山梨県は12日夜、県内在住の男性が新型コロナウイルスの ブラジル型「変異株」 に感染していることが確認されたと発表しています。1月にブラジルから羽田空港に到着した男女4人のブラジル型感染が確認されていますが、国内では初めて確認されました。
ブラジル型は現行のワクチンの有効性が分かっていないほか、ブラジル国内で再感染が確認されており、体内に作られた抗体が効きにくい恐れがあります。
山梨県によりますと、男性は発症前2週間以内にブラジル滞在歴があり、検疫の検査では陰性でした。接触者1人の陽性が確認されており、「変異株」かどうか国立感染症研究所が調べています。
男性の検体は県立中央病院が独自のゲノム(全遺伝情報)解析でブラジル型「変異株」が疑われると判定。国立感染症研が精査していました。
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