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京都の祇園祭、大阪の天神祭と、大きな祭りが7月に行われますが、関西の夏祭りの食材の代表格が「鱧」だと思います。
この時期、関西の居酒屋さんでは「鱧の湯引き」が出始め、梅肉か酢味噌でいただきます。
「湯引きは」生きた「鱧」でないと、熱湯に入れたときにきれいに白身が反り返りません。
長く堅い小骨が多い肴で、食べるには「骨切り」という下処理が必要です。
「一寸につき26筋」の包丁目を、ジャキジャキと皮を切ることなく「骨切り」をする音は、気持ちのいいリズム感があります。
【鈴ぎん:福寿】でも、「鱧の湯引き」(380円)が出ていますが、今宵は「鱧の天ぷら」(300円)がありました。
天つゆか塩かですが、我がままを言って両方とも出してもらい、美味しくいただいてきました。
前回訪問した時にも、運が悪いのか<康江>ママさんはお店に出ておられず、今宵もまた、お休みのようでした。
別段ママさんの顔を見たいわけでもありませんが、お休みの日ばかりが続きますと、やはり残念です。
元気な<ミキティー>が頑張っていますので、お店はいつも通りの雰囲気でした。
カウンターに並べられている大鉢の「おばんざい」から、「厚揚げのたいたん」と「マカロニサラダ」を選び、キリンビールのお伴です。
新しい歌謡曲は全く分かりませんが、お客さんが唄われる曲は懐かしいメロディーばかりで、モニターの歌詞を目で追いながら楽しんでおりました。
今日25日は、多くの会社では給料日ですが、自営業者にとってはあまり関係ありません。
大将に「給料日ですから、夜の部のお客さん期待できますかねぇ」と聞けば、「水もんですからねぇ」と笑っておられました。
「お昼の定食、今日の25日で25回目になりました」と言えば、「それは幸先いい、ゲンかつぎになりました」と喜んでおられました。
本日の「お昼の定食」(600円)は、<鰹と鮪の刺身・野菜の煮付け・出汁巻き・平てん・ブリの照り焼き。肉と野菜炒め・胡麻豆腐>でした。
暑いこの時期でも、大将の種類の多いおかずは、いつも美味しくいただけますので助かります。
今宵の肴は、夏場らしい【穴子と胡瓜の酢の物】(280円)です。
晩春から夏にかけてが旬の穴子ですが、食べ方も変化に富み、天ぷら・蒲焼・寿司ネタ・八幡巻きなどで美味しくいただけ、まだ食べたことはありませんが、穴子の刺身も人気があるようです。
ウナギと同様に「肝」もおいしく、また「骨せんべい」なども酒の肴としてよく合います。
関東では江戸前として<煮穴子>が有名ですが、関西では瀬戸内海沿岸を中心に<焼き穴子>の有名店が多くあり、「押し寿司」をはじめ「焼き穴子丼」等、よく使われる素材です。
酢の物としてさっぱりとした味わい、暑いこの時期ならではの一品だといえます。
今宵のおすすめメニューは、「ハムカツ」(180円)でした。
「豚カツ」・「牛カツ」・「チキンカツ」と、「カツ」料理名は思い付きますが、「ハムカツ」も根強い人気で忘れてはいけないようです。
同じように魚介類ではパン粉を付けて油で揚げたものは、「フライ」と呼び、「カキフライ」・「エビフライ」・「白身魚のフライ」等、魚介類では呼び名が違うというのが、いまだに疑問で解決できていません。
分厚い<ソーセージ>を使用した「ハムカツ」かなと期待したのですが、(180円)の値段としては、薄い<ハム>でした。
<ハム>の味よりも、厚い衣の味を噛みしめながら、瓶ビールを呑んでおりました。
らあめん【赤無双】さん、ランチタイムが11:00~17:00と長く、「お昼限定セット」(720円)をされています。
ラーメンの「あげねぎ」や「ピリ辛」仕様の追加も無料で、「焼豚ごはんセット」や「春巻きセット」が気になるところですが、いまだ未制覇のままです。
なんとなく階段を上る2階が店舗というのも、敬遠がちになる原因かもしれません。
今までに、「ピリ辛らあめん」 ・ 「焼豚らあめん」 を食べてきていますので、今宵はお店の名前がついた「赤無双らあめん」(620円)にしました。
シリーズ化しています<インスタント麺>でラーメンは食べていますが、ラーメン専門店の本格的なスープの味は別格のおいしさです。
スープもそうですが焼豚の焼き具合いも良く、具材の盛り付けも鮮やかで、ラーメンだけは家庭で作るのは無理だなと感じながら食べておりました。
本日は、新開地5丁目にあります「神戸アートビレッジセンター」にて、<甲南大学書道部甲陽会:第二回翠緑展>の初日で、17:00までの開催でした。
早速出向いて見学しようと新開地通を歩いておりましたら、競艇好きの呑み仲間と鉢合わせ、【大勝】にて一杯呑む羽目になってしまいました。
競艇の場外船券売り場「ボートピア神戸新開地」の周辺は、競艇ファンが集まる立ち呑み屋さんが多く、ここ【大勝】もその類いです。
大きなテレビはレース中継の放送、壁には各競艇場のレース表が張られ、レースが終わるたびに「1・6・3=4060円」といった結果が書き込まれていきます。
競艇ファンでもありませんので長いするつもりもなく、並べられた肴から一番量の少ない「高野豆腐の卵とじ」(200円)を選びました。
好きな銘柄のキリンビール(大瓶:450円)がありますので良しとしながら、他愛もない話をしておりましたら、展示会の時間が過ぎてしまいました。
台風4号の影響で昨日から雨の神戸ですが、午前中は小康状態でした。
いつもブログにコメントをいただきながら、不義理しています【まるさ】さんに顔出しです。
ブログ上のコメントで女将<モンブラン>さんとやり取りをしていますと、いつも顔出ししている気分になるのがいけないようです。
本日の「ミニ定食」(550円)も、盛りだくさんのおかずで、満腹になりました。
<かき揚げ・金平ごぼう・蛸の酢の物・ごぼうの含め煮・鶏胆の煮つけ・冷奴>の6品でした。
後から追加で、お客さんの漁師さんから届いた蛸の<刺身>のおまけつきです。
「ファルコンさん、ごぼうが好きだから」と、ごぼうの小鉢が二つ出していただいたのは、女将さんのありがたい心遣いで、歯ごたえもよくおいしくいただいてまいりました。
聖護院蕪、鹿ヶ谷南京、九条ねぎ、堀川牛蒡と、京野菜は地名が付いていますので、生産地がすぐに分かり、来歴が分かりやすい野菜たちです。
今宵の肴は、「万願寺唐辛子(ししとう)」(230円)です。
大正末期から昭和初期にかけて、京都府舞鶴市の万願寺地区で生産された野菜です。
伏見系の唐辛子とカリフォルニア・ワンダー系の唐辛子を交配させたと言われています。
果肉は大きくて分厚いのですが、柔らかくて甘みがあり、種が少ないのも特徴です。長さが15センチと長く、味と合わせて「甘長とうがらし」とも呼ばれています。
かつお醤油が一般的でしょうが、あっさりとポン酢味でいただきました。
本日のお昼ご飯に選んだおかずは、6月後半のサービスメニュー「鶏とナスの味噌炒め」(504 → 420円)です。
6月前半のサービスメニューだった 「肉と玉子のいりつけ」 と同じ組み合わせで、<餃子と小ライス>を頼みましたが、「板宿店」のように<スープ>はありませんでした。
大好きな<赤・緑・黄>の三色のピーマンもたっぷりで、彩取りも良かったです。
大きなささ身が、見た目よりはゴロゴロとあり、食べ応えがありました。
茄子の切り方も大きく、味噌ダレと合いまって中華らしい味わいで美味しくいただいてきました。
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