ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子);
アキノノゲシの品種で葉の幅が細く羽裂しないものを“細葉秋の野芥子”と呼ぶ。
陽当りのよい荒れ地や草地などで極普通に見える。茎高は、0.6〜2m位。
葉は互生、茎下部の葉は、逆向きの羽状に裂ける。茎上部の葉は、殆どが全縁で小さい。
茎葉は長楕円形で互生、アキノノゲシの様に下部の葉が逆向きの羽状には裂けない。
茎を切ると白い乳液がでる。茎の上部に直径約2cmの頭花を円錐状に多数つける。
頭花は普通淡黄色、稀に白色、淡紫色で昼間開花、夕方に萎む。総苞は長さ約1cm。
総苞片は覆瓦状に重なりあい縁は黒っぽい。茎頂で枝を分け淡黄色頭花を多数つける。
アキノノゲシ葉の披針形。葉が深裂せず基部も茎を抱かない。最近はアキノノゲシに含める。
「令和参年(皇紀2681年)10月17日、記」