《襍・/・画  “ 秋景(12)”  ❖ ’23-104 ❖》

《襍・/・画  “ 秋景(12...
《襍・/・画  “ 秋景(12...
《襍・/・画  “ 秋景(12...
《襍・/・画  “ 秋景(12...
《襍・/・画  “ 秋景(12...
以前、見かけたかぼちゃ達。 以前、見かけたかぼちゃ達。
《宗教的催事 or イベント? "Halloween!!"》
なんか日本だけが盛り上がっている!!
ハロウィン(halloween)って!?!
街のあちこちに、カボチャのランタンや、お化けの飾りつけが目立つ。
日本のハロウィンは、楽しければ、何でもありってかんじがする。
今年の渋谷は、仮装した人は少かった様だが他所はどうだったか??
昔、スコットランドのグラスゴウで聞いた話。
ハロウィンは、アイルランドやスコットランドに住むケルト人が信仰したドルイド教の行事だった。
ケルト人は11/1を新年としその前日にサムハイン祭(「夏の終わりの日の祭り」と言う意味)を行ってた。
ケルト人は、この日は神が人間に様々な悪戯を、また悪霊が姿を現し跳梁跋扈するとされていた。
人々は供え物をして神や悪霊の悪戯を鎮め、
またこうしたものが村に近づかないように、
夜は篝火を焚いた(かがり火とは、夏が終わり力衰える太陽を助けるために焚いた)。
 ハロウィンというとトリック・オア・トリート(Trick or Treat)。
お菓子をくれないといたずらするよ!と子供たちが仮装をして家々を巡る!!
この仮装はハロウィンの日に現れる悪霊の姿を表し、お菓子は人々が供える供え物を意味する。
仔細は、よく知らないが、この行事アイルランド系移民がアメリカで広めた??
ハロウィンは、キリスト教のお祭りではない、ドルイド教の行事。
だが、キリスト教の行事、11/1はカトリックでは、諸聖人の日(All Saints'Day)。
この諸聖人の日、英語の古名では All Hallow's Day といった。
その前日(イブ)で All Hallows'Eve、その短縮形でHalloween 。
キリスト教が世界に広まる過程で、土地の土着宗教や祭りの要素を取り入れた。
ハロウィンといえばカボチャのランタン。悪霊除けとしてこのランタンを飾った。
故事によればランタンは「カブ」で作るものが本当のようだ(仔細略)。
西欧の文化が、アメリカで拡散され、日本でイベント化、なんともはや!?!

「令和伍年(皇紀2683年)10月31日、記」

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《・/・“叛逆のろれつ・半世紀??”❖’23-103》

《・/・“叛逆のろれつ・半世紀...
《半世紀以上も前のこと???》
1964年に東京オリンピックが行われ応援に行った。
そして2021年の東京オリンピックもTV観戦できた。
前TKOオリンピックの翌年1965年4月8、9日には、
円覚寺で洪鐘祭が、江の島弁財天も参加して盛大に催された。
仏殿で本山・末寺の僧侶80名による大法要は壮観だった。
この後の祭礼行列は、神奈川県警察音楽隊の先導だったと思う。
木遣や稚児の行列が進み、行列中央には模型の洪鐘が曳行された。
弁才天洪鐘祭の洪鐘とは、「おおがね」と称し国宝の洪鐘(梵鐘)の事。
1965年の洪鐘祭の前後、鎌倉は宅地開発に揺れていた最悪の頃。
鶴岡八幡宮裏の御谷(おやつ)が宅地開発の危機に、最後は守れた。
古都保存、市街地の自然保護(日本の自然保護の原点)の先掛け事例である。
二日前の10月29日に行われた、洪鐘祭も拜することが出来た。
体調悪くフラフラ状態だったが、気力で参った(久しぶりの外出)。
この洪鐘祭、お凡そ60年に一度開催される。是非に2回めも拜したい、と。
前回のオリンピック・祭り、鎌倉環境保全を回想しながら、一人悦にいっていた。
 
だが、そのいっぽうで悲惨なこともあった。
学生時代、1966年に殺人事件が報道され震撼としたのを覚えている。
(当時は、殺人事件など皆無で全国報道で大ニュースだった。)
静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務の一家4人が殺害された事件。
法学部学生には、あまりにも衝撃的な事件で色々思った。今でも思いだす。
後に、強盗殺人罪などで死刑が確定した裁判だが、検察・判事に疑問を持った。
詳細を知り得ていないが、刑訴の根幹を考えさせられる事案だった(専攻外分野)。
その裁判をやり直す再審初公判が10月27日、静岡地裁で始まった。
冤罪(えんざい)ではなかろうか!?!
再審は有罪の確定判決に合理的な疑いがある場合に開かれる。
過去4件の再審死刑事件はいずれも無罪であった。
先日の再審初公判での裁判長の言動に注目している。
通常の刑事裁判では裁判官は「被告人」と呼称するが、
今裁判長は再審初公判で「袴田さん」と称呼していた!?!
再審になる、ここまで来るのに長い年月を費やしてきた。
初動の検察、裁判所の審理指揮等々に大問題をはらんでいる。
一個人の人生は戻らない。非人道的、人権無視とも言える。
捜査権力の横柄な横暴があったやに見える(個人の見解)。
この再審を以って刑事訴訟法の抜本的改正を希する所。
冤罪などあってはならないが、審理方法の検討を??
人生にあって半世紀余り拘束された。言葉を持てない。
青春時代を思い、観た祭り。至福でしかなかった。
が、同時に法を思うことが出てきたとは??? 

「令和伍年(皇紀2683年)10月29日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(11)”  ❖ ’23-102 ❖》

マユミ(檀、真弓) ニシキギ科... マユミ(檀、真弓) ニシキギ科(Celastraceae)
学名:Euonymus hamiltonianus Wall.
なんともきれいな色の実。... なんともきれいな色の実。


《 忘備録・・暫く前の泉の森・・光景。*2016/10/*  》
秋にできる赤い種、遠目に見ると赤い花が咲いているように見える。
春咲くまゆみの花は、とても地味で余り関心が持たれないようだが。
10月の中頃、秋を実感できる風景。カントウマユミ(関東檀)とも呼ばれる。
熟したマユミの実は、4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。
和名の様にこの木で弓を作った。材は緻密でよく撓る。こけしの材料でもある。

「令和伍年(皇紀2683年)10月25日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(10)”  ❖ ’23-101 ❖》

《襍・/・画  “ 秋景(10...
《襍・/・画  “ 秋景(10...
迫力あった。 迫力あった。
《 忘備録・・昔、見た光景。*2003/10/2?*  》
横になり身体を休めてPCニュースを見ていたら。。。!
紛争地域より自衛隊機に乗って帰国した人々を見た。
かつては、近寄れなかった紛争地に自衛隊機が行けてる。
それを可能にした故安倍元総理の業績を思うのだ。
マスコミをはじめ野党等の反対した人々は、何も言わない。
自衛隊の日々を思うと感謝だ。他方、沖縄の知事は???
“抑止力”を実感した光景に出会った事がある。
横須賀の基地に停泊している米空母は、見たことがある。
だが航行している(相模湾鎌倉沖)姿は圧巻だった。
歴史的経緯は別として、今の日本国を守ってくれてる人々。
自衛隊・海上保安庁の皆さんにただただ感謝。
而して、在日米軍の存在は実に大きい。
感謝あるのみ。 

「令和伍年(皇紀2683年)10月21日、記」


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《襍・/・画  “ 秋景(9)”  ❖ ’23-100 ❖》

ハンショウズル(半鐘蔓)の種子... ハンショウズル(半鐘蔓)の種子  キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis japonica Thunb.
キツリフネ(黄釣船) ツリフネ... キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科(Balsaminaceae)
学名:Impatiens noli-tangere L.
タマアジサイ(玉紫陽花) アジ... タマアジサイ(玉紫陽花) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea involucrata Sieb
玉紫陽花も開花してしまうと単に... 玉紫陽花も開花してしまうと単に紫陽花!!
シロバナマンジュシャゲ(白華曼... シロバナマンジュシャゲ(白華曼珠沙華) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Lycoris x albiflora Koidz. 
日本のものは不稔、ヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種。
 オオオナモミ(大葈耳) キク...  オオオナモミ(大葈耳) キク科(Asteraceae)
学名:Xanthium occidentale Bertol.
ひっつき虫と呼ばれ嫌われるが、眺めると迫力ある。
《 忘備録・・泉の森で出会えた。*2023/09/26-part2*  》

ようやく動けるようになった。でもフラフラ!!酔っ払い状態。
焦りで余計なことをするのが行けないんだろう。
歳は、取りたくないものだ。否、若い頃の負傷痕が頭をもたげる。
我慢と、反骨心あるのみ。
植物は、もがき騒がず粛々と今を生きている。 活力をもらう。 

「令和伍年(皇紀2683年)10月20日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(8)”  ❖ ’23-99 ❖》

ナンバンギセル(南蛮煙管)  ... ナンバンギセル(南蛮煙管)    ハマウツボ科(Orobanchaceae)
学名: Aeginetia indica L.
寄生植物で茎はごく短く、殆ど地上には出ない。
葉緑素を欠き、光合成せず、ふつうはススキの仲間に寄生する。
『万葉集』では思草(おもいぐさ)の名前で出てくる。 
《襍・/・画  “ 秋景(8)...
《 忘備録・・泉の森で出会えた。*2023/09/26*  》
いろいろな雑用がかさなって、散歩できない日々が続いていた。
いよいよ以って鬱憤が溜まり、出動!?!外出の途に少し散歩。
近間の里地(里山)は、いつも通り。花々も余り代わり映えしない。
そんな中、ラッキーな出会いがあった。“南蛮煙管”と出会えた。
例年、顔を出す事は知っていたが、初めてこの地で観る事ができた。
すすきの根本にひっそりと寄り添っている。可愛くも健気に立って!!
研究者ノート;筑波大(奥山雄大) 
秋のススキ野原に、ぴょこんと可愛らしいピンク色の花を咲かせているのはナンバンギセル。
実は、植物のくせに自分では光合成を行うことをやめてしまい、
代わりにススキなどが作った光合成産物である糖分を盗んでしまうという「ズルい」性質を持っています。
ナンバンギセルが属するハマウツボ科はいずれもこのような寄生生活を送る植物で、
中には作物から栄養を奪う大害草になるものも。
その一方で、この仲間の植物の発芽習性の研究から
「ストリゴラクトン」という全く新しい植物ホルモンが最近発見されました。
驚くべきことにストリゴラクトンはハマウツボ科だけでなく、
あらゆる植物の生長のしかたに関わっていることが分かってきており、
大きな注目を集めています。
どんな植物から大発見が起こるか分からないものですね。 

※先月末に風邪をもらい、悪化をさまよい、ブログどころではなかった。
 花巡りを楽しんでいるが、この1ヶ月余り動けず忘備録で我慢。※ 

「令和伍年(皇紀2683年)9月30日、記」


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《襍・/・画  “ 秋景(7)”  ❖ ’23-98 ❖》

フジバカマ(藤袴) キク科(A... フジバカマ(藤袴) キク科(Asteraceae)
学名:Eupatorium japonicum Thunb.
 synonym Eupatorium fortunei Turcz
《襍・/・画  “ 秋景(7)...
上3画像は、葛飾区HPより借用... 上3画像は、葛飾区HPより借用。


《襍・/・画  “ 秋景(7)...
上2画像は、神奈川・金沢動物園... 上2画像は、神奈川・金沢動物園内。
園芸種と思われる。
《  秋分の日に思う藤袴 *2023/09/23*  》
古くより言われてきた二至(冬至と夏至)二分(春分と秋分)。
それが立春・立夏・立秋・立冬(四立)になっていったか?
それらが細分化して二十四節気なる季節感が生まれた。
旧暦では、八月中気。陰陽の中分となれば、と言われた(歴便覧)。
暑い日は減り、冷気を感ずる日が増える頃と称される。
昼と夜の長さがほぼ同じ。また、秋彼岸の中日でもある。
更には、秋の七草が、咲き揃う誇る頃でもある。
秋の七草は万葉集の山上憶良の2首の歌が始まり。
「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」。
萩(はぎ)、尾花(おばな=すすき)、葛(くず)、
撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、
藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)を意味しよう。
秋の七草の中で身近では、中々見られなくなった草がある。
野生(自生)のふじばかま(藤袴)は、絶滅危惧種に成ってしまった。
フジバカマは、中国原産で日本には奈良時代に渡来したとされる。
古代中国では香草として重用されていた。香りは桜餅のような香り。
桜と藤袴は、クマリンという共通する成分が含まれ同様な香である。
フジバカマの香り、そしてきりッとした立ち姿は秋の雰囲気を醸し出す。
中国原産種と言われるものと日本の野生種は、風貌が全く違う!?!

フジバカマ(藤袴);
秋の七草の1つだが、関東地方には自生地がほとんどないらしい。
神奈川県では、栽培園芸種しか見たことがない。
以前、東京葛飾区の都立水元公園脇の水元さくら堤自然保護区域でみた。
ここは、江戸時代に築かれた桜土手の面影を残している場所。
昭和59年から保護事業が始まって自然環境の回復保全されている。
日本の自生種は茎も殆ど赤くならず、葉が大きく花は白色、腺点がない。
根茎が地下を長く横に這って広がり、茎は集まって直立し、上部で分枝。
葉は対生し、3深裂し裂片は長さ8~13㎝、幅3~4.5㎝の長楕円形、鋸歯縁。
葉表は普通、光沢があり、葉の両面とも腺点はない。葉柄は長さ0.5~2㎝。
総苞は長さ7~8㎜の鐘形。総苞片は円頭、2~3列。花は筒状花のみ5個。
栽培種は藤色だが、野生のものはほとんど白色。
近似種のヒヨドリバナは葉が普通3裂しないが、3裂する場合もまれにある。
サワフジバカマ Eupatorium x arakianum はサワヒヨドリとフジバカマの交配種。
フジバカマに似るが、茎が赤色を帯び、上部の葉まで3裂する。
フジバカマの名で流通している園芸種。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月23日、記」


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《襍・/・画  “ 秋景(6)”  ❖ ’23-97 ❖》

ハナダテ(花蓼)  タデ科(P... ハナダテ(花蓼)  タデ科(Polygonaceae)
学名:Persicaria posumbu (Buch.-Ham. ex D. Don) H. Gross
別名:ヤブタデ
花が小さくアップしてもよくわか... 花が小さくアップしてもよくわからない。


ヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌)... ヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌) ヒユ科(Amaranthaceae)
学名:Achyranthes bidentata Blume var. japonica Miq.
synonym Achyranthes japonica (Miq.) Nakai
別名:イノコヅチ(猪子槌)
地味な色だが、実に面白い花。自... 地味な色だが、実に面白い花。自然界は、摩訶不思議!!


オニタビラコ(鬼田平子) キク... オニタビラコ(鬼田平子) キク科(Asteraceae)
学名:Youngia japonica (L.) DC.
synonym Youngia japonica (L.) DC. subsp. elstonii (Hochr.) Babcock et Stebb.
アップしてみると、色・形バラン... アップしてみると、色・形バランスがいい。





《  自庭の野草 *2023/09/18*  》

ハナダテ(花蓼);
日本全土の山野の林内や林縁などのやや湿ったところに多い。
茎高30cm位。茎下部は地をはう。葉は互生、卵形〜長卵形。
先は急に細くなり尾状にとがり、中央部に黒っぽい斑紋がある。
托葉鞘は筒形でふちに長い毛がある。
花序は細長くのび、紅色〜淡紅色の小さな花をつける。
葉がイヌタデと似ているが日陰に多く生える。
ハナタデは、イヌタデと違い花の付き方がまばら。 

ヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌);
山野の林内や竹やぶなど、日のあまり当たらないところに生える。
茎高1m前後。茎の断面は四角形で、節の所はふくらんでいる。
葉は対生し、長さ5〜15cmの長楕円形で薄く、先はとがる。
茎先や枝先に細い穂状花序をだし下向きに緑色の小花をまばらに付ける。
針状の小苞があるが、それで動物等の体などにくっつく。
小苞の基部に半透明の白い付属物があり、ヒナタイノコヅチより大きい。
花被片は5個で先はとがる。仮雄蕊は平たくて、あまり目立たない。
ヒナタイノコズチ Achyranthes bidentata var. fauriei は日なたに生える。
葉が捩れる様に波打ち、葉の裏に白毛が密生、小苞の付属体も小さい。
また、薄い膜状の偽仮雄しべがある。 

オニタビラコ(鬼田平子);
道端や公園、庭のすみなどに普通に見える。高さ0.2〜1m。
所によっては群生するが、独立して生えていることも多い。
全体にやわらかく、細かい毛がある。茎や葉を切ると白い乳液がでる。
根生葉はロゼット状につき、頭大羽状に深裂する。
頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ先が尖る。
茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。
茎の先に直径7〜8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。
花期は普通5〜10月だが、南の地方では1年中咲いている所もある。
総苞は長さ4〜5mmの円筒形。内片は1列に並び、外片はごく小さい。
花の後、総苞基部は膨らみ総苞片は草果が熟すとそり返る。冠毛は白色。
最近ではオニタビラコを、アカオニタビラコ(Y. japonica subsp. elstonii)。
花茎は通常1本。茎葉が数枚、大きい。花茎は紫色を帯びる。
下部を中心に毛が多い。ロゼットは柔らかな緑色で赤い部分がある。
頭花は径7〜10mmアオに比べてやや自然度の高い環境に多く見られる。
アオオニタビラコ(Y. japonica subsp. japonica)
花茎が通常多数出る。茎葉はつかない。花茎は紫色を帯びない。           
ロゼットは青っぽい緑色で光沢があり赤い部分がない。
頭花は8〜13mm。路傍の植え込みなど,
アカに比べて攪乱されたところに多く見られる。
アカオニタビラコ、アオオニタビラコ・・覚えるのが大変だ!! 

小生だけが悦に入ってる庭。家人は、単に無精してるだけと睨む。
自然環境の経過を見てるのだが、美意識欠如と言われると???
護美(ごみ)とは、“これ如何に”と思う日々である。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月19日、記」

 


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《襍・/・画  “ 秋景(5)”  ❖ ’23-96 ❖》

《襍・/・画  “ 秋景(5)...
ホウキギク(箒菊) キク科(A... ホウキギク(箒菊) キク科(Asteraceae)
学名:Symphyotrichum subulatum (Michx.) G. L. Nesom var. squamatum (Spreng.) S. D. Sundb.
 synonym Aster subulatus Michx. var. andwicensis (A. Gray) A. G. Jones

《  自庭の花 *2023/09/15*  》
残暑・雷雨と目まぐるしい天候??突然に来る降雨に驚く。
全く手入れをせず自然のままに放置してる庭。
背の高くなる野草だけは、見栄えを考え抜いている。
自然に茎を上げる小さな花。風ある早朝に撮るも手振れピンボケ。
帰宅して画像を見ると〝がっかり〟。取り直す時間もなく!?!

ホウキギク(箒菊);
南アメリカのブラジル、ボリビア、アルゼンチンが原産地。
明治末期に大阪で発見された。が、今では雑草と呼ばれる野草。
茎は、よく分枝し茎高1m位にもなることがある。
葉は、基部から先端までほぼ同じ幅の線形で、基部は少し茎を抱く。
頭花は、直径5〜6mm。舌状花は、白色だがまれに淡紫色。
冠毛は、筒状花より長い。花が終わると冠毛は伸びの外に突き出る。
よく似るヒロハホウキギクとの違い、特徴。
 1 頭花の直径は、ホウキは5〜6mm、ヒロハは、7〜9mm。
 2 葉の幅は、ホウキ、0.5〜1.0cm。ヒロハ、0.8-2.5cm。
 3 花序の枝は、ホウキは30°〜60°。ヒロハ、60°〜90°で出開。
 4 ヒロハは筒状花の冠毛が花筒より短い。
他に花が1cm以上あるオオホウキギクがあるが、見分けは難しい。
ホウキギク類は中間的なものもあり、変化が多く、分類が難しい。
学名にしても同義語が多い。
神奈川県植物誌では従来のヒロハホウキギクとホウキギクの学名が同じ。
これは、シオン属として分類する場合は変種扱いにするのではなく、
Aster squamatus (Spreng.) Hieron.とするのが普通であり、
USDAではAster subulatus auct. nonn.としている。
 ホウキギクとヒロハホウキギクとの雑種はムラサキホウキギクといわれる。
頭花がヒロハホウキギクに似て、ホウキギクより濃い淡紫色で、冠毛が目立つ。

「令和伍年(皇紀2683年)9月16日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(3+1)”  ❖ ’23-95 ❖》

カゲロウラン(蜉蝣蘭)  ラン... カゲロウラン(蜉蝣蘭)  ラン科(Orchidaceae)
学名:Hetaeria agyokuana (Fukuy.) Nackej.
環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT)、神奈川県:絶滅危惧II類(VU)
別名:オオスミキヌラン
※ 上2画像は、借り物 ※
小さな花だが、瀟洒な花だ。 小さな花だが、瀟洒な花だ。
《  近間だが、最近、見ていない花  》
残暑が厳しい。PCと資料の山に目を凝らす日々で身体が重い。
少し休んでいたら、脳裏に季節の植物の事が浮かんできた。
今頃、三浦半島最高峰の大楠山~武山で見られる小花。
ラン科のカゲロウラン(蜉蝣蘭)の花が、見れる頃では?と。
常緑樹林の林床に生える茎高、約20センチの華奢な草本。
葉は、濃緑色でビロード状の光沢で縁は波打ち3~5の葉をつける。
花は、横向き。少し傾いて一つの茎に5〜6個、花を咲かせる。
小さく3mm程の花。開く側萼片は長さ5mmで緑色で披針形。
桃色の背萼片の下に白い側花弁と先端がV字の袋状唇弁がある。
常緑林林床に生え、地表近くを這う緑色の根茎の節々から根を出す。
儚げな花の姿を昆虫の蜉蝣(蜻蛉)に見立てたことが、名前の由来。
数十年來、見る機会を失っている。心の中での“幻の野草”である。
今年こそは探訪したい、と思うも折り合い付かず出掛けられそうにない。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月13日、記」

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