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- 神戸ご当地(1324)閉館「神戸市水の科学博物館」
水の性質や水道の仕組みを学べる 「神戸市水の科学博物館」 (同市兵庫区)が9月末で閉館します。体験型の展示が多い上、建物の構造から見学者同士の距離の確保や換気が十分にできず、市が新型コロナウイルスの感染防止が難しいと判断したためだといいます。建物は国の「登録有形文化財」になっており、市は民間事業者の知恵も入れながら別の用途での活用を検討するようです。
同館は1989年、市の水道事業の広報拠点として開館。大正時代に建てられた奥平野浄水場の急速ろ過場上屋を保存活用し、市の景観形成重要建築物にも指定されています。設計者は明治・大正期に活躍した建築家で、「神戸地方裁判所」や旧居留地の「海岸ビル」などを設計した<河合浩蔵>です。
かつては市直営でしたが、2012年度に指定管理者制度を導入。2020年度は市水道サービス公社が指定管理者となっています。
コロナの感染拡大後は、前庭や芝生広場などの屋外部分を除いて建物内の見学は、休止されていました。
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