《時節感慨・・呟記・・初冬、地表に佇む小さな華!?!”》
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草);
花の形が,笠をかぶった踊り子!?!の姿を思わせることから名前が付いた。
関東一縁から長野県に多く見られ、明治中頃に渡来した帰化植物で径高20cm前後。
道端や畑などに見えるが市街地付近にも多い。肥沃な場所ではよく群生している。
葉が茎の先端になるほど紫色っぽくなり、花期には赤紫色を帯びるのが特徴で葉は対生する。
三角状卵形、脈が深く有柄な葉形。鋸歯はやや不規則で丸みあり葉裏は軟毛でやや白く腺点がある。
茎は四角形で、下向きの白毛が生える。茎の上部の葉脇に長さ約1cmの淡紅紫色の唇形花をつける。
雄蕊4個。花粉は、橙色。萼は5裂、裂片の先がとがり脈が隆起し、脈の一部が紫褐色になる。
仏の座より花が小さく、頭頂部にはあまりつかない。上部の葉のわきに花をみせる。
よく似ている姿で葉の鋸歯が深く切れ込むものにモミジバヒメオドリコソウがある。
(別名キレハヒメオドリコソウ/Lamium hybridum)
仏の座やもみじ葉姫踊り子草は、夏や秋にも花をつけることがある。がヒメオドリコソウは稀。
仲間のオドリコソウは緑の葉だけでであることと、花も背丈もずっと大きくロゼットの姿で冬を越す。
白花のは、シロバナヒメオドリコソウと呼ばれる。よく似たホトケノザの花は、細長く上に立つ。
ヒメオドリコソウの花期は、普通3~5月だがここ周辺では1月に咲く。所が今年は早くも咲いた。
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