Search Bloguru posts

詩は元気です ☆ 齋藤純二

https://en.bloguru.com/shoboter99
  • Hashtag "#詩" returned 1226 results.

freespace

⚪︎ X (旧Twitter) 齋藤純二
https://mobile.twitter.com/@shoboter123

⚪︎リンク 🔰初心者向け詩の掲示板
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

⚪︎リンクㅤネット詩誌『MY DEAR』
http://www.poem-mydear.com/

⚪︎MY DEAR 詩の仲間たちツイッター
https://mobile.twitter.com/mydear2000s

“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)

from now on

thread
Just a 13.
Just a 14.
Just a 15.
Just a 16.
Just a 17.
Just a 18.
Just a 19.
Just a 20.
Just a 21.
Just a 22.
Just a 24.
Just a 25.
Just a 26.
Just a 27.
Just a 28.
Just a 29.
Just a 30.
Just a 31.
Just a 32.
Just a 33.
Just a 34.
Just a 35.
Just a 35.
Just a 36.
Just a 37.
Just a 38.
Just a 39.
Just a 40.
Just a 41.
Just a 42.
Just a 43.
Just a 44.
Just a 45.
Just a 46.
Just a 47.
Just a 48.
Just a 49.
The poetry is fine from now on.

#詩

People Who Wowed This Post

レロレロミックス

thread
休み時間
ナイロン弦は張り巡り

コロン、トロン、ポロン

教室に逃げるツワモノ集まって
先生は
校庭に埋まるサンダル探している
教壇からハートの涙
代わりにピエロが配って

拍手、拍手、拍手の竜巻
覗きに来た二丁目のゴンさん
潜り出す

やったねゴンさん
脱出成功うれしいね
では
また明日会いましょう

それでは
ピエロからの連絡事項

幸せ黒板が
がっくりチョークと結婚
美化委員の副班長よ
ご祝辞を

あの
あの
あのはあのでも
あのあのはあのなのだから
あのときあのしたあのはあのでしょう
おめでとう!

拍手、拍手、拍手のレインボー
キレイに包装されたのは四丁目のバンさん

惜しい惜しい
鐘が鳴りすぎたから
日の丸弁当の梅干しは返却オーライ

はい、はい
出っ歯で叩くピエロの汗
水しぶきのチャイムを鳴らしたら

ドスコイ
パン、パン、ドン、ドン 、ドン

発車!


では
教科書の65ページを開いて
問2の因数分解を
ん〜
誰にしようかな
そこの外ばかり見ている齋藤
前に来てやってみなさい
授業態度が悪すぎだな
いつもボッーとして
お前の将来は心配だよ
ほら
早く前に出て黒板に書きなさい


黒板さん
チョークさん
ご結婚おめでとう!


何を書いているんだ
どうかしているんじゃないか

………大丈夫か齋藤
顔が真っ青だぞ
保健室に行って来い


拍手 拍手 拍手の蜃気楼
縦に横に斜めに刺さったのは三年二組の齋藤さん

ほい、ほい、ほい

ほい

もうちょいで
月から太陽生まれるよ

先生のサンダル
笑い出す

飲み込んでは吐き出す
ピエロの舞
蛍の陰を追いかけて
踊りだす教室の合言葉
日替わり号令

レロレロピー

#詩

People Who Wowed This Post

拾得おじさん

thread
ちょっと
そちらのお兄さん
どうでもいいやを
落としましたよ

なんだよ
わざわざ拾ってんじゃねえよ
どうでもいいから
捨てたんだよ
たくっ
面倒なおっさん

まあ
そう言わずに

おいおい
勝手にポケットへ戻すなよ
だからさぁ
あっ
どうでもいいや以外に
なにか入れやがったぁ
あれっ
のですね
とりあえず
すみませんでした
こんなところにどうでもいいやを捨ててしまい
なんてことを僕はしてしまったのでしょう

大丈夫ですよ
お兄さんは知らないだけです
どうでもいいやは
どうにかするさに変換されます
それにわずかですが
「前向きいらっしゃい」を
ポケットに入れておきましたから

おじさんのおかげで
前向きになれる気がします
ありがとうございました

いえいえ
こちらこそ
お節介なことをして失礼致しました
力まず焦らず
前向きで進まれてください
ではごきげんよう

親切にありがとうございました
ごきげんよう



ちょっと
そちらのお嬢さん
ゆるせないを
落としましたよ

#詩

People Who Wowed This Post

穏やか記念日

thread
世界が僕らを知らなくても
神様は見てくれているね
こんな清々しい日々を
与えてくださるのだから

疲れ果て倒れ込んでも
明日の夢を見ようと
手を繋ぎ転がっていたね

陽だまりの幸せ
君に伝える言葉が見あたらず
美しい花を探しに街へ

「なにかのお祝いですか」
花屋のお姉さんは微笑んで

「なにもないですけど
強いて言えば穏やか記念日です」

僕は恥ずかしくらいの花束を抱え
商店街をぎこちなく歩いている
喜んでもらえるだろうか

たいしたサプライズではないけど
幸せの言葉を花束にかえて

「はい、穏やか記念日に花束を」

君は胸を浮き上がらせると
花びらを涙にぬらして

#詩

People Who Wowed This Post

どうか

thread
どうか
僕を生かしてください
詩を書いていたいのです

どうか
この傷ついた頚椎
これ以上に神経を刺激しないで

今日も手が痺れては
いつまで指が使えるのだろう
なんて考えてしまう

手が使いものにならなくなったら
足を使えばいいじゃないか

しかし
最近は足の痺れも増している
足も使いものにならなくなったら
口を使えばいいじゃないか

もし口も使いものにならなくなったら

その時は心に書けばいいじゃないか

どうか
私に詩を書かせてください

どうか
私を生かしてください

どうか

どうか………

#詩

People Who Wowed This Post

感動なき詩

thread
感動を与えない詩ばかり
書き続けて三十六年
特にひとに読まれることもなく
吐き出さずにいられなかった言葉たち

詩の掲示板をきっかけにして
読者を気に掛けての詩作

詩を読んで感動したこともないのだから
私が詩を書いて感動を与えられるわけもない

感動を与えることができないのは
私の人間としての中核が歪んでいるため

この問題は終わらない
私の今までの生き方や考え方を
全て否定できないと答えは出やしないから

もうそんなことはできないし
自分をそこまで否定したくない
それならまた私だけの詩でよいと思う

だが、まだ未練がある

今までの人生で私は詩を書くことで
折り合いをつけながら
なんとかここまで生きてこれたのだから
この有り難い詩の元気だけは伝えたい
なんとか伝えたい

今、君の詩に足りないのは
「感動」と言われ
スタートラインからも下がった状態

だけど私には揺るがない意地がある
そのまま後ろ向きで走り続けよう
なにも見えずに転んでしまっても

それが私のスタイルなんだろうし
そんな生き方しかできない

だから、感動なんてクソ食らえだ
私はそんなもののために詩は書いていない

#詩

People Who Wowed This Post

止まらぬ雨

thread
太陽を見たのはまだ子どもの頃
あの頃は温暖化の過程を終え
超温暖化へ進み
冬でも三十度を超える暑さだった

インターネットで年配の方が書き込む
季節感があった昔の話を
実体験のない私は知らない

冬に雪が降り
雪だるまをつくったとか

秋には紅葉が綺麗だったとか

春には桜が咲いて華やかだったとか

私が画像でしか見たことのない景色を
幸せそうに語っている

唸るような暑さで毎日のように
道端でひとが倒れては死んでしまう
室内もほとんどエアコンが効かない暑さで
カラダを溶かしてしまうような日常は避けられない
夜に外へ出られるくらいだった

そして
私が十ニ歳の時だった

首都圏を中心にゲリラ豪雨が降り出した
何時もと違っていたのは
激しい雨が緩やかになっても止まなかったこと
降り続く雨は水かさ増し
今では「東京沈没」と言われるようになった

もう十五年も雨が降り続けている

この雨で首都圏の気温は下がり続け
超温暖化以前の気温になり
あの唸るような暑さからは逃れた

しかし
人びとは雨に埋もれた街から
陸のある地方へ移住の地を求めた

それからも私は水との戦いであった
来る日も来る日も雨音を聞き
降り続く雨を観察してはデータをとる

孤独な勤務を言い渡され
高層ビルの五十階にひとり住んでいる
月に一度はヘリコプターで食物が運ばれるが
無人島に暮らしているようなものだ

私は来年度もこの勤務の継続をすることになった
自ら望み契約を更新

家族も雨の被害で失っていた
私の生きる意味はこの雨の正体を知ること
もうそこでしか生きる気がしない

雨具を装着し屋上に上がり
気温を測り
風の向きを調べ
水かさを測り
雨のサンプルを採取

この得体の知れない現象に
私は取り憑かれているのだろうか
答えぬ答えだけを求めながらも
私は今日も生きている

#詩

People Who Wowed This Post

学窓の一枚

thread
校庭の羅針が迷走
体育着に吸収する襷
時間を掘るシューズ

鳴き続ける蒸発の言葉
新奇さもないポエム
黒板の穿孔した辛苦

エッジのずれた折り紙
偏向する脱出の準備

凸凹の机上を乱舞
汚れた指で螺旋と鋭角
黒光りのコサイン
鋭いほど嬉々なる興奮

生命線から教師の粉
包囲するニヒルな微笑

無地を想起する四角形
シュールな嘆願書
握られた折り目の哀訴
教室の死角に挿入

裏庭で衆望の焼却
黒煙が変化した紙飛行機
無垢への希求
カラスが咥える行方

#詩

People Who Wowed This Post

秋の朝

thread
皮膚に少しの緊張
秋がやってきた

溶けてしまいそうな暑さは
もう思い出の風になり
肩、肘、膝あたりから
入ってくる心地よいひんやり

さら、さら、さらりん

落ち着くでしょう
そんな秋の声が聴こえる

葉っぱの鈴がしんみり
我にかえる声になり
駅への道のりさえ
さすらいの旅になって

日々のひたむきに寄り添って

さら、さら、さらりん

秋はがんばりましょう
と、囁きます

さら、さら、さらりん

もちろんがんばりますよ
と、答えます

#詩

People Who Wowed This Post

忘れないで

thread
小さな風をおこし
君は走りぬけてゆく
その無邪気な微笑みと
まっすぐな瞳を忘れないで

自由な翼が折れて飛べなくなっても
君の澄んだ想像力さえあれば
目的地にたどり着くからだいじょうぶ

君は素晴らしい
微笑みの持ち主だから

君はやさしい
こころの持ち主だから

どうか
その瞳の輝きを忘れないで

#詩

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise