オミナエシ(女郎花);
オミナエシ科は、最近スイカズラ科に包含された。秋の七草の1つでもある。
昨今、自生地は減少し中々お目にかからない。栽培種の様に姿形がよいものも少ない。
根茎は横に這い、株のそばに新苗を作ってふえる。茎高は、0.6〜1m位になる。
葉は対生し羽状に裂ける。裂片はオトコエシより幅が狭く、茎の毛はオトコエシより少ない。
茎の上部はよく分枝し、黄色の花を散房状に多数つけ、花は直径4mmくらいである。
花冠は5裂し筒部は短い。筒部の下の子房には小苞が接している。雄蕊は4個。花柱は1個。
同じ仲間のオトコエシは匍匐枝を出して増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月29日、記」