イラクにある古代メソポタミアの代表遺跡バビロンがこのほど、アゼルバイジャンでの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で世界遺産登録が決定しています。
登録の動きが始まってから35年以上。湾岸戦争(1991年1月17日)やイラク戦争(2003年3月20日)など戦乱を経ての決定に、復興を進めるイラクの人々や考古学関係者は喜んでいます。
ユネスコによりますと、7月5日に登録決定したのはイラク首都バグダッドから南85キロに位置する紀元前7世紀~同6世紀の「バビロン遺跡」です。
新バビロニア王国(カルデア王国 カルデア人がバビロンを都に前625年に建国し、アッシリア帝国を滅ぼし、メソポタミアを支配して4国分立の一角を担った)の首都で、ピラミッドと並ぶ古代ギリシアの数学者<フィロン>が紀元前225年ごろに選んだ世界七不思議の一つ「バビロンの空中庭園」があったとの伝承もあります。
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