《眼福(218)“秋めく味覚!?!”❖21-270》

サルナシ(猿梨) マタタビ科(... サルナシ(猿梨) マタタビ科(Actinidiaceae)
学名:Actinidia arguta (Sieb. et Zucc.) Miq.
山の中を散歩した時のサルナシ。 山の中を散歩した時のサルナシ。
さるなし・・・ソフトクリーム。... さるなし・・・ソフトクリーム。秋田県内で食したが、美味しかった(大人的味覚!!)。
《”猫が教えてくれた果実!?!” 》
サルナシ(猿梨) マタタビ科(Actinidiaceae)
学名:Actinidia arguta  (Sieb. et Zucc.) Miq.
和名の由来は猿が食べる梨の意(梨に似てる??)。熊の好物でもある。
マタタビに似ているが、葉が白くならず葉柄が赤いのが特徴。
蔓は灰褐色、初期に褐色の毛があるが落ち無毛又は有毛。古くなると蔓が10mにもなる。
蔓や葉・花の特徴は別の機会に紹介するとして、実は可愛いものだ。
又、サルナシの蔓はとっても丈夫で太く腐りにくい。それ故、吊橋などに使われていた。
又、サルナシの蔓は水分を吸い上げ保有力が非常に強い様で、飲料水代わりに使った。
山中で水がない時、サルナシのツルを切って出てくる樹液を飲んでいた(飲んだ経験ある)。
また、サルナシは5~15gくらいの小さなキウイのような俵型の実をつける。
果実を切った断面は緑色で黒い種子が見られ、断面の特徴もキウイに似ている。
皮はつるっとしていて毛は生えておらず大きさも3cm程度と小さい。
サルナシをベビーキウイ、ミニキウイ等と呼ぶ。和名でコクワと呼ぶ地域もある。
サルナシの味は、キウイに似ており酸味があり香りもよい。
サルナシは皮部分に酸味があり、皮を剥ぎ果肉だけを食べるとかなり甘い。
まるごと、皮と一緒に食べた方が味的にはバランスがとれるようにかんじた。
日本の山岳部に自生するサルナシ、果実が丸いものと細長いものがあるようだ。
マタタビ科のサルナシ、自宅庭に置くと猫がよってきた。マタタビの時と同じ態度。
*         *         *
知り合いの老女が、山で見つけた、と送ってくれた(北茨城市郊外)野菜等々。
色々な実・果物・野菜が新聞紙にくるまれ、宅配便で届いた。
泥付きの野菜もあったりでダンボールごと庭に置いといた。
夕方、フーテン??猫ちゃんがダンボール箱に顔を擦り付けていた由。
家族は、不思議がっていたが・・・僕が帰宅して中身を調べると!!
サルナシが入っている。なるほどって思った。
令和参年(皇紀2681年)9月27日、記」
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《眼福(217)“秋めく身近な森(3+1)!?!”❖21-269》

《眼福(217)“秋めく身近な...
イヌショウマ(犬升麻) キンポ... イヌショウマ(犬升麻) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Cimicifuga japonica (Thunb.) Sprengel
《”秋の風・・香り(3+1)!?!” 》
イヌショウマ(犬升麻) ;
ショウマと名前の付く種類は多いが、単にショウマというと サラシナショウマ のことを指す。
サラシナショウマが薬用になるのと比べ、役立たないのでイヌショウマと名前が付いた。
茎葉はなく、根生葉は1~2回3出複葉、葉裏の脈に縮れた短毛が開出する。
葉柄は長く30㎝を超える事もある。小葉は、掌状に切込み縁には不ぞろいの鋸歯がある。
蕾は丸く、淡紅色を帯び、花は直径約4㎜、白色~ピンク、無柄、長い穂状花序に多数つく。
雄蕊は多数つき白色で長くて目立つ。
若葉を茹で食用にするサラシナショウマと異なるのでイヌショウマとなった由。
令和参年(皇紀2681年)9月26日、記」





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《眼福(216)“秋めく身近な森(3)!?!”❖21-268》

《眼福(216)“秋めく身近な...
カラスノゴマ(烏の胡麻)  ア... カラスノゴマ(烏の胡麻)  アオイ科(Malvaceae)
学名:Corchoropsis tomentosa (Thunb.) Makino
Corchoropsis crenata Siebold et Zucc.
《”秋の風・・香り(3)!?!” 》
カラスノゴマ(烏の胡麻);
カラスノゴマは、道端や水田に生え、草丈は直立し高さ30~90㎝前後になる。
葉は互生し、卵形で裏面にたくさんの白毛の星状毛がある。
和名は、種子をカラスが食べるゴマに例えたものといわれている。
旧分類ではシナノキ科 Tiliaceaeに属したが、新分類(APG)ではアオイ科に含まれている。
花は秋、葉腋から1つの黄色い花を咲かせる。花柄は3cm程で垂れ横から下向きに咲く。
花弁は5枚、長さ約8㎜の倒卵形。萼片は5枚、線状披針形、反り返る。
雄蕊は5~15個。その内側にある長い5個は仮雄蕊。
令和参年(皇紀2681年)9月25日、記」
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《眼福(215)“秋めく身近な森(2)!?!”❖21-267》

この葉が、有用なのである。 この葉が、有用なのである。
《眼福(215)“秋めく身近な...
ヨモギ(蓬) キク科(Aste... ヨモギ(蓬) キク科(Asteraceae)
学名:Artemisia indica var. maximowiczii
モノトーンも中々。。。良い!! モノトーンも中々。。。良い!!
《”秋の風・・香り(2)!?!” 》
ヨモギ(蓬);
モチグサとも呼ばれ、春一番で芽を出し、草餅の原料になヨモギ(蓬).
花を咲かせるのは秋。若葉の頃の姿と余りにも違い花を見て蓬と想像できない。
枯れた後もお灸のもぐさや漢方薬になる役立つ野草。時に紅葉もする。
花粉は、 スギ  や ブタクサ と並び、花粉症の原因の一つ。
他方、葉は殺菌力や消炎作用が強く、切り傷や虫さされ、ヨモギ茶に使われる。
特にアレルギーの改善に役立つ等、相反する性質を持つ身近な野草だ。
若葉は草餅を作るのに使かわれ、名前だけは知っている人は多いと思う。
葉の裏に綿毛が生える。この綿毛を集めたものが「もぐさ」で、灸に使われる。
若葉は食べられ、草餅の材料にされる。キク科の中では珍しい風媒花である。
花粉はタンポポなどの虫媒花より小さく、表面に小刺がない。
セイタカアワダチソウ同様、根から他の植物成長を抑制する化学物質を出すと云われる。
地下茎を伸ばし、群生する(茎高、50~100㎝)。茎は紫色を帯び白い綿毛が密生する。
茎の上部の葉は披針形、全縁又は数個の切れ込みがある。
茎の中部以下の葉は羽状に深く分裂し、裂片には不規則な鋸歯がある。
葉の基部にある托葉のような裂片は、仮托葉と呼ばれる。葉裏も白い綿毛が密生する。
大きな花序に直径約1.5㎜、長さ約3㎜の小さな頭花を多数つける。
小花は周囲に4個の雌性花、中心部に2個の両性花からなり、ともに結実する。
両性花の花柱の先は切形、雌性花の花柱の先は2分岐し、雄蕊の先の付属体が細く尖る。
オオヨモギは葉の裂片の先が尖り、仮托葉がない。
***Artemisia princeps; Japanese mugwort***
ヨモギの名はときにヨモギ属全体の総称として使われることもある。
ヨモギ属 Artemisiaは北半球の全域と南アメリカ南部に約 400種が知られている。
このうち日本には 30種あまり,北アメリカには約 60種を数える。
ヨーロッパ原産のニガヨモギ (苦艾)は古くから日本でも栽培されていた。
日本の蓬に近い種の A. vulgarisは,イギリス,アメリカ,カナダで mugwortとして知られる。
その苦汁が民間薬の下剤,通経剤に用いられている。
トルキスタン原産のセメンシナとモンゴル産のミブヨモギ (壬生艾)も有用されている。
回虫駆除薬サントニンの原料として貴重であり重宝される。
またセージブラッシュはアメリカ中部の半乾燥荒原で何千 haもの大群落を作るので有名。
令和参年(皇紀2681年)9月24日、記」
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《眼福(214)“秋めく身近な森!?!”❖21-266》

《眼福(214)“秋めく身近な...
エゴマ(荏胡麻)    シソ科... エゴマ(荏胡麻)    シソ科(Lamiaceae)
学名:Perilla frutescens (L.)Britton var. frutescens
別名: ジュウネン(十年)
《”秋の風・・香り!?!” 》
エゴマ(荏胡麻);
古代よりこの種から搾った油が食用や灯りとして利用されていた。
が、江戸時代に菜種油の登場で栽培されなくなる。
アルファリノレン酸が含まれることで昨今、健康食品としてし登場している。
草丈100~250㎝。茎は、4稜形で1〜2mmの長軟毛が疎生、密生することもある。
葉は対生、広卵形で、長柄がある。葉質は、色々で葉色鮮緑色〜濃緑色。
葉裏には黄色い腺点がある。苞は緑色~紅紫色で卵形~広卵形。
花序下部の苞は横幅が狭い。萼は釣鐘形で先が5分裂、花時(長さ4〜7mm)。
秋、太く短い円柱形の花穂を伸ばし白色の小花を多数つける。
花穂は太く短い円柱形で、長さは野生種のセトエゴマに比べてかなり短い。
花冠は白色か桃白色、長さ4〜 6mm、雄蕊は花冠からほとんど突出しない。
*       *       *       *       *
近頃、否、春から雑用ばかりで、身近な里山(泉の森)を散歩出来ていなかった。
久し振りの森は、平日ということもあってか静かだった。而して微笑んで迎えてくれて。
未だ秋の華麗な花々は、メタボリズムの最中って感じだった。
森は息づき・・・着実にあきに!!普段、通らない場所で見つけたエゴマの花。
令和参年(皇紀2681年)9月23日、記」
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《眼福(213)“野生の植物は、強い!?!”❖21-265》

稲穂が倒れている。。。傾いてい... 稲穂が倒れている。。。傾いている方向、範囲等風の状態がわかって興味深かった。



ノアズキ(野小豆) マメ科(F... ノアズキ(野小豆) マメ科(Fabaceae) 
学名:Dunbaria villosa (Thunb.) Makino
別名: ヒメクズ(姫葛)
**近寄れず、切り出しで画像が不鮮明で判別は???**
シロバナツルボ(白花蔓穂) キ... シロバナツルボ(白花蔓穂) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Scilla scilloides form. albiflora
Barnardia japonica (Thunb.) Schult. et Schult.f. f. albiflora (Satake) Yonek.
イネ科 (poaceae) エ... イネ科 (poaceae) エノコログサ(狗尾草)
学名:Setaria viridis var. minor  別名: ネコジャラシ(猫じゃらし)
ムラサキエノコログサ(紫狗尾草・Setaria viridis form. misera)
アキノエノコログサ(秋の狗尾草・Setaria faberi Herrm)
よく似た草々、判別が中々、難しい。
《”2021秋の始まり!?!” 》
“小出川”沿いを散歩していて野草があちこちに顔を見せていた。
野菜や果物栽培、そして稲穂・・・人間にとっての食材も色々あった。
そんな脇に野草(一般的には雑草)も健気に花を咲かせていた。
令和参年(皇紀2681年)9月22日、記」

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《眼福(212)“残念な眺めだっったが!?!”❖21-264》

《眼福(212)“残念な眺めだ...
前日の雨・風で可哀想に倒れた彼... 前日の雨・風で可哀想に倒れた彼岸花。風の通り道、それも人間が作った環境だ。
ヒガンバナ(彼岸花)     ... ヒガンバナ(彼岸花)      ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Lycoris radiata (L'Her.) Herb.
Lycoris radiata (L'Her.) Herb. var. radiata
別名: マンジュシャゲ(曼珠沙華)
華麗なる姿の彼岸花、曼珠沙華!!





《眼福(212)“残念な眺めだ...
小出川って、農道の側溝ッて感じ... 小出川って、農道の側溝ッて感じの小さな川。富士山は、神奈川の何所から見てもいい!!
《”2021彼岸花!?!” 》
例年この季節は、彼岸花を観に散歩に出掛けていた。
今年も何処かって思っていたが、雑用が多くて!?!
ネットで情報を集めていたら“小出川”が良い、と!!
雑用を片付け、天候とにらめっこで漸く出掛けてみると??
二日ほど遅かった。前日の雨、風で彼岸花・稲穂も倒れ気味。
相手は天気、致し方ない。これは人間の身勝手、鑑賞だけの問題。
植物、野菜側から見れば色々と問題が見えてきたことだろう。
野菜もそうだが、漁業の場でも問題があるように思える。
今年の秋刀魚が、痩せている??って・・・真摯に対処を考えないと??

散歩をしながら遠くに見ゆる富士山は、それなりに、美しかった。
令和参年(皇紀2681年)9月21日、記」

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《囈(42)“どことなく寂しい眺め!?!”❖21-263》

山中湖上空よりの富士山(この眺... 山中湖上空よりの富士山(この眺めは、いつもの眺め)。
例年、夏の富士山は、綺麗に明か... 例年、夏の富士山は、綺麗に明かりが登山道を示している。
いつもなら、箱根からでも明かり... いつもなら、箱根からでも明かりがみえるが、今年は、全くなかった。やはり寂しい!!
《”2021夏富士(2)!?!” 》
富士山は、優美そのもの、言説に尽くしがたい。
今年は、なんとも夏らしくない姿、光景だった。
ちょっと寂しい景観、登山客の姿を感じ取れないなんて。。。!
来年の夏は、登山客と富士山を感じたい。
2021年夏の思い出。オリンピックだけか??
和参年(皇紀2681年)9月20日、記」



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《囈(41)“上空からの眺め!?!”❖21-262》

《囈(41)“上空からの眺め!...
《”2021夏富士(1)!?!” 》
“ダイヤモンド富士”“パール富士”どちらも富士獄あってのこと。
日本人にとって誇れる自慢できる山、独特の優美さがある。
偶然、そんなイメージとはちょっと趣の違う姿を夏に見た。
静岡県の身延山側、上空から見た姿、迫力があった。
令和参年(皇紀2681年)9月19日、記」



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《囈(40)“夕暮れの眺め(2)!?!”❖21-261》

秋谷海岸からのパール富士。 秋谷海岸からのパール富士。
《囈(40)“夕暮れの眺め(2...
《囈(40)“夕暮れの眺め(2...
《囈(40)“夕暮れの眺め(2...
《”パール富士!?!” 》
“ダイヤモンド富士”ならぬ“パール富士”というのもある。
ダイヤモンドは、太陽を指す名前だが、パールは、月を表す名称。
どちらも幻想的だ。雑事にかまけて最近は、見ていない。
相模湾沿いからの富士姿を時折追いかけてみたく思う。
令和参年(皇紀2681年)9月18日、記」
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