【タイワンツバキ(台湾椿)】は、ツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木です。
ゴルドニア属はアジアなどに40種くらいが分布しています。
ゴルドニア・アキシラリス(本種)に「台湾椿(タイワンツバキ)」の和名があり、属名の和名もタイワンツバキ属です。
昨年2月、散歩中に見つけた 【タイワンツバキ】 は、すでに色褪せしぼんでいましたが、幸いにも5裂の種子がきれいに撮影できました。
【タイワンツバキ】は薄いコルク質の樹皮に覆われ、葉は楕円形で全縁または中程から先端にかけて浅い鋸歯があります。花は枝の先端に付きます。まるで花序が頂生しているように見えますが、よく見ると先端には次世代の芽があり、個々の花が枝に腋生していることがわかります。このことは前年に咲いた果実の付き方を見ればはっきりします。花は直径8センチくらいで白色です。雄しべは黄色く、雌しべが雄しべの中から顔を見せるところが特徴的です。【タイワンツバキ】の果実は長さ2センチくらいの卵形で5裂し、中には翼のある種子が多数入っています。翼がある種子というのもツバキ科にはあまりない特徴です。
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Posted at 2017-01-14 22:57
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Posted at 2017-01-14 23:38
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