今年の読書(39)『KAGEROU』齋藤智裕(ポプラ社)
Mar
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著者の齋藤智裕さんは、俳優:水嶋ヒロとして活躍されていました。
自殺しようと廃屋の百貨店の屋上から飛び降りようとした大東は、臓器移植を扱う京谷という男に助けられます。
どうせ死ぬならきれいに死んで、なおかつ臓器提供の見返りとしてお金も入るという説明に、大東は自分の体を提供する契約をしてしまいます。
途中、心臓移植をしなければ助からない茜という少女に出会い、自分の心臓が彼女の体の中で生かされているのを知り仲良くなるのですが、もはや自分は生きながらえての人生はありません・・・。
メルヘンチックな物語ですが、自分に与えられた命とはなにかということ,臓器移植の問題に対して、前向きに考えさせられる一冊だと感じました。
Posted at 2012-03-24 06:59
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Posted at 2012-03-25 03:08
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Posted at 2012-03-28 16:55
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Posted at 2012-03-29 02:05
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