2046年2月に、地球に小惑星「2023DW」が大接近
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「2023DW」が見つかったのは2月26日。地球に衝突する可能性のある天体をまとめた(ESA)のWebページ「RISK LIST」によりますと、2046年2月14日21:44に地球に最接近する見込みとなっています。3月8日時点で最も地球に衝突する可能性が高い小惑星であるとしています。
米航空宇宙局(NASA)も8日、この小惑星についてTwitter上で触れており「地球に衝突する可能性は非常に低い」と投稿しています。より詳しい軌道を計算するためには、もっと多くの情報が必要であるとし、今後もデータ収集と観測を続けるとしています。
米国の科学系ニュースメディア『Live Science』は「2023DW」が衝突した際に与える影響について「6600万年前に地球に衝突した恐竜を絶滅させた小惑星(直径約12km)のような大災害には至らない」と指摘。しかし続けて「大都市や人口の多い地域の近くに衝突した場合、深刻な被害をもたらす可能性がある」と説明しています。
ロシアのチェリャビンスクでは2013年2月15日、「2023DW」の半分以下の大きさ(直径約17m)の小惑星が落下してくる事象が発生。小惑星は上空で爆発し、発生した衝撃波によって約3300棟の建物の窓ガラスが割れ、約1500人が負傷しています。