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<是枝裕和>監督の日仏合作映画 『真実』 (2019年10月11日公開)の記憶も新しい<カトリーヌ・ドヌーヴ>(76)の最新作『CLAIRE DARLING』が邦題『アンティークの祝祭』として、4月下旬より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開されます。
<カトリーヌ・ドヌーヴ>とその娘である<キアラ・マストロヤンニ>(47)が母娘役で共演した本作。70歳を超え「今日が私の最期の日」と確信した主人公の「クレール」は、長年掛けて集めてきたからくり人形、仕掛け時計、肖像画などのコレクションを売りに出します。人生の断片とも言えるコレクションが彼女の切なく悲劇的な記憶をよみがえらせる一方、母の行動を聞き付けた娘「マリー」が20年ぶりに帰ってきます。
<カトリーヌ・ドヌーヴ>が「クレール」、<キアラ・マストロヤンニ>が「マリー」を演じています。共演には<アリス・タグリオーニ>(43)、<ロール・カラミー>、<サミール・ゲスミ>(52)が名を連ね、監督・脚本は『やさしい嘘』(2003年)・ 『パパの木』 (2010年)で知られる<ジュリー・ベルトゥチェリ>(51)が担当しています。
<田中裕子> <蒼井優>
第54回文藝賞および第158回芥川龍之介賞に輝いた<若竹千佐子>の小説『おらおらでひとりいぐも』(2017年11月16日・河出書房新社刊)を原作として、『モリのいる場所』 (2018年)の<沖田修一>(43)が実写映画化しました。<田中裕子>(64)が主演を務め、<蒼井優>(34)が共演に名を連ねています。
本作は、一人暮らしをしている75歳の女性「桃子さん」が主人公の物語。2人の子を育て夫に先立たれた彼女は、図書館で借りた本を読みあさるうちに、46億年の歴史に関するノートを作り万事に問いを立ててその意味を探求し始めます。それをきっかけに「心の声」が内から外へと湧き上がり、現在と過去を行き来してにぎやかな毎日を送るようになるさまがつづられていきます。
75歳の「桃子さん」を演じる<田中裕子>と「2人1役」で20歳から34歳までの「桃子さん」に扮するのが<蒼井優>です。
『おらおらでひとりいぐも』は、2020年の公開が予定されています。
<井筒和幸>監督
『パッチギ!』(2004年)・ 『黄金を抱いて翔べ』 (2012年)などを手がけてきた<井筒和幸>監督(67)の8年ぶりの新作映画『無頼』が、5月16日(土)より東京・K’s cinemaほか全国で順次公開されます。
物語の舞台は戦後日本。敗戦直後の動乱期から高度経済成長期、オイルショック、バブルの狂騒と崩壊まで激しく変転を続けた昭和の時代を生き抜いたヤクザ者たちの群像劇が描かれます。
主人公は極貧ゆえに社会から頭を抑え付けられ、飢えや冷たいまなざしにさらされながらも、何にも頼らずまっすぐ生きてきた男。やがて彼は同じような境遇のはみ出し者たちを束ね、命懸けで裏社会を駆け上がっていきます。
物語の主軸となる伝説のアウトサイダーを演じるのは<松本利夫>(EXILE)。共演に<柳ゆり菜>、<木下ほうか>、<ラサール石井>、<升毅>、<小木茂光>、<隆大介>、<外波山文明>、フォークシンガーの<三上寛>、ドラマーの<中村達也。らが名を連ねるほか、オーディションで選ばれた総勢300人もの俳優たちが出演しています。
左上から時計回りに佐藤流司、柴田杏花、莉子(上)、坂口涼太郎(下)、和久井映見、片岡愛之助、山本未來
<佐藤大樹>(24)(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)と<橋本環奈>(20)のダブル主演作『小説の神様』に、<佐藤流司>、<柴田杏花>、<片岡愛之助>、<和久井映見>らが出演することが発表され、5月22日(金)に全国で公開されます。
<相沢沙呼>(36)の同名小説『小説の神様』(2016年6月・講談社タイガ)を「HiGH&LOW」シリーズの<久保茂昭>(46)が映画化した本作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品を酷評され売上も伸びないナイーブな高校生作家の「千谷一也(ちたにいちや)」と、クラスメイトであり売れっ子高校生小説家の「小余綾詩凪(こゆるぎしいな)」が、2人で協力してベストセラー小説を作り出そうとするさまが描かれます。ナイーブな「一也」を<佐藤大樹>、ドSな「詩凪」を<橋本環奈>が演じています。
「ミュージカル『刀剣乱舞』」「HiGH&LOW THE WORST」の<佐藤流司>が演じるのは、文芸部部長の「九ノ里(くのり)正樹」。「一也」が小説家であることを知る数少ない友人であり、「詩凪」を文芸部に誘う物語のキーマンです。
そして「僕に、会いたかった」の<柴田杏花>は、「一也」の小説の大ファンである後輩「成瀬秋乃」役で出演。さらに「一也」と「詩凪」に共作を持ちかける担当編集者「河埜」に「ミッドナイト・バス」の<山本未來>が扮し、「一也」のデビュー作を担当した編集者「野中」に「HiGH&LOW THE WORST」の<坂口涼太郎>が扮しています。
<片岡愛之助>は「一也」の父親で売れない小説家だった故人「昌也」役、<和久井映見>は「一也」の母「優理子」役で参加。またPopteen専属モデルの<莉子>が、「一也」の病弱な妹「雛子」役で長編映画初出演を果たしています。
『脳漿炸裂ガール』(2015年・監督: アベユーイチ)で長編映画デビューした<上白石萌歌>(19)が主演、<沖田修一>(43)が監督を務める『子供はわかってあげない』に、<豊川悦司>(57)、<千葉雄大>(30)、<古舘寛治>(51)、<斉藤由貴>(53)の出演が発表されています。
『週刊モーニング』(講談社)で連載された女性漫画家<田島列島>の同名マンガ『子供はわかってあげない』(2014年14号から2014年35号)を原作に、高校生2人のひと夏の冒険を描いています。
<上白石萌歌>演じる水泳部所属の「朔田美波」が、思いもよらない父親探しに出かけるさまを描きます。 『町田くんの世界』 の<細田佳央太>(18)が「美波」と学校の屋上で出会う書道部員の“もじくん”こと「門司昭平」を演じます。
「美波」の実父で行方不明の「藁谷友充(わらがいともみつ)」に<豊川悦司>、「門司昭平」の兄で物語の鍵を握る「明大」に<千葉雄大>、「美波」の母親である「由起」に<斉藤由貴>、「美波」の育ての父「清」に<古舘寛治>が扮しています。
『子供はわかってあげない』は、6月に全国公開予定されています。
ダム、トンネルなど数々の大プロジェクトに携わってきた前田建設工業株式会社が、「アニメやゲームに登場する建造物を実際に作ったらどうなるか?」を本格的に検証するWEBコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」を実写映画化された『前田建設ファンタジー営業部』が、2020年1月31日より全国で公開されます。
2003年、バブル崩壊後の建設業界。前田建設の広報グループ長は、「アニメ『マジンガーZ』の出撃シーンに登場する地下格納庫を現状の技術と材料で建設したらどうなるのか?」を検証するWEB連載を提案します。
広報グループの若手社員「土井」(高杉真宙)は嫌々ながらもプロジェクトに携わるうち、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う社内外の技術者たちの姿を目の当たりにし、意味のないことだと思っていた業務に本気で取り組むようになっていきます。
<高杉真宙>が主演を務め、<上地雄輔>、<岸井ゆきの>が共演。『サマータイムマシン・ブルース』などで知られる劇団ヨーロッパ企画の<上田誠>が脚本を手がけ、『あさひなぐ』 (2017年)・『賭ケグルイ』の<英勉>が監督をつとめています。
<諏訪敦彦> (59)の監督作品 『風の電話』 が、第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式出品されています。
岩手県大槌町に設置された「風の電話」をモチーフに、少女「ハル」が広島から故郷・岩手にたどり着くまでの道のりと心の救済を描いた本作。東日本大震災で家族を失い広島に移り住んだ「ハル」を<モトーラ世理奈>が演じ、<西島秀俊>、<西田敏行>、<三浦友和>らが共演しています。
同映画祭のジェネレーション部門は、発掘作品や若者が出演する作品を対象としており、「ジェネレーション(14plus)」と「ジェネレーション(Kplus)」という2つのコンペティションで構成されています。『風の電話』は「Generation 14plus」に招待されました。<諏訪>の作品がジェネレーション部門に選出されるのは、2009年製作の 『ユキとニナ』 以来2度目になります。
映画祭サイドは、本作の選出理由を「主人公の若い女性の視点から、まだ過去とは言えない日本社会のトラウマとその風景を幅広いキャラクターとストーリーで、繊細かつエモーショナルに描いたロードムービーです。これは、映画だからできる素晴らしい作品だと思っています。このことを、我々は、ぜひベルリンでたたえたい」と説明しています。
第70回ベルリン国際映画祭は、ドイツ現地時間2月20日から3月1日に開催。『風の電話』は日本で明日1月24日(金)に全国で公開されます。
<山田孝之>(36)が主演を務める『ステップ』が、2020年4月3日(金)より全国で公開されます。
<重松清>の同名小説『ステップ』(2009年3月・中央公論新社刊)を原作とした本作は、突然妻を亡くした主人公「健一」が、娘の美紀とともに歩んでいく10年間を描いた物語です。「健一」を<山田孝之>が演じ、『虹色デイズ』(2018年) ・ 『大人ドロップ』(2007年)の<飯塚健>(41)が監督、脚本、編集を担当しています。
結婚3年目、30歳という若さで妻の「朋子」に先立たれた「健一」。妻の父母から1人娘の「美紀」(:(2歳~12歳)中野翠咲・白鳥玉季・田中里念)を引き取ろうかと声をかけてもらいましたが、「健一」は妻と時間をともにした妻の気配が漂う家で、娘と天国にいる妻との新しい生活を始めることを決めます。娘の美紀の保育園から小学校卒業までの10年間、さまざまな壁にぶつかりながらも、亡き妻を思いながら、「健一」はゆっくりと歩みを進めていきます。
<秦基博>(39)が書き下ろした主題歌『在る』が流れる予告編には、家事や育児、仕事に励みながらも「もうダメかもしれないな」と「健一」が弱音を吐くさまを収録。彼を温かく見守る周囲の人々を演じるのは、保育園の先生の<伊藤沙莉>、カフェの店員<川栄李奈>、健一が勤務する会社の同僚<広末涼子>、健一の義母<余貴美子>、健一の義父<國村隼>らがキャストに名を連ねています。
【追記3月30日】配給元のエイベックス・ピクチャーズは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う各行政機関の発表や方針を鑑みて公開を延期したと発表しています。
1970年代後半のイギリスで人種差別撤廃を主張し続けた若者たちによる運動を追った音楽ドキュメンタリー『白い暴動』が、4月3日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開されます。
「英国病」と呼ばれるほどの経済破綻状態に陥っていた時期のイギリスを舞台とした本作。市民は募る不満や不安を移民に転嫁し、特に黒人たちへ暴力の矛先を向けていました。そんな中、芸術家として活動していた<レッド・ソーンダズ>を中心とした数人の若者たちが発足した集団「ロック・アゲインスト・レイシズム」は、人種や生まれによる差別への反発から抗議を開始。彼らのメッセージはミュージシャンの<ザ・クラッシュ>、<トム・ロビンソン>、<スティール・パルス>らに支持され、約10万人によるデモ行進と音楽フェスティバルが決行されました。
監督を務めたのは、BBCのドキュメンタリーや短編「Let's Dance: Bowie Down Under(原題)」を手がけた<ルビカ・シャー>です。アジア系移民の家庭に生まれた彼女は、両親が直面した人種差別について聞き興味を抱いたことで制作を決意しました。
ソーンダズ、ロジャー・ハドル、ケイト・ウェブ、クラッシュ、ロビンソン、シャム 69、パルスが出演。このたび公開されたティザーヴィジュアルには、フェスティバルでクラッシュが楽曲『白い暴動』を演奏しているカットが収められています。撮影したのは、ロック・アゲインスト・レイシズムのメンバーでもあったカメラマンの<シド・シェルトン>です。
第74回毎日映画コンクール賞の 「ノミネート作品」 から、各賞が発表されています。
日本映画大賞に輝いたのは、<石川慶>が監督を務めた 『蜜蜂と遠雷』 でした。監督賞、スポニチグランプリ新人賞の<鈴鹿央士>とあわせて最多3冠を獲得しています。また<阪本順治>監督の 『半世界』 も<池脇千鶴>の女優助演賞、脚本賞、録音賞で3冠を達成しています。
日本映画優秀賞には<藤井道人>が監督した 『新聞記者』 が選ばれ、<シム・ウンギョン>が女優主演賞に。男優主演賞には 『カツベン!』 の<成田凌>が輝き、同作は美術賞とあわせて2部門で受賞しています。また男優助演賞は 『凪待ち』 の<吉澤健>へ、スポニチグランプリ新人賞は『蜜蜂と遠雷』の<鈴鹿央士>のほか 『町田くんの世界』 の<関水渚>が選ばれています。
また、映画ファンの投票で決まる「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞」は、日本映画部門で『凪待ち』、外国映画部門で<トッド・フィリップス>監督の 『ジョーカー』 が受賞しています。
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