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『君の名は。』(2016)から3年ぶりとなる、大ヒット公開中の新海誠監督最新作『天気の子』が、公開から75日間で観客動員1002万1244人、興行収入133億5819万3200円となったことが2日、発表されています。これで、『君の名は。』に続き2作連続で1000万人を突破しています。
7月19日に全国359館448スクリーンで公開されるやいなや、運命に立ち向かう少年少女の姿、新海誠が世界へ投げかけるセンセーショナルなメッセージ、そして圧倒的な映像美と心震わす音楽が紡ぎ出す「新海ワールド」が話題となり、幅広い世代が劇場に殺到。連日さまざまなメディアで取り上げられ、『君の名は。』同様に2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出しているようです。
性別・年齢を問わず席巻する『天気の子』旋風。公開から34日間で興行収入100億円を突破し、歴代邦画興行収入ランキングトップ10入りを果たすなど、『君の名は。』に続き日本映画を代表する1本となっています。その勢いはいまだ衰えず、驚異的なスピードで動員を伸ばし、邦画・洋画含め本年度公開映画No.1の大ヒットとなっています。
『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻ろうされる少年「森嶋帆高」(醍醐)と少女「天野陽菜」(森)が自らの生き方を「選択」する物語。現在、140の国と地域での配給が決定し、米アカデミー賞の日本代表 にも選出され、さらに超異例の インドでの公開が10月11日 に控えています。 韓国においてでも10月の公開予定でしたが、現在の日韓の状況では、公開は見送られるのではないでしょうか。
男たちの熱い友情と闘いをメディアミックスで描く「HiGH&LOW」シリーズと<高橋ヒロシ>原作による不良漫画の金字塔『クローズ』・『WORST』のクロスオーバー作品『HiGH&LOW THE WORST』が、2019年10月4日より公開されます。
SWORD地区の「漆黒の凶悪高校」鬼邪高校は定時制の番長「村山良樹」が鬼邪高の頭を張っていました。鬼邪高の全日制に転入した「花岡楓士雄」は、いつの日か「村山良樹」にタイマン勝負を挑むべく、全日制の天下をとる野望を抱いていました。
均衡が保たれていた鬼邪高全日制でしたが、その均衡は崩れ去り、各派が覇権を競い合う一大戦国時代を迎えます。一方、SWORD地区の隣町・戸亜留市では、リーダーの「上田佐智雄」を筆頭に過去最強と名高い新世代の鳳仙学園が勢力を強めていました。
そんな中、鳳仙の生徒が鬼邪高を名乗る者たちから襲撃され、鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちに襲われる事件が発生します。一連の襲撃事件を契機に互いに敵対心を抱いた鬼邪高と鳳仙が次第に殺気立っていきます。
「村山良樹」に<山田裕貴>、「花岡楓士雄」に<河村壱馬>、「上田佐智雄」に<志尊淳>が扮し、監督は<久保茂昭>が務めています。
<ジャック・ニコルソン>と<モーガン・フリーマン>が共演した<ロブ・ライナー>監督による同名映画『最高の人生の見つけ方』(2007年)を原案に、<吉永小百合>(74)と<天海祐希>(52)が共演したハートフル映画『最高の人生の見つけ方』が、2019年10月11日から全国で公開されます。
人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦「幸枝」(吉永小百合)と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長「マ子」(天海祐希)。余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会います。初めて人生に空しさを感じていた彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」でした。
「幸枝」と「マ子」は、残された時間をこのリストに書かれたすべてを実行するために費やす決断をし、自らの殻を破っていきます。これまでの人生で決してやらなかったことを体験していく中で、彼女たちは今まで気づくことのなかった生きる楽しさと幸せをかみしめていきます。そして、そんな彼女たちに待っていたのは、ある奇跡でした。
監督は『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)・『眉山』(2004年)・ 『のぼうの城』 (2011年)などで知られる<犬童一心>(59)が務めています。
バイオレンスアクション「Death Kiss」が「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」の邦題で12月20日に東京・新宿武蔵野館で公開されます。
「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」は、どこからともなく現われ悪人たちを射殺する謎の男「K」を主人公とする作品。幼い少女を歩けない体にした冷酷な麻薬組織のボスを、「K」が追い詰めていくさまが描かれます。
「K」を演じるのは軍人、大工、馬の調教師、ミュージシャン、スタントマンなどさまざまな職業を経験してきた<ロバート・ブロンジー>。本作が初主演作となります。そのほか「キンダガートン・コップ」の<リチャード・タイソン>(58)、「パパラッチ」の<ダニエル・ボールドウィン>(58)らがキャストに名を連ねています。監督を務めたのは「カウボーイ&ゾンビ」の<レネ・ペレス<です。
主演の<ブロンジー>が、11月5日に来日、新宿武蔵野館で行われるジャパンプレミアに出席することが発表されています。
公開されているポスターの「ブロンソン」の文字と、ひげの顔で、てっきり『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』、『さらば友よ』、そして『狼よさらば』で始まる「デス・ウィッシュ」シリーズなど、ワイルドな存在感とあふれる男気で、2003年に81歳で亡くなった<チャールズ・ブロンソン>が、蘇ったのかと勘違いしてしまいました。
映画「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)の関連商品が、公開に先駆けて10月から順次発売されます。BANDAI SPIRITSからは、フィギュアやプラモデルが登場。完結するスカイウォーカー家の物語への謎が深まる中、最新作のデザインの人物や乗物が想像力を掻き立ててくれそうです。
本格アクションフィギュアの「S.H.Figuarts」シリーズは、デジタル原型と立体インクジェットプリント技術をシンクロさせて再現度を高めた最新技術「魂のデジタル彩色」により実写そっくりに仕上げられた顔が特徴。新デザインのレイには、今作に初登場する新ドロイド「D-O」が一緒です。カイロ・レンは、マスクに加えて素顔のヘッドパーツが付属し、シーンに合わせて付け替えてディスプレイを楽しむことができます。
紅のスーツに身を包んだ最新のトルーパー「シス・トルーパー」のフィギュアもラインナップ。3種類のブラスターが付属する仕様で、さまざまなバトルシーンを表現して楽しめます。
特に気になるのは、『スカイウォーカーの夜明け』に登場する「ミレニアム・ファルコン」です。、全長約240ミリの1/144スケールで再現したプラモデル「1/144 ミレニアム・ファルコン(スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け)」(10月発売予定)は、新規造形の丸いアンテナがポイント。シリーズ中で何度も繰り返された改造の軌跡を、キットを組み立てることで体感することができるようです。さらに、コックピットに着座が可能なパイロットパーツには、「ポー・ダメロン」「フィン」の2種類が付属しています。
制作国ベトナムで 上映中止となった「第三夫人と髪飾り」(R15+指定作品) が、10月11日より東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショーされます。
本作は19世紀の北ベトナムの山間部を舞台に、大地主の第3夫人として14歳で嫁いできた「メイ」を主人公とする物語。世継ぎとなる男児を産んだ穏やかな第1夫人、3人の娘を持つ魅惑的な第2夫人、そして「メイ」を取り巻く愛憎、悲しみ、希望を官能的に描き出しています。<グエン・フオン・チャー・ミー>が「メイ」を演じたほか、「青いパパイヤの香り」の<トラン・ヌー・イエン・ケー>、<マイ・トゥー・フオン>(Maya)、「夏至」の<グエン・ニュー・クイン>らが出演しています。
今回、「陰翳」を生かして撮影された新カットが公開されています。監督の<アッシュ・メイフェア>は、本作を製作するにあたり<谷崎潤一郎>の随筆『陰翳礼讃』に影響を受けたといい、「大好きな谷崎潤一郎へのオマージュとして、当初タイトルを『Between Shadow and Soul』にしようとしていた」と語っています。
2016年8月より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、今年1月~3月にはTVアニメも放送された人気漫画『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ・作画:出水ぽすか)が、女優<浜辺美波>(19)主演で実写映画化されることが発表されています。2020年冬、全国にてロードショーが予定されています。
「孤児院で幸せに育てられていた子どもたちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた」という衝撃的な導入で始まる本作は、『このマンガがすごい!2018 オトコ編1位』(宝島社)、『第63回小学館漫画賞(少年向け部門)』、『マンガ新聞大賞2017』など国内外で数々の漫画賞を受賞。従来のジャンプ作品のイメージを裏切りつつも、少年少女たちが力を合わせ圧倒的な「逆境」を乗り越えようとする姿が読者の心を掴み、異例の大ヒット作品へとなっています。原作では孤児たちが出荷される年齢が12歳だったのを、映画では16歳に引き上げ、深みのあるキャラクターを演じられる俳優陣を起用するようです。
<浜辺美波>が演じるのは、天真爛漫で誰よりも真っすぐな性格の主人公「エマ」。現実主義でクールな少年「レイ」役には、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画 『万引き家族』 への出演が記憶に新しい<城桧吏(じょう・かいり)>(13)。理性的でリーダー格の少年「ノーマン」役には『仮面ライダージオウ』で注目を集める<板垣李光人(いたがき・りひと)>(17)が決定しています。
監督は数々の少年漫画の実写映画化を手掛けてきた<平川雄一朗>(47)(映画『僕だけがいない街』、ドラマ「義母と娘のブルース」)。脚本の<後藤法子>(52)映画 『僕だけがいない街』、ドラマ「チア☆ダン」・「銭の戦争」・「嘘の戦争」)の二人が、手に汗握るサスペンスと、感動へと誘う人間ドラマを描きます。
<ジェラルド・バトラー>(49)主演作『エンド・オブ・ステイツ』の予告編が、解禁されています。映画は、2013年の映画 『エンド・オブ・ホワイトハウス』 (監督:アントワーン・フークア )、2016年に公開された映画『エンド・オブ・キングダム』(監督:ババク・ナジャフィ )の続編になります。
本作は<バトラー>演じるシークレットサービス、「マイク・バニング」の活躍を描く「エンド・オブ」シリーズの最新作。大統領暗殺未遂の容疑をかけられた「バニング」が、世界大戦の危機が迫る中で真犯人を探します。<バトラー>のほか<モーガン・フリーマン>、<ジェイダ・ピンケット=スミス>、<ニック・ノルティ。らが出演。「オーバードライヴ」の<リック・ローマン・ウォー>が監督を務めています。
予告編は、「バニング」と<フリーマン>演じる大統領「トランブル」がドローン爆弾による猛攻撃を受けるシーンから始まります。意識を失った「バニング」が目を覚ますと、彼は世界中から追われる容疑者になっていました。隙を突いて逃げ出した彼は父のもとへ。終盤には、「バニング」が「トランブル」に「これが最後の戦いです」と告げるシーンも切り取られた。なお<バトラー>は本作について「シリーズに帰って来られて、とても興奮したよ。最新作では、「バニング」の過去について、もっと多くをのぞくことができるんだ。特に素晴らしいのはシリーズ最高のアクションもあることだ。すべての点でレベルアップしているよ」と語っています。
「エンド・オブ・ステイツ」は11月15日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショーされます。
<キアヌ・リーブス>が伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込みヒットした『ジョン・ウィック』(2014年)シリーズの第3弾『ジョン・ウィック パラベラム』が、2019年10月4日より全国で公開されます。
前作『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017年)で怒りのあまりに、一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟である「ホテル内で殺しはおこなってはいけない」を破ってしまった「ジョン」。聖域から追放された彼を待っていたのは、組織による粛清の包囲網でした。刺客たちがさまざまな殺しのスキルを駆使し、賞金首となった「ジョン」に襲いかかります。傷だらけとなった「ジョン」は、かつて「血の契約」を交わした「ソフィア」に協力を求め、カサブランカへと飛びます。
監督は前2作から続投の<チャド・スタエルスキ>が務めています。「ウィンストン」役の<イアン・マクシェーン>、「パワー・キング」役の<ローレンス・フィッシュバーン>ら前作からのキャストに加え、オスカー女優の<ハル・ベリー>が謎の女「ソフィア」役で出演しています。
2012年製作の<ジョニー・トー>監督作『ドラッグ・ウォー 毒戦』を、『お嬢さん』の脚本家<チョン・ソギュン>による大胆な脚色でリメイクし、韓国で大ヒットを記録したノワールサスペンス『毒戦 BELIEVER』が、2019年10月4日より全国で公開されます。
巨大麻薬組織のボスとして悪名をとどろかせながらも、誰一人としてその顔も本名も経歴も知らない麻薬王「イ先生」です。麻薬取締局の「ウォンホ」刑事は長年にわたって行方を追い続けていましたが、未だにその尻尾すらつかめずにいました。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から生存者の青年「ラク」が発見されます。
「ウォンホ」刑事は組織に見捨てられた「ラク」と手を組み、大胆かつ危険極まりない潜入捜査に乗り出します。
出演には『お嬢さん』の<チョ・ジヌン>、『タクシー運転手 約束は海を越えて』 (2018年・監督:チャン・フン)の<リュ・ジョンヨル>、『ハイヒールの男』(2014年・監督: チャン・ジン)の<チャ・スンウォン>ら豪華俳優陣が揃えられています。
本作の「ハムリ」役が遺作となった<キム・ジュヒョク>は、第39回青龍映画賞(2018年11月23日)と第55回大鐘賞映画祭(2018年10月22日 )で助演男優賞を受賞しています。監督は『京城学校 消えた少女たち』(2015年)の<イ・ヘヨン>が務めています。
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