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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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幸せについて

thread
ひとの幸せ

ひとがあって自分の幸せ

自分があってひとの幸せ

自分の幸せ


自然からの幸せ

自然あっての幸せ

生かされている幸せ

生きて行こうとする幸せ


捨てることの幸せ

拾うことの幸せ

生きる幸せ

生きた幸せ


#詩

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クラゲ / 人間

thread
A picture is taken in iPad Pro. A picture is taken in iPad Pro.

脳も

心臓も

肺もない

カラダのほとんどが水分

動き続けなればガス交換も体内循環も出来やしない

それでいて遊泳能力もなくどこへ行くかは水流まかせで生きる


脳も

心臓も

肺もある

カラダは進化していった

考え続けなければいとも容易く壊れてしまう生態

それでいて幸せへの道を間違って進んで生きてしまう不思議


#詩

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ツバメを描き続けた叔父

thread
もう誰もいないその家には
遺品になってしまったモノたちが
おかえりも言えず静かに佇んで

主を失った家は時間の止まった箱
咳ばらいがひとつ聞こえそうで
聞こえない空しさが回っている

積み重ねられたノートに
今年もツバメが来ましたと書かれ
ツバメの親子が並んでいる絵
歌いだしそうに描かれていた

若き日
絵を描くことに憧れ
山形から東京へ旅立った

現実はやはり厳しくて
絵の世界では生きてゆくことは出来ず
寮のあるパン工場に勤め四十年
結婚することもなく
派手に遊ぶこともなく

だけど絵を描くことはやめなかった
やめれなかったのだろう

大学ノートにはツバメの親子ばかり
誰に見せるわけでもないのに
そこには叔父の控えめさはなく
賑やかな世界が広がって

そしてノートの最後には

じゅんㅤありがとう
がんばれよ

そう書かれていた
私がこのノートを見ることを
知っていたかのように

私も一生ㅤ詩を書いてゆこう
叔父のように貫く人生の意志を継いで
なるべく純粋に無垢に進んでゆこう

ありがとうㅤ叔父さん

そう呟いて私はノートを閉じた


#詩

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夢のお誘い

thread
〈はなちゃん〉 〈はなちゃん〉

こっくりこっくりの幸せ

安心がまぶたをじんわりと
落としてゆく平和

大丈夫よ
ここは大丈夫よ
わたしを信じてみて

だからあなたもどう?
お花畑の夢でまっているわね

先に行っているから……


#詩

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オジサンGO

thread
歩き詩作は危険です
マナーを守り楽しいプレイを!


今日も感性レベルアップのためにお出かけ
夏の風景やひとの表情を見られるのが楽しみだ

まずは近場の公園に足を進める
やはり歩かないと感性レベルはアップせず
詩を育てることはできない

おっと 蝉は何が言いたくて鳴いているのかい
まずはあいつをゲットしよう



『蝉』


僕は鳴く
愛する君を求め

それを
かんたんに種の保存なんて
言わないで欲しいんだ

本能とひと言で片づけたくないんだ
この問題は

僕自身の意思を引き継ぎながら
永遠の命を獲得するためなんだ

きっと
君も僕と同じだと思うよ

そして一番に大事なのは
僕と君がずっとそばにいれることなんだよ
人間は種の保存なんて言うけれど
あれは間違っているんだよ

有機体すべての夢は
愛するものと永遠を分かち合うことなんだよ



さて
文字入力を終了
ポエムボールを投げた

どうだ どうだ 頼むよ

やっほー
「蝉」をゲットだぜ

今日はなかなか出だし好調
私自身のCPもアップし
レア度の高い「蝉」もゲットできた
大切に育てて進化させなくては


ベンチに座る「お爺さん」を発見
眠っているので目が合うことがなく
じっくり観察でき容易くゲット可能かも



『ベンチのお爺さん』


近寄ってみる
目を閉じベンチに座っているお爺さんへ

杖は足元に転がっていて
背もたれに寄りかかり青空を仰いでいる

何を夢見ているのだろう

では
私がお爺さんの夢を想像してみましょう

あれれ
お婆さんや若返っているぞ
出会った頃のようだ

そうかい
私も若返っているって言うのかい

これはどうしたことなんだ
でも幸せなことだから良しとしよう

それでお婆さんや
なんでこんなところにいるのかい

えっ
私を迎いに来たというのかい

それで
どこに連れて行ってくれるのかい

それは言えないって
水臭いなあ
長年 夫婦円満でやってきたじゃないか
今さら内緒ってないだろう

えっ
なんだって
雲の上って
婆さんやそれって



だめだめ詩作は中止

お爺さんの肩を揺さぶる
反応がない

息はどうだ

ない

すみません救急車をお願いします
誰か救急車を

こりゃ
オジサンGOをやってる場合じゃない

お爺さん

お爺さん

お爺さ~ん
(愛するものと永遠の世界へ?)


#詩

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大好きな想い出 (s40年代)

thread
幼い頃
斜め前の家に引っ越してきた家族
僕と同い年の子がいて
まだ女の子だからという意識などなく
毎日のように遊んでいた

今では名前も顔も想い出さないけど
あの時の雰囲気と
僕の和やかな気持ちは忘れない
何年経っても想い出すのだから
どれほど僕にとって幸せだったのだろうか

彼女の家には大きな庭があって
柵に絡みついた赤い薔薇が咲き
お部屋にはピアノとテーブル
特に何もない僕の家とはまったく違って
洋風な感じがとても新鮮だった

僕は彼女の笑顔がとても好きだった
どんな表情なのかも忘れているが
その雰囲気の輪郭だけを覚えている
手を口にあててクスッと笑う感じ

笑わせたくて
薔薇のトゲを顔につけたり
地面に絵を描いたり
動物のモノマネをした

やがて来る辛いお別れ
どこかのドラマで見たような展開

覚えているのはトラックが
走ってどんどん小さくなって行く場面
初めてシュンとなった僕だった

なぜか彼女にさよならを言ったはずなのに
そこだけは想い出さない
幼い僕にとって
きっと忘れたい出来事だったのだろう

大好きだった彼女の面影を忘れても
あの時に流れた幸せな時間の輪郭

まだ僕の中にある幸せな想い出


#詩

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矛盾 × ◇ = 僕 × ◯

thread
矛盾に矛盾を重ねてしまうのは
そこに僕の真実が見え隠れするから

膝を抱える願いだけが
微かに見えるひとつの光
僕はそれを知っている

だから駄目なんだお前は

君はどうせ鼻で笑うのだろう

暗闇を見ようとしない想像では
僕の光を知ることはない

だから駄目なんだお前は

君はどうせ僕が捻くれていると
鼻で笑うのだろう

気色悪いと矛盾を遠ざけて
真実に目隠しはしたくないんだ

折り合いの先にある光を見ようと

膝を抱え

僕は矛盾に矛盾を重ねながら……


#詩

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汚れに染めた歌を

thread
俺の生きているグロテスク
砕けて粉々になる散り散り舞を
誰が見ることがあろうか

心は迷想して逃亡中
孤独に揺れた鈴が無音

誰か俺に歌わせてくれ
お前たちに与えるモノは何もないが
上手く壊れて見せるから

バリッㅤバリッㅤバリッ

バリッㅤバリッㅤバリッ

透けた身の果て
残酷なる身の果て
涙の抜かれた身の果て
俺の果ての果て

白なんて無かった
黒なんてぶら下がっても無かった
色さえない透明のカラダ

誰か俺に歌わせてくれ
お前たちに与えるモノは何もないが
上手く壊れて見せるから

バリッㅤバリッㅤバリッ

バリッㅤバリッㅤバリッ

壊すものが欲しかった
音が欲しかった
カタチが欲しかった
カラダを染める絵の具が欲しかった

誰か俺に歌わせてくれ
お前たちに与えるモノは何もないが
上手く壊れて見せるから

汚れに全てを染めて壊れるから


だから……


#詩

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至福の時間に揺られ

thread
至福の時間に揺られ


たまたま座れた帰りの電車

ホームボタンに指をのせ
僕だけの指紋に反応
それがなんだか嬉しくて

子どもが頭の上にヤモリをのせ
それを笑う仲間の笑顔
土門拳との信頼関係が見える写真 ㅤㅤㅤㅤㅤ……(土門拳/写真家)
ああㅤいつもの壁紙だ

仕事を終え
詩を書いている幸せ

iPadがあって
僕がいればそれだけでいい
これで世界は創れるし
どこにも行けるし
時間の旅はできるし
想い出のひとにも会えるし

だけど
なんだかオルゴールが聴こえてくる
眠りに誘うこの振動はいったい

おっと
iPadを落としそうになる
だめだ僕は詩が書きたいのに

おっとと
また落としそうになる

おっとと

おっと

おっ

くう……


#詩

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憐憫の雨

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雨粒が落ちると
踊るように土の匂いが舞い
いつかどこかの想い出とリンクして

具体的さのない柔らかさに
僕はしんみりとしている

景色をあやふやにしては
引っ込み思案の僕を潤して

人気(ひとけ)を避け
薄暗さと冷たさ

ああㅤ雨の憐憫(れんびん)に癒されて
どこまでも進みたくなる

誰もが知らない
誰も行きたがらない
そんな街を
僕はずっと雨の中を歩いていたい


#詩

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