日経平均株価(4月3日)終値3万9451円85銭
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3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比410円33銭(1.03%)安の3万9428円58銭でした。
米国の利下げ開始が遅れるとの見方から、前日の米株が下落したのが重荷でした。朝方に台湾付近で発生した地震の影響も警戒され、株価指数先物に売りが出ています。日経平均の下げ幅は一時600円を超え「3万9217円04銭」の安値を付けています。
2日のダウ工業株30種平均株価は前日比「396ドル61セント」安で終えています。米景気の底堅さから米連邦準備理事会(FRB)が利下げを始める時期を先送りするとの見方に流れています。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(1.51%)安となり、東京市場でも東エレクやアドテストに売りが出て日経平均を下押ししました。
3日午前7時58分(日本時間同午前8時58分)ごろ、台湾東部沖を震源とする強い地震が発生しました。台湾は半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)などが工場を置く、世界の半導体産業の集積地となっています。3日の台湾株式市場で(TSMC)株は売りが優勢です。供給網への影響を警戒する短期筋から日本の株価指数先物にも売りが出て、日経平均は下げ幅を広げています。
終値は反落し、前日比387円06銭(0.97%)安の3万9451円85銭で取引を終えています。