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一重咲きの<ムクゲ(木槿)>は良く見かけますが、「半八重咲き」の花が豪華な感じで咲き誇っていました。
インド、中国原産と言われていますが、中国名では「木槿(ム-ジン)」と言いますので、和名の<ムクゲ>はこの言葉がなまったのかとも思います。
夏の茶花としても良く使われる花ですが、「半八重咲き」の花はこれまたあまり見かけることはないようです。
「一重咲き」の花に比べて「八重咲き」の方が幾分長持ちするようですが、「ツバキ」と同様に、豪華な花姿ですが花全体で散り落ちてしまいます。
梅雨の蒸し暑い時期に咲く鮮やかな朱色の花で、この花を見かけますと暑い夏が近づいた感じが強くなります。
アヤメ科クロコスミア属に分類され、「ヒオウギズイセン」と「ヒメトウショウブ」の交配種で、名前も両方から付けられたのか【ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)】の和名が付けられています。
正式名称は、「モントブレチア」です。
球根で増えていきますが、あまり手入れもいらず繁殖力が強い花です。
鮮やかな色合いですので、近所の藪の中にも遠目で咲いているのが分かるのですが、フェンスで囲まれていますので近づくことができません。
たくさんのつぼみを付け、順次下から咲いてゆく花ですから、毎日眺めては楽しんでいます。
夏至が過ぎ、今日は早や「半夏生」ですが、まだまだ日は長いようです。
帰宅の道すがら、【コマツヨイグサ(小待宵草)】が一輪咲いているのを見つけました。
アカバナ科マツヨイグサ属の北アメリカ原産の帰化植物で、明治以以降野生化して広まりました。
マツヨイグサの中では一番花が小さいので、【コマツヨイグサ】と呼ばれています。
3センチにも満たない小さな花ですが、雌しべの先端が4つに割れ、花弁の真ん中がへこんでハート形をしていますので、見分けやすい花だと思います。
暗くなる夕方に開花して夜咲き続け、翌朝にはしぼんでしまう一日花です。
白い花弁の【ツキミソウ】も名前通りで、夜咲く仲間です。
どちらの花も、健康的な生活をされている方にとって、きれいに咲いている時間帯には、あまりお目にかかれない花だと思います。
以前、青色の【グラジオラス】を紹介しましたが、今回は黄色の【グラジオラス】です。
今が旬だとばかりに咲き誇っていました。
もう3,4日経てば、花も色あせしなびた感じになりますので、美しい咲き時に出会えて楽しく見ておりました。
背丈が高くなる花ですので、倒れたままの【グラジオラス】を良く見かけます。
支えの支柱がほしいとこですが、そこまで気を使って園芸されている方は少ないようで、残念な気がしてなりません。
あざやかな橙色の鶏冠の形に似た、【ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)】を見かけました。
色彩的に熱帯地方の花だと思い浮かびますが、バショウ科ゴクラクチョウカ属の草本で、南アフリカのケープ地方が原産地です。
鳥のくちばしに似たガクの上に、きれいに並んでいる花の姿は見事です。
花の形は同じですが、葉の形状が茎のように丸くなるのが、「ストレチア・ユンケア」、【ゴクラクチョウカ】は葉の形がバランのように広がっていて、「ストレリチア・レギーネ」と呼ばれています。
「ストレリチア」と言うのは、イギリスのジョージ3世の妃の「ストレリッツ」の名前に因んでつけられていますが、きっと妃が好んだ花だったのでしょうねぇ。
どこから種が飛んできたのでしょうか、道端で【ヘビイチゴ】の花を見つけました。
この黄色い花から、赤い実ができるとは信じられません。
多数の雄しべと雌しべが密集していますが、1個の雌しべに1個の果実(種と思われているところ)となりますので、1つの花はたくさんの果実を持つことになります。
イチゴの本体は花床と呼ばれていますが、【ヘビイチゴ】の本体はカスカスで、食べてもおいしくはありません。
貪欲なヘビなら食べるだろうという、ある意味差別的な名称ですね。
園芸品種として、1000種を超えていると言われる【グラジオラス】ですので、好まれて植えられている花だと思います。
写真の花、最初に見たときに花の名前がとっさに思い浮かびませんでした。
どうしても【グラジオラス】といえば、赤やオレンジ、ピンクといったイメージが強く、青紫色でしかも白色との二色使いは始めて見ました。
原産地はアフリカ・地中海で、明治時代に輸入され、根は「湿布薬」の材料になる薬草です。
「葉」が古代ローマの剣「グラディウス」に似ているところから、花の名前が付けられていますが、「葉」の方が細身な感じで、『ベンハー』などの格闘シーンで使われていた太い刀身からは、程遠い感じがしています。
朝鮮と名が付けられていますが、原産地は中国南部・インド地方の南アジアで、江戸時代に薬用植物として渡来した花です。
園芸品種としては、「ダチュラ」という名称で広く通用しています。
直径15センチはある大きな漏斗状の花が咲き、果実はトゲの付いた球形で4,5センチの大きさになります。離弁花ではなく、白い花弁に縦筋が入っている模様が、何とも不思議です。
江戸時代の医学者、華岡青洲が自分の母親と妻を実験台に麻酔薬を処方しましたが、その時の主成分がこの【チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)】から精製したということで有名になりました。
薬用植物ですが毒性も強く、市民が世話する花壇の中で見つけましたので、子供たちが間違って事故を起こさないかと、少し気になるところです。
神戸は朝方から、ポツリポツリと雨が降り出しています。雨の中の【アジサイ(紫陽花)】、この時期ならではの風情ですね。
【アジサイ】は神戸市の「市花」ですので、街中に植えられており、いろんな品種と接することができます。
多くの【アジサイ】は淡い赤紫から青紫の色合いですが、深紅の【アジサイ】を見つけました。
一般的に【アジサイ】の花(正確には蕚)は、土壌の酸性度により、酸性なら「青色」、アルカリ性だと「赤色」と言われていますが、酸性度は花色を決定する要因の一つにしかすぎません。
同じ場所にある【アジサイ】が薄紫ですので、これはこのような色合いの園芸品種だと思うのですが、目を引き付ける鮮やかな深紅色に驚きました。
神戸は、夕方から雨が降り出しました。
天気予報では昼から雨でしたので、時間的にずれ込んでいるようです。
傘をさして帰宅する中、黄色の<ハイビスカス>が目にとまりました。
うす暗くなる直前ですが、原色の美しさは薄れてはおりませんでした。
<ハイビスカス>といえば、赤い色をすぐに思い浮かべてしまいます。
南国の花というイメージがありますが、観賞用の鉢植えも多く出回るようで、徳島県・愛知県の方が沖縄よりも栽培量は多いようです。
調べて見ますと、黄色の<ハイビスカス>は、ハワイ州の州花と分かりました。
ハワイアンでは、赤い<ハイビスカス>を髪の毛に飾った女性を思い浮かべてしまいます。
黄色は使われているのかが気になりますが、定かではありません。
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