当てることにより水を分解して水素を分離する反応であり、植物などの細胞に含まれる葉緑体が触媒として機能する。葉緑体による水の分解メカニズムについては長年研究されてきたが、2011年に大阪市立大学の神谷信夫教授、岡山大学の沈健仁教授らにより葉緑体に含まれるたんぱく質複合体(光化学系II(PSII))の分子構造の解析が行われ、この複合体が4つのMn、1つのCa、5つのO、4つのH2Oからなることが明らかになった。大阪市立大学では2013年に人工光合成研究センターを設立し、人工光合成の実現に取組み始めた。
植物などの光合成とは異なる触媒による人工光合成の原点は、1972年に発表された東京大学の本多健一教授と藤嶋昭大学院生の実験にある。二人は二酸化チタンと白金電極を接続して水に挿入し紫外線を照射すると、両極間に電流が流れるとともに、二酸化チタン電極から酸素が、白金電極から水素が発生することを発見した。電気を消費して水を電気分解することは常識だが、この発見は、可視光線ではないが光のエネルギーが電気エネルギーに変換され、かつ水分解を行うことであり、光合成の明反応に相当する。この光触媒による水分解は本多・藤嶋効果と呼ばれる。
2010年のノーベル化学賞受賞者である根岸英一教授は日本政府に対し人口光合成の研究開発を強く提言し、その結果、先端的低炭素化技術開発(科学技術振興機構)、人工光合成による太陽光エネルギーの物質変換(文部科学省・日本学術振興会)、人工光合成化学プロセス技術研究組合(経済産業省)などのプロジェクトが開始された。特に人工光合成化学プロセス技術研究組合プロジェクトでは、2012年より10年間に150億円を投じて水を分解する光触媒の開発(吸収波長の長波長化-可視光線で機能する触媒、量子効率の向上)、水素分離膜の開発(穴の直径が酸素分子と水素原子の大きさの間である3.0―3.4オングストロームの分子ふるいの開発、ゼオライトやシリカ膜の改良)、水素と炭酸ガスから有機物を合成する触媒の開発(炭素数が2-4のオレフィンの収率向上)などを行う予定である。
人工光合成の実現には広範囲な知識や技術が必要であり、実用化すれば波及効果が大きいため、海外でも研究開発が行われている。アメリカでは2011年に連邦政府がカリフォルニアに人工光合成ジョイントセンターを開設し 5年間で100億円以上を投資する予定であり、またEU、中国、韓国なども人工光合成の研究を推進している。
太陽光のエネルギー変換効率は植物によるが平均的に0.2%程度である。2006年から人工光合成の研究を行っているトヨタグループの豊田中央研究所は2011年、金属錯体と半導体を組合せた二酸化炭素還元光触媒により蟻酸の生成を実証したが、エネルギー変換効率は0.14% であった。同研究所では2016年までにメタノールなど付加価値の高い有機物をエネルギー変換効率1%で生成すべく研究を行っている。
パナソニックも太陽光を照射する光電極に同社のLED照明の技術を利用した窒化ガリウムなどの窒化物半導体を、また有機物を生成する電極に金属触媒を使用して2012年にエネルギー変換効率0.2%で蟻酸の生成に成功しているが、同社は2020年に年間10トンの二酸化炭素から6000リットルのエタノールを生産する計画を立てている。
東京大学の堂免一成教授は金属イオンを含む酸窒化物を光触媒として使用し、可視光による水分解で成果をあげているが、2050年には日照時間が7.6時間である5キロメートル四方の土地にエネルギー変換効率10%のソーラー水素プラントを建設することにより、1日当たり5100トンの水と二酸化炭素を使用して年間50万トンのメタノールを経済的に成り立つように生産する構想を発表している。現在のエネルギー変換効率は0.3%程度のため、約30倍の活性を持った光触媒を開発しなければならず、完成のためには多くの人材と資金を投入する必要がある。
人類はこれまで植物が長い年月をかけて生産し蓄積してきたエネルギー資源を燃焼し、二酸化炭素を発生させてきたが、人工光合成が実現すれば水と二酸化炭素と太陽光から有機物を合成することにより、このサイクルを逆転させることが出来る。経済的に成り立つエネルギー変換効率の高い光合成触媒の開発にはまだ大分時間がかかるが、21世紀後半のエネルギー源として人口光合成技術の実現が期待されている。
秋も深まるホームコースの10番フェアウェイ
シアトル地域ではUSGAによるゴルフスコアのポスティングは11月15日で終了し、来年2月終わりまではラウンドしたスコアは登録されない。
今年はくまごろうのUSGAハンディキャップは昨年11月15日と同じ16.1で始まった。3月15日は15.7、4月15日は16.5、5月15日は17.3、6月15日は16.8、7月15日は17.8、8月15日は17.5、9月15日は16.4、10月15日は16.7、そして11月15日は17.1で今シーズンを終えることになる。
今年は最もコンディションの良いシーズン真っ最中の7月、8月に調子が悪く、ハンディキャップが増えている。しかし5月、6月は調子が良く、80台でのラウンドも何回かあった。今年は2打目でグリーン近くまで来る確率は確かに増えているが、ショートゲームやパットでへまをしてスコアを落とすことが問題だ。
シーズンオフの間に寄せやパットをたくさん練習し、来年こそは念願のUSGAハンディキャップ15.0以下を達成しよう。
前回柚子の写真を撮影したのは10月19日、あれから3週間足らずだが、くまごろうの希望が伝わったのか、柚子がすっかり色付いてきた。少し小ぶりだが大きいものは直径が60ミリ近くあるので、立派に柚子として通用するだろう。改めて数えると13個の実がなっている。
写真でもわかるように、何故か木の下の部分の枝だけに実が付いており、背丈が1.5メートルほどある他の部分には実がない。四国などの柚子の産地の写真では上の方まで実が付いているのに。
果実を長く付けておくと来年実がならないという話もあるので、来週か再来週にはすべての実を収穫しよう。
わがやの柚子は順調に成長している。9月25日のブログには実の直径が約45ミリと記録しているが、今では50ミリを超えている。また色合いもひと月前は深緑色だったものが、より薄い緑色になっている。いくつかの実は既に収穫したので、現在は12個の実がなっている。小さな緑色の実を既に食したが、香りは正真正銘の柚子であった。
でも実はまだ黄色味を帯びてはいない。ひょっとしてこの木は黄色くならない緑色の実をつける柚子なのだろうか。くまごろうとしてはこれらの実が黄色くなることを望むのだが。
枯れかけた最初の柚子の木も鉢に植え替え、手入れをしたために少しづつ元気を取り戻している。今年は実をつけないが来年は収穫出来る可能性がある。わがやではこれから先、よその柚子をうらやむことはなくなるだろう。
主催者のホームページより借用
今日はIssaquah Run with the Fishesに参加して5kmのコースを走ってきた。レースのスタートが午前9時だから、朝食を2時間以上前に済ますために6時に起床した。せっかくの日曜日なのに朝寝坊出来ない。家を出た午前8時の気温は8℃、会場に到着して日陰に入ると寒さが身にしみるが、陽だまりに行けば日差しが心地良い。
9時丁度にレースはスタート、規模が小さいためスタートラインがそれほど混みあわないのは助かる。スタートしてすぐに右に曲がると、時々買い物やレストランに行く時に車で通る道を走るのだが、2キロ地点付近までコースが平らなのは良いがまっすぐでやや面白みに欠ける。1.6キロ地点通過タイムは8分30秒ほどで、ハイペースだ。コースはその後右折を2回、左折を1回の後、3.2キロ地点を通過する。タイムは18分20秒前後でこれでは目標の27分でのフィニッシュが難しいと少しあせる。1キロ毎の距離表示をしてくれればペース配分をより正確に行えるが、1マイル毎ではそれも叶わない。フィニッシュ時のタイムは28分36秒、目標には届かなかった。このタイムを2倍すれば57分12秒となり、今年3月に行われたMercer Island 10Km Runのタイム58分30秒より少しましな程度で、コースが平坦であること、距離が短いことを勘案すれば大した記録ではない。
今日のレース結果は完走者1083名、平均タイム34分27秒、くまごろうは男子70-74歳のエージグループでは7人中1位、因みに2位のタイムは28分49秒で僅差、3位は30分15秒だった。また70歳以上で特筆すべきは男子80歳で32分55秒、最年長86歳で35分6秒の記録であり、これらは敬服に値する。くまごろうも80過ぎてもこのペースで走れるよう、一層トレーニングを行ってゆかねばならない。
9番ホールパー4のグリーンまで約100ヤード付近
先週も今週も都合で土曜定例ゴルフは日曜日にプレイすることになったが、先週は途中から雨が激しくなったため、不本意ながら9ホールを終えたところでやめた。
今週は金曜日夜から風雨が激しくなり、土曜日は一日中土砂降り、日曜の今日も風雨が強くなるとの予報だった。そのため今日ゴルフは出来ないだろうと半ば諦めていたが、朝早く起きると曇り空で雨は降っていない。テレビで天気予報を見ると、ドップラーレーダーによるデータでは一時的な雨雲の切れ目によるもので、まもなく次の雨雲が近づくとのことだ。
とりあえずクラブに赴き、ドライビングレンジでウォーミングアップするがまだ雨は降り出さない。雨が激しくなったら途中でやめるつもりで9時45分頃1番ホールからスタートする。2番ホールで雨が降り出し、4番ホールでは風も強くなって激しくなる。風が強いので傘は持参していたがさすわけには行かない。この位置ではクラブハウスが遠いので、6番ホールまではがんばろうということになった。
5番ホールを終えた頃には風は相変わらず強いものの雨が小降りになり、そのまま9番まではプレイを続けた。スコアは3ダブルボギーに2パーで46、このようなコンディションではまあまあだろう。9番ホールを終えた時に再び雨が強くなってきたので、今週もここでやめることにした。
シアトル地域では雨を嫌がっていてはアウトドアのアクティビティは何も出来ない。われわれはレインジャケット、レインパンツ、レインハット、レインシューズ、ゴルフバッグのためのレインカバーなどを完備し、タオルをたくさん持ってラウンドする。グリーンに雨水がたまったりしない限りゴルフはプレイ出来る。風がない雨降りなら、クラブのグリップやボールや手をタオルで拭うために少し忙しくなるが、結構ゴルフは楽しめる。しかしさすがに今日ゴルフをやっていた人は少なかった。
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