《囈(23)“2021年6月!?!”❖21-182❖》

オリヅルラン(折鶴蘭) キジカ... オリヅルラン(折鶴蘭) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Chlorophytum comosum(Thunb.) Jacques
別名: ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)
ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)
学名:Chlorophytum comosum ' Variegatum'
《“東伊豆・北川にて!?!”❖2021/06/09❖》
オリヅルラン(折鶴蘭)=ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)、
ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭) ;
オリヅルランは、観賞用の園芸種。普通、白色の斑入り品種が栽培されている。
茎高1m以下。根茎は傾伏(初め、水平に広がり、その後上向きに育つ)。
根は肉質、両端が狭くなり(紡錘形)、直径10㎜以下。乾燥に強いが、寒さに弱い。
線形の葉が根出状に生え、緑色で柔らかく伸び先端は尖り艶はない。
細長い花径を数本のばし途中や先に白い小さい6弁花を1つずつつける。
雄蕊6本。花弁は長円形、長さ10㎜以下で反曲する。
品種の代表各は、 'Variegatum'(ソトフオリヅルラン) , 'Vittatum'(ナカフオリヅルラン) 。
*       *       *        *        *
今年の6月は、“コロナ”問題に振り回されたのだが、危険度の詳細は未発表???
感情的な危険を強調、煽動し、真摯な感染内容が伝わって来ない。。。!
行動は個々人の責任、と例年通り、野生紫陽花を見に伊豆半島へ出掛けた。
野生紫陽花は、大方は元気だったが環境整備で姿を消した株があったのは残念。
一方、日本固有種の紫陽花を栽培してる植物園に出会えたことは幸いであった。
又、観光地と言うより保養地と感じた宿の庭で見た折鶴蘭、素朴で気に入った花。
「令和参年(皇紀2681年)6月30日、記」



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《眼福(150)“天神原植物園(6)!?!”❖21-181❖》

特定できない花。葉の形が独特で... 特定できない花。葉の形が独特で面白い!!
《“不明の植物!?!”❖2021/06/09❖》
ササユリの里“天神原植物園”は、南伊豆天神原高原の中に位置する。
この植物園は、日本の固有植物を植栽していると紹介されている。
訪れて驚いたのは、春~初夏の植物、紫陽花とササユリのコラボが見られた事。
ササユリは、咲き始めで数も少なかったが、手鞠紫陽花の群落は、凄いの一言だった。
そんな中、散策を始め、夢中で寫眞を撮って居たのだが・・・!!
後で画像を整理していると、見慣れない葉を見つけた。
形からすると、「ハカマカズラ (袴葛)」バウヒニア(ハカマカズラ)属の植物か??
花は、蕾状態で花の形等は、分からない。
葉の形が羊のひづめに似ているので「ヨウテイボク(羊蹄木)」という名もある。
(Bauhinia japonica:バウヒニア・ジャポニカ) 日本では何所で自生しているのだろうか??
植物園管理者に聞けば良いのだが、来年再訪して確認してみたい。
心惹かれる、植物園。楽しみが一つ増えた。
「令和参年(皇紀2681年)6月29日、記」



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《眼福(149)“天神原植物園(5)!?!”❖21-180❖》

ヤマホタルブクロ(山螢袋)  ... ヤマホタルブクロ(山螢袋)     キキョウ科(Campanulaceae )
学名:Campanula hondoensis Kitam
Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
《“日本固有種植物(7)”❖2021/06/09❖》
ヤマホタルブクロ(山螢袋);
画像のヤマホタルブクロの花色は、濃い赤紫で鮮やか。遠目でもよく目立った。
ホタルブクロとのもう一つの違いは、萼片が上にちょっと突き出したように膨らむこと。
ホタルブクロ の高山種と言える。ホタルブクロの日本固有の変種。
茎には粗い毛が生え、根生葉は花期には枯れてなくなる。
根生葉は基部が円形~心形、葉柄は長く、毛があり、翼がない。
茎葉は互生し、長さ5~8㎝、幅1.5~4㎝、葉柄に翼がある。
花冠は長さ4~5㎝の鐘形。先が浅く5裂し濃赤紫色~白色で内面に斑点があり長毛がある。
萼筒の先は5裂し、波打ち、湾入部分が膨らみ、付属体は無い。雄蕊5個は花冠と離生し、
糸の基部は倒台形、有毛で、基部に蜜を溜める隙間がある。
蕾のうちに花粉が出て、花柱につく。花柱に付着した花粉が無くなった頃、
雌蕊の柱頭が3裂して開き、虫が運んできた花粉を受粉する。
「令和参年(皇紀2681年)6月28日、記」


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《眼福(148)“天神原植物園(3+1)!?!”❖21-179❖》

《眼福(148)“天神原植物園...
テイカカズラ(定家葛)    ... テイカカズラ(定家葛)    キョウチクトウ科(Apocynaceae)
学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai
別名: マサキノカズラ(柾葛)
《“日本固有種植物(5)”❖2021/06/09❖》
テイカカズラ(定家葛);
名前は藤原定家が慕っていた皇女が病のために亡くなった後、
蔦葛(つたかずら)となって、皇女の墓石にまつわりつく、という謡曲の「定家」に由来する。
茎の途中から気根を出し木や岩壁を這って広がり、枝に淡褐色~褐色の毛が密生する。
葉は、全縁、革質で光沢がある。葉裏は黄緑色、緑色の葉脈が細脈まで明瞭に見え、
無毛だが、時に短毛が見られる。枝葉は楕円形でやや大きい。
集散花序に白花が多数つく。花は高杯(たかつき)形。先は5裂し、風車のような形。
中心基部は、橙黄色。萼片は披針形。
チョウセンテイカカズラ は、無毛品種で変種分類だが、変化があり、区別が難しい。
チョウジカズラ は、海岸に生え、葉と花が大きい。花は直径3㎝以上になる。
ケテイカカズラ は、葉裏や萼などに毛が多く、萼片が長い。花冠が白色、基部が黄色。
サカキカズラは、葉裏の細脈が不明瞭、花が小さく花冠の裂片が捻じれて幅が狭く見える。
「令和参年(皇紀2681年)6月27日、記」







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《眼福(147)“天神原植物園(3)!?!”❖21-178❖》

シライトソウ(白糸草)    ... シライトソウ(白糸草)    シュロソウ科(Melanthiaceae)
学名:Chionographis japonica Maxim.
咲き始めの茎・花 咲き始めの茎・花
《“日本固有種植物(3+1)”❖2021/06/09❖》

名前は単純明快。花は下から順に咲いていき最盛期にはビン洗いのブラシのようになる。
根生葉は長さ3~14㎝の倒卵形、縁には細かい波状鋸歯があり、葉柄には翼がある。
ショウジョウバカマのようなロゼットを形成する。茎葉は線形。
茎の頂部に白いブラシ状(穂状)花序をつけ両性花と雄花とがある。
花には花被片が6枚あり、上の花被片4枚は長さ約1センチの線形で先が少し広がる。
下の花被片2枚と雄蕊6本、雌蕊1本はごく小さいので肉眼ではわかりづらい。
花序は白い線形の花被片が花茎にブラシ状についているように見える。
よい香りがする。花序の下には線形の苞が数枚ある。
「令和参年(皇紀2681年)6月26日、記」





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《眼福(146)“天神原植物園(2)!?!”❖21-177❖》

カザグルマ(風車)    キン... カザグルマ(風車)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis patens Morr. et Decne.
《眼福(146)“天神原植物園...
種子だけ見ると、ハンショウズル... 種子だけ見ると、ハンショウズルそっくりだ。
《“日本固有種植物(3)”❖2021/06/09❖》
カザグルマ(風車)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis patens Morr. et Decne.
テッセン (クレマチス) にそっくりなので西洋の園芸種に見えるが、日本に自生する野草。
シーボルトによって渡欧した風車が、品種改良されテッセン(クレマチス)として里帰り。
国の絶滅危惧種Ⅱ類。葦毛湿原など湿地の近辺などにわずかに自生している。
葉は羽状複葉、小葉は長さ3~7㎝、幅1.5~5㎝の卵形、3~5個つく。
花は直径7~12㎝。花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片。萼片は6〜13枚。
花柄は長さ4.6~10㎝。雄蕊は多数、葯は長さ6~8㎜の線形。日本固有種。
「令和参年(皇紀2681年)6月25日、記」
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《眼福(146)“天神原植物園(1)!?!”❖21-176❖》

ルリトラノオ(瑠璃虎の尾) オ... ルリトラノオ(瑠璃虎の尾) オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Pseudolysimachion subsessile (Miq.) Holub var. ibukiense T.Yamaz.
Veronica subsessilis (Miq.) Carriere var. ibukiensis (T.Yamaz.) Albach
別名:ヴェロニカ
《“日本固有種植物(2)”❖2021/06/09❖》
ルリトラノオ(瑠璃虎の尾);
伊吹山に自生する事で知られている。古くから観賞用に栽培されてきた。
自生種には白い短毛が見られる。
花冠の筒部があることなどからルリトラノオ属 Pseudolysimachion に分類される。
茎は直立、葉柄は無く葉身は長さ8㎝前後、幅2㎝前後で狭い卵形~三角状卵形。
葉先は尖り、基部は円形、縁には鋭い鋸歯がある。
茎頂に10~20㎝の長い穂状花序を伸ばし、青紫色の小さい花を多数つける。
花柄は長さ1.5~2㎜で屈毛がある。花は直径約7㎜、長さ約6㎜。
花冠は短い筒部があり先が4深裂、裂片は広卵形。雄蕊は2個、花冠から長く突き出る。
近似種にヤマトラノオ、エゾルリトラノオ 、ヤマルリトラノオと似通った花がある。
中でもヤマトラノオ(Veronica ovata subsp. miyabei var. japonica)は、識別がむずかしい。
特徴等で自生地に違いがあるが、栽培種では見た目で識別するのは困難。
「令和参年(皇紀2681年)6月24日、記」


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《眼福(145)“ササユリの里・天神原植物園!?!”❖21-175❖》

《眼福(145)“ササユリの里...
笹百合は、未だ少数の開花だった... 笹百合は、未だ少数の開花だったが、園入り口下のブルーの手鞠紫陽花は、圧巻だった!!
《眼福(145)“ササユリの里...
《眼福(145)“ササユリの里...
ササユリ(笹百合) ユリ科(L... ササユリ(笹百合) ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium japonicum Thunb.
別名: サユリ(早百合)
《“日本固有種植物(1)”❖2021/06/09❖》
ササユリ(笹百合);
清楚なピンクの花、栽培を試みるも中々難しい。東斜面の明るい日陰林、酸性の土壌。
限られた条件でしか育たない“ササユリ”。名前は葉が笹に似ているからに由。
(日本固有在来種百合は、西日本ではササユリ、東日本ではヤマユリが代表する。
花の時期が他のユリより早いことから、ササユリを別名、早百合ともいわれる。
香りが強く、花の色が薄いピンク色で、愛らしい。静岡県~新潟県が自生地の北限か。
(近畿地方以北の山百合は、花が大きく中脈に沿って黄班が入り赤褐色の斑点が多い。)
茎高は、50~100cm。茎は細くて直立するが、上部が弓形になることもある。
葉は互生し、長さ8~15センチの披針形でやや厚く、 笹の葉に似ている。
茎先に長さ10~15センチのラッパ形で、 淡紅色の花を1個~数個横向きに咲かせる。
花冠は6裂して反り返り、葯は赤褐色で、花に強い芳香がある。 雄蕊6本、雌蕊は1本。
花は1個が多いが、数個咲くこともある。 倒卵形の蒴果、扁平で周の翼ある種子が風で飛ぶ。
種子は翌々年の春に発芽するが、その年は根生葉だけでまだ茎がない。
種子からだと、花が咲くまでに7年以上かかる。 何年かするとその場所の株は枯れる。
ササユリは、とても美しい花で盗掘をされることが多く、近年はめっきり自生地が減少してる。
ササユリ(笹百合)の鱗茎(地下部)は「百合(ひゃくごう)」と呼ばれ、生薬として使われてきた。
ササユリの花言葉「上品」、淡いピンク色で少し俯き加減に咲かせる姿は、當に上品。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花という言葉、美人の代名詞とも言える花言葉。
ササユリ(笹百合)の種類には、自生地の名前や、葉の特徴で名前が付けられた。
日向笹百合;宮崎県に分布。やや濃いピンクの花を咲かせ草丈が低め。
神領百合;徳島県神山町神領村に自生。濃いピンクの花を咲かせる。
花は同種の中で最も小さく、葉に白い縁取りが入る特徴がある。
伊島笹百合;徳島県伊島に自生。葉の幅が広いのが特徴。
フクリンササユリ;高知県と愛媛県で自生。葉が白く縁取られている。
ヒロハササユリ;長野県、新潟県、山口県に自生。葉が長くて厚みがある。
*        *        *
上記のような特徴等で真の自生地に出会ったことがない。関東人だから仕方ないか??
自生地ではないと思うが、見事に笹百合を栽培されておられる方がみえる、と聞いていた。
伊豆半島・・・紫陽花行脚にあけくれ・・全力注視でその植物園は、素通りだった。
今年は、植物観察ハンター??の師匠に案内・・導かれて訪れた。
先入観とは恐ろしい。訪問して園の素晴らしさに畏敬の念を持った。
対して、己の寫眞の酷さに落胆!!!
「令和参年(皇紀2681年)6月23日、記」

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《眼福(144)“地味な花!!”❖21-174❖》

《眼福(144)“地味な花!!...
《眼福(144)“地味な花!!...
クララ(眩草)    マメ科(... クララ(眩草)    マメ科( Fabaceae/Leguminosae)
学名:Sophora flavescens Aiton
別名:マトリグサ、クサエンジュ
《 “つくば市内で見た花!?!”❖2018/06/22❖ 》
クララ(眩草);
日本国内では、昔から薬草として知られている。
漢方では根がニンジンに似、苦味が強いことからクジン(苦参)と呼ぶ由。
和名由来は、根をかむと目がくらむほどに苦く、眩草(くららぐさ)と言われてきた。
それを略してクララ。全草にアルカロイド(マトリン等)を含み有毒でもある。
茎は直立し1m以上にもなり分枝する。茎、葉裏、果実などに短い伏毛がある。
茎の基部は木質で葉は奇数羽状複葉、小葉が15~35個つく。小葉は長さ2~4㎝。
花は長さ20~25㎝の総状花序を出し、長さ約15㎜の淡黄色の蝶形花を多数付ける。
まれに赤みを帯びる花も見られる。雄蕊は10個、互いに離生する。
花が紫色の種があり、ムラサキクララ forma purpurascens (Makino) Sugimoto という。
「令和参年(皇紀2681年)6月22日、記」



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《眼福(143)“日本的風情!!”❖21-173❖》

《眼福(143)“日本的風情!...
《 “托鉢!?!” 》
この1年余り、新型コロナウイルス感染拡大に世界中が混迷している。
発症拡大の原点は、中国・武漢であることが明白になってきた。
日本の政治家の中には、中国に遠慮して多くを語らない人々が多い。
日中国交締結をした後にその感覚が増大してきた、と個人的には感じている。
“基本的人権”“民主主義”に乖離する事柄が、日本国内にも見られ憂える所だ。
“人権”“民主主義”この2点とは、なんぞや?? 長いこと思考哲理してきた。
物事にして“画一的貧化”は、論理を滅ぼす。”余地を残す事”が大切と確信。
この1年余りを思うと、中華思想(中国政府見解)の論理破綻が見えてきた。
我が国の周りには、儒教的感覚が蔓延している様に見える(私的にだが)。
世界中の場所場所でウイルス感染が拡大、ワクチン接種で予防措置を講じている。
我が国ではワクチン接種が遅れている。でも感染拡大は、比較的小さい??
*         *         *
我が国の政治世界(国会等)でよく耳にする表現に“国民は・・・”というのがある。
この表現には、誰かの印象操作を感じる。隠れた国民の意見が感じられない。
世論調査の手法は、調査者の意向が色濃くでてくる。
騒ぐだけ騒いで、その後の結果は、無視だ。つまりは、誘導尋問的と映る。
ごく一部からの情報に惑わされてはいけない、と思うようになった。
*         *         *
国民性って何だろう?? 潜在的感覚ってなんだろうと考えてきた。
的外れかも知れないが、禅宗等の修行の一つ“托鉢”を思うのだ。
仏教伝来経路の過程で今の中国の前身一部だった、宋から伝来した禅修行。
パーリ語のピンダパータ(piapāta・托鉢)、インドの修行者は托鉢によって食物を得た。
最初期仏教の比丘(びく)たちは、もっぱら托鉢によって食を得た。
が、のちに仏教信者からの「招待食(しょうたいじき)」も受けるようになった。
頭陀行者(ずだぎょうじゃ)たちは、あえて招待食を拒否し、托鉢食のみによった。
現在の日本でも托鉢は、雲水(うんすい・修行僧)たちにとって重要な修行の一つである。
托鉢(たくはつ)・・修行僧が街を無心に歩き布施(ふせ)喜捨(きしゃ)を受ける行為。
托鉢は、雲水の修行にとどまらず布施を呈する者に取っても修行とするものだ。
施を受けた時に唱える偈文に『施(せ)財(ざい)の偈』というものがある。
偈の中に「財法二施(ざいほうにせ)」がある。「財施(ざいせ)」と「法施(ほうせ)」とある。
財施者(檀信徒・一般人)にとって、自分の財産・金品・持ち物、所謂「浄財(じょうざい)」、
それらを手放す事、すなわち、執着(しゅうじゃく)を断つことも修行とされる。
「布施」の事を「喜捨」とも言う。見返りを求めず喜んで捨てる、功徳を積むことである。
法施をする僧侶にとっては「教え(法)を施す」布教の実践の場である。

托鉢は、衣食住に対する執着を捨て、生きて行くということを他人に委ねる修行でもある。
自分と相手、相乗効果を以っての行為、その思考の上に「和の精神」があるのか。。。!
道元禅師が示した坐禅、「無」の境地。更には、神仏混淆(神仏習合)なる宗教哲理。
現代社会にあって個人の家屋内に神仏混淆の様式が残っている。
「令和参年(皇紀2681年)6月21日、記」



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