《時節・_・襍囈⇔伊豆半島を思う》
過去の因を知らんと欲せば、其の現在の果をみよ
未来の果を知らんと欲でば、其の現在の因を見よ
反観合一・・・に然り。
先般、斯様なことを記した。我が人生にあっての関心事。
”環境問題” 古い町並みや自然環境、而して生活環境自体だ。
想いの原点は、鎌倉鶴岡八幡宮裏・御谷(おやつ)宅地開発阻止。
此処の宅地開発は、開発阻止できた。が以後~今の鎌倉は???
昭和文化人の想いは、過去の事と忘れ去られてしまった感が強い。
自然・緑との共存を如何に考えるか、真摯に検討されたはずだが。。?
一部の文人だけが表舞台で評価されているのに大いに違和感をもつ。
全国歴史的風土保存連盟とか鎌倉の自然を守る会、此の2団体の功績!!
両団体会員の多くは、各種分野の学者集団。シンクタンクの様だった。
偉人の面々が、ボランティアで対処された事象が、今・生かされていない。
色々とご教示頂けたのに、今の己はその恩恵を忘れてしまった如くな生活だ。
のんびり植物観察の日々だ。が最近、目を疑うような光景を南伊豆で目撃。
昨今あちこちで目にする風力発電機、あのバカでかい風車が増え続けている。
南伊豆から石廊崎周辺の海岸線に沿っての丘陵地帯に年々増えている風車。
航空写真を見ていて驚く。年々増えている。緑濃い場所ゆえ目立たない。
地上からではわからないが、航空写真だと一目瞭然。
以前、伊豆半島に沿って大規模海上風車の計画があることを記した。
https://jp.bloguru.com/zakkah/434828/2226
とんでもない計画と素人目には思うが、様々な影響が及ぶのは必至だろう。
南伊豆の丘陵地帯だけを見ても自然環境劣化は見え始めている。
大風車のみならず、太陽光発電機械だろう物も設置されているやに見える??
これらを開発設置してる企業が、中国系資本なのも危惧するところだ。
設置機材の多くが中国製と思える。これまた、大問題を含む。よいとは言えまい。
静かに既成事実ができ、大問題化も必至か??すでに野草には悪影響がでている。
たかが野草と言うなかれ。自然環境保全と環境変異、バランスが重要だ。
走雲峡と言う下賀茂(加納)から石廊崎方面に向かう林道がある(上画像)。
この林道に沿って野生化した種々の紫陽花が見られる場所だ。野草も多い。
そんな場所沿いに、大規模開発が数年前から行われていることは知っていたが、
先日、この地を訪れて愕然とした。開発地近くのホタルブクロが消滅していた。
その他の野草も少なくなっていた。今後も観察が必要だ。
ほとんど観光客は訪れない場所らしい。地元も関心を持たない場所か!?!
それ故に開発しやすい場所でもあるが、誰かが、疑義を呈する必要がある。
単に反対ではなくより良い将来を考えての事だ。
この南伊豆には、”ささゆりの里 天神原植物園”と言う素晴らしい園があった。
老夫婦が営む植物園だったが、運営姿勢が、素晴らしかった。
南伊豆をドライブしたおりには、よってほしい園であったが、2021年に閉鎖。
だが、日本固有種の珍しい植物の苗木を販売されておられる由。
植物愛好家には、訪ねてほしい園である。HPをみて頂きたい。
天神原植物園;
https://www.tenjinbara-bg.com/
「令和伍年(皇紀2683年)6月14日、記」