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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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私はいつしか笑いを取り戻せるのか

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私はいつしか笑いを取り戻せるの...
私は笑えません。大学も三年通い、就職活動を始めたばかりなのですが微笑むことすらできず、面接官に悪い印象を与えてしまうらしい。「君のために正直に言っておきますが、そこまで無表情だとコミュニケーションをとりながらの業務は、ちょっと無理ではないかな。我が社は営業部門もあり、あなたでは厳しいと思いますよ」と。わかっているんです、そんなことは。
小学四年生までは、確かに笑ったこともありました。今では、楽しいとか可笑しかった記憶もずいぶんと薄れてしまいました。どのタイミングでどんな感情でどう笑えば良いのかもわからなくなり、私は冷たい人間に見られているらしい。きっと冷血人間に。そう、もう生きている価値のない人間に自分が思えて仕方がないのです。
それは、授業中に私が大笑いをしただけのことでした。先生の脱線した話しに笑った私の声を「気持ち悪い笑い声」と、クラスメイトに言われました。その時にみんなが私を笑った声は、今でも耳にこびり付いているようです。想い出すと吐き気がするほどで、それからというもの私はまったく笑うことも微笑も失ってしまいました。
それでも面接試験のない受験をして高校、大学と進学して行ったわけですが、学生生活は有意義なことはなく、無表情な変な奴だと思われてもなんとか学校に足を運んでいます。それは、まだある自分を愛する力が少しはあるのでしょう。普通の自分でありたい、学校へ向かっているうちは、まだ私は大丈夫だと思い込むもがきのように。
就職、いやそんなことより私は笑いを取り戻したい。このままでは、悲観的にどんどん感情がより暗いところへと滑り落ちてしまいそう。毎日のようにもう駄目だという気持ちをなんとか誤魔化してきたが、もう限界です。
誰か私に笑い方を教えてください。どうしたら人間らしく笑えるのでしょう。笑わせてください私を。そして、お願いです。私の笑い声を笑わないでください。


#詩

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トタン屋根の幸せ(布団は雲の上のように)

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トタン屋根の幸せ(布団は雲の上...
トタン屋根を知ってしますか?
最近では、コロニアルというセメントや粘土などを基材にした薄い板状の瓦が普及しているようです。瓦屋根の家は暫し見ることがありますが、トタン屋根の家はもうほどんど見ることはなくってしまいました。近所には年代を感じられるアパートあり、その一軒だけがまだトタン屋根のまま残されています。
昭和の経済成長期に瓦屋根とは違い、コストが低く加工しやすいトタン屋根が施工されるようになったのでしょう。私の家もまさにそのトタン屋根の家でした。記憶を辿り小学生の時、赤い屋根が緑に色を塗り変えられたことを覚えています。たぶん、表面のペンキが剥げてくると色を変えて染めていたのでしょう。屋根の色を変えると家の外観は雰囲気が違ってしまい、前の色を想い出してはなんだか寂しくなったものです。
今でも忘れないトタン屋根での想い出があります。我が家では、日曜日に晴れていると二階のベランダから緩やかな傾斜のトタン屋根に、布団を四枚ほど放って並べていました。トタンは太陽の光でとても熱くなり、素手で触ると火傷しそうなくらい。そこに乗せられた布団は上から下から熱を吸収して、寝そべると程よい肌触りの温度になっています。
子どもでしたから、そこにで横になって太陽の光を浴びながら気持ちよくなるのです。寝てしまい転がってしまえば、大変なことになってしまうのですが、心地よく浅い眠りを……。まあ、それで屋根から落ちたことはなかったので、熟睡したことはなかったようです。布団が紫外線を浴び青梅綿からする、すんっとした匂いが私はとても好きでした。なので、日曜日に雨なんて降った時には、がっくりしていたものです。
今、大人になり自分の家を持つようになり、日曜の晴れの日にはベランダの手すりに布団を干し、匂いを嗅ぐと私はその頃の雲の上のような幸せを想い出します。
ああ、もう一度あの感覚を味わいたい。無性に懐かしさに掻き立てられるのでした。


(トタン屋根に響く雨音も良くて、そちらの話も後ほど……)


#詩

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大事なもの

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大事なもの
自由な翼が
なくても
あなたの優しい
微笑みを
大事にしよう
#詩

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枯れた葉

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我が身のように
潰され脊椎は伝えることを鈍くし
色褪せ乾いていた

尽きた振り子のように落ちてゆく
お前は何処で何をしてきたのかい
青き頃にはどんな詩を歌ったのかい
幸せだったのかい

想い出まで枯らし
軽くなったというのに落ちてゆくんだね

傷んだ神経は戻りやしない
腕の痺れはまだ意志が伝わる痛み

目の前に落ちてきた葉
手のひらで潰せることのできる私
粉々になった枯葉

お前は私ではない
まだ時間があることに気づき

ひとつの詩を歌っていた


#詩

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誰もいない話

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むかしむかしあるところに
誰もいない話がありました

なので物語が始まらないと思うでしょうが
強制的に話を続けたくなるのは私の性分
さあさあ、聞いてくださいな

そうです、誰もいなかったのです
もちろんいなかったのは人間

その中に知的生物体っていうのかな
宇宙人はいないってことなのかな

やはり訊いてきました
宇宙人なら人間だという考え方はおかしいです
宇宙人は人間だと思いますか

僕にはわからない

そうでしょ、断定はできないでしょ
ネズミみたいなカラダの知的生命体がいたとしたら
人間だという概念や定義では説明つかないでしょ
まあ、そういうことです

誰もいない世界なので根本的に静かです
腹減った、だの
つまんねえ、とか
ビール飲みてえ、など
騒ぐ声など聞こえないのですから
そう、孤独なくらい静かですよ
時にはそんな世界を満喫するのも良いものです

誰もいないといいつつ
語っちゃう自分がいることが矛盾していると
よくいわれてしまいます

じゃあ、いるじゃん

あなたはそういいますが
実は私もむかし話を聞いているあなたも
存在していないのです

イミフ〜

えっ、意味わかんないって
そうですか、難しいですかね
では、私はどこにいるでしょう?

もう、この話を終わらせてくれよ

もうちょっとですので我慢してください
あなたには私が見えないでしょ
私もあなたが見えないし
お互いどこにいるのかわからないのだから
もう誰もいないということなのです

また、振り出しに戻っているのかよ
だから、どこにもいないって会話しているじゃないか

そりゃ、むかしむかしの話ですから
なんせこの話は百年後のブログへ
投稿されるようになっていますから
そうです、もしかすると
百年後は誰もいない未来になってしまい
ほんとうに誰もいない話は実話になるでしょう

はい?

いえ、あなたではないです

この話を読んでいるあなた

はいはい、隣は誰もいませんよ

だからあなたです

ほう、いたのですね

誰もいないはずなのに……
そうでしたか
誰もいない話をしていたつもりだったのですが
これは嬉しい誤算になってしまいました


#詩

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企業戦士の月曜日

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私は職場に向かうおうとする矢先
駅前でコーヒーを飲んでいる
サボってしまいたいような

仕事が嫌いなわけではない
ただなんとなく

疲れているわけではない
ただなんとなく

人間関係が悪いわけではない
ただなんとなく

駅に向かう険しい顔が連なって
それはそれは近寄り難い働くひと
夏休み明けの子どものように
私はそこに居たくなかったようだ

なぜかコーヒーの一杯が長く感じる
腕時計を見るとまだ仕事へ間に合う時間だ
どうしようㅤどうしようㅤどうしよう

真面目が勝ったようだ

私はやはり働くおじさん
それは日本人の遺伝子レベルの話し
せっせと頑張ってしまう

今日も一時間ほど早めに家を出て
コーヒーを飲んでいるのだから準備万全だ


#詩

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なごり蚊

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夏の仲間は何処にもいない

蚊はふらふらと飛んでいる
そのカラダでは刺すこともできず
寄航先もわからず羽は静かにもがく

生まれた孤独すら知らない

私に哀れを感じさせる刹那の意味は
いったい何であろうか

ああ
せめてこのまま手を出さぬよう
そこにある自由を見守って

夏の残り香にふらつき
私の悲しみの中を蚊が飛んでいる


#詩

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繋ぐ季節にありがとう

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心地よい風
コスモスはゆらゆら揺れ

僕は何かを成し遂げたかのように
満足気な微笑みをこぼしているのかな

ひと夏の苦労を労い
Tシャツの袖から新たな風が抜け
焦がした日々を想い出が冷やして

繋がれた先の季節に立ち
新たな風の香りに幸せをのせ
言わせてもらうよ

ありがとう

ありがとうにありがとうを重ね
また僕はここに立っているんだね


#詩

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詩という生き方

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詩を書き続けるために

視力が失ったら
手があるじゃないか

手を失ったら
口があるじゃないか

そんなに弱くない

もし喋ることも聞くことも
失ってしまっても
足があるじゃないか

もし表現するための
手段をすべて失っても

生き方がある

詩は言葉だけじゃない

俺という詩の生き方がある


#詩

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幸せについて

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ひとの幸せ

ひとがあって自分の幸せ

自分があってひとの幸せ

自分の幸せ


自然からの幸せ

自然あっての幸せ

生かされている幸せ

生きて行こうとする幸せ


捨てることの幸せ

拾うことの幸せ

生きる幸せ

生きた幸せ


#詩

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