時間が取れれば、本来は自分の専門分野の書籍を読めばと思うのですが、「まっ、いいか」と興味ある分野へと引かれてしまいます。
「医学」「企業・経済」「司法・警察」といった特殊な分野の小説は、普段接することが少ない世界ですが、逆に日常生活に関連した部分が多く、興味を持ちます。
『バイアウト』は、音楽プロダクションをM&Aするために、企業3社がTBO(株式公開買い付け)に乗り出す戦いを中心軸に、裏側でTBOされた会社の株を買いあさる女性トレーダーの親子関係を絡めて話は進んでゆきます。
ダン(取引成立)、セトルメント(決済事務)、コールド・コール(初めての訪問)、タックス・シェルター(租税回避)等、聞き慣れない用語が出てきますが、特殊な業界用語として興味を持ちながら読ませていただきました。
先日、実刑判決が出ました堀江モンや、村上ファンドを思わす登場人物も出てきますので、経済モノとしての実態感がよく出ています。
企業は株主のものか、従業員のものか、日本社会においての「株式会社」の位置づけ、改めて考えさせられました。
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Posted at 2011-05-11 03:02
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Posted at 2011-05-11 15:44
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Posted at 2011-05-11 09:04
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Posted at 2011-05-11 23:24
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Posted at 2011-05-11 15:29
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Posted at 2011-05-12 00:34
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