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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(650)成長観察記録(1)【ノキシノブ】

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ファルコン植物記(650)成長...
以前に紹介しました 【ノキシノブ(軒忍)】 が着生している「クスノキ」の前を通りましたら、葉長1センチばかりが2本伸びたかわいい【ノキシノブ】が、樹皮と共に剥がれ落ちていました。

なんだかそのまま見捨てるのもかわいそうで、持ち帰り成長を観察することにしました。

樹皮に着生している条件下ではありませんので、この状態で大きくなるのかどうか、どの程度の成長速度なのかと疑問ばかりがわいていきます。

取りあえず次回は、どのようになるのかと、一ヶ月を目途に成長を観察してみたいと考えています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(649)えんじ色の花<スイートピー>【ショコラ】

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ファルコン植物記(649)えん...
えんじ色と表現しましたが、実物はもっと黒に近い感じで、まさに品種名の【ショコラ(=チョコレート)】に近いイメージです。
同じような色合いの花弁として、 「チョコレートコスモス」 や 「ダリア:黒蝶」 がありますが、どれも実物の発色に比べて明るく映り、うまくイメージが伝わらないのが残念です。

<スイートピー>は、マメ科レンリンウ(ラティルス)属の植物で、地中海のシシリー島が原産地です。
和名では、「ジャコウエンドウ(麝香蜿豆)」や「カオリエンドウ(香蜿豆)」と呼ばれています。

17世紀にシシリー島で発見された野生種(原種)は、青色と赤紫の花弁でしたがイギリスに渡り、その後ヨーロッパで多くの園芸品種が育成され、1000種を超す園芸品種ができています。

<松田聖子>の唄う【赤いスイートピー】(作詞:松本隆)は、1982年1月に発売されましたが、この当時には「赤いスイートピー」は存在していません。

花言葉は「門出」ということもあり、これからの卒業式に多く見かける花だと思います。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(648)赤桃色の花【エピデンドラム】

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ファルコン植物記(648)赤桃...
ラン科エピデンドラム属の多年草で、中南米に広く分布しており、一般的な【エピデンドラム】は、橙色が主流ですが、品種改良で赤桃色・黄色・白色などが流通しています。

日本で流通している多くは、「リードステムエピデンドラム」という種の交雑種です。
野生種は、花茎を1~数メートルにも伸ばし、その先端部に半球形の5弁の小輪花を咲かせますが、現在では、花茎を短く改良した品種が出回っています。

名称は、ギリシャ語の「エピ(=上に)」と「デンドラム(=樹上)」の合成語ですが、ラン科の花に多く見受けられるように、この種も本来は<着生種>であることが分かります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(647)黄色の花弁と蕚【ソシンロウバイ】

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ファルコン植物記(647)黄色...
「ロウバイ(蝋梅)」の基本種は、花の中心が暗紫色でその周辺が黄色です。
中国原産の落葉高木で、江戸時代に渡来しており、別名「唐梅」と呼ばれています。
ロウバイ科ロウバイ属に分類され、【ソシンロウバイ(素心蝋梅)】は「ロウバイ」の園芸品種として育成されました。

「ロウバイ」は、花弁が「蝋梅」の漢名通り半透明でロウのような質感があり、かつ臘月(ろうげつ=旧暦12月)に咲きだすことに由来しています。

【ソシンロウバイ】は、<花弁>と<蕚>との区別が不明瞭で、つぼみを覆っている<蕚>は褐色で、開花時期に内側のモノが伸びて大きくなり、伸びた部分は花弁と同じ黄色をしています。

花はなんともいえぬ高貴な香りが漂うのですが、ブログル仲間の<ふくねこ>さんのおうちにある 「蝋梅」 は、もういい匂い醸し出しているのかなと、少しばかり気がかりです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(646)赤色の雄しべ【オオベニゴウカン】

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ファルコン植物記(646)赤色...
夜空に開く花火を連想させます【オオベニゴウカン(大紅合歓)】です。
マメ科ベニゴウカン(カリアンドラ)属の常緑低木で、原産地はボリビア・ブラジル・ペルー等の熱帯地域ですが、日本では12~5月にかけて化粧パフに似た真っ赤な半円球の10センチに近い花を咲かせます。

糸状に飛び出している赤い部分は<雄しべ>で、花弁は中心付近に集まって隠れたようにおさまっています。
園芸品種では、<雄しべ>が白色のものもあるようです。

別名としては、学名の「カリアンドラ・ハエマトケファラ」、また形状から「アカバナブラシマメ(赤花ブラシ豆)」と呼ばれ、一度見ると忘れることのない花姿だと思います。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(645)黄緑色の葉【ゴールデンビューティー】

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ファルコン植物記(645)黄緑...
小型で茎がある【ゴールデンビューティー】は、ベンケイソウ科セダム属の多肉植物です。
同じ「葉」姿の「アカプルトゴールド」よりも、より色が鮮やかで明るい色合いです。

属名のセダムは、ラテン語の「セデス(=座る・固定する)」にちなみ、地面に低く広がる姿から名づけられています。

属として北はグリーンランドから、南はアフリカまで約400種以上が分布しています。
日本には、20種弱が確認されており、それぞれの変種・亜種も多数見受けられます。

這うように伸びる性質のモノから、茎を立ち上げ1メートルを超す丈になるモノまで様々ですが、この【ゴールデンビューティー】は地面を這うタイプで、花壇などのグラントカバーとしてや、屋上緑化に多く利用されています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(644)気になる<スイセンの植え込み>

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ファルコン植物記(644)気に...
昨日の読売新聞の夕刊に、日本三大群生地として有名な兵庫県あわじ市にあります<灘黒岩水仙郷>の「ニホンスイセン」が、きれいに満開している写真が掲載されていました。
約500万本が咲き誇る景色は見事ですが、開花は例年より2週間ほど遅いようです。

ご近所に、昔は井戸があり洗い場だったのでしょうか、畳三帖ほどの広さですが、ブロックで囲まれた一角に<スイセンの植え込み>があります。

どなたかが世話をされているのか、毎年きれいに咲き並び、楽しく眺めることができます。

咲きだす「スイセン」の種類も多く、色々とこの場所で <採集> させていただきました。
今年も早く咲きださないかと、気になる毎日です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(643)<リューカデンドロン>(2)【サファリサンセット】

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ファルコン植物記(643)<リ...
<リュウカデンドロン>は、ギリシャ語で「白(=リュウカ)」と「樹木(デンドロン)」に由来して、「白い樹木」の意味がありますが、園芸品種も多く、写真の「サファリサンセット」はえんじ色の<苞葉>が特徴的です。和名では、「ギンヨウジュ(銀葉樹)」と呼ばれています。

ヤマモガシ科リューカデンドロン属の常緑低木で、原産地は南アフリカですが、オーストラリアやハワイにて栽培されたものが、切花(葉)として日本に輸入され、フラワーアレンジメントの素材です。

花は松かさに似た感じで、一見「アザミ」に似ていますが、どちらかといえば花よりは<苞葉>の色合いが珍重されているようです。

この【サファリサンセット】は、サリグヌム種とラウレオルム種との種間交雑で、1960年にニュージランドで作出された品種です。
<苞葉>は夏に赤色に色づき、冬には濃いえんじ色に変わり、やがて中心部が黄色く色づき、目を楽しませてくれる植物です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(642)【デンドロビューム】(リバティースマイル:ホホエミ)

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ファルコン植物記(642)【デ...
【デンドロビューム】の花姿は、同じラン科の<シンビジューム>(シンビジューム属)に良く似ていますますが、リップ(唇弁)の形状が違うセッコク属の多年草です。

【デンドロビューム】は、学名である「Dendrobium」のカナ読みで、セッコク属に分類されている植物の総称であり、日本に於いては通常、園芸品種の洋蘭として栽培されている品種を指しています。
学名は、ギリシャ語の「デンドロ(=水)」と「ビウム(=生きる)」に由来しています。

東南アジアを中心として、世界各地に分布している原種が1000以上あると言われ、色や形、特徴も様々で多岐にわたります。

茎が多肉の棒状になり、節ごとに数枚の葉を出し、花は茎の節ごとに短い柄の先に少数咲かせる「ノビル系」や、茎の先端から長い穂状に花序を伸ばす「ファレノプシス系」が主な花の付け方で、目を楽しませてくれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(641)白色の花弁に濃紫色のブロッチの花【パンジー】

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ファルコン植物記(641)白色...
冬場の花壇や鉢植えの寄せ植えとして、スミレ科スミレ属の【パンジー】が人気です。
19世紀に大きくて鮮やかな「スミレ」を育成するために、野生の「サンシキスミレ」と野生の「ビオラ・ルテア」や「ビオラ・アルタイカ」などを交配合して作出されたのが【パンジー】の始まりで、次々と園芸品種が生み出されてきています。

日本には、江戸時代末の1864年に渡来しており、当時は「遊蝶花」と呼ばれていました。

単色から二色の色分けされたもの、花の中心に「ブロッチ」が入るもの、また、花色も黄金色・橙色・紫色・黒色(農紫色)等実に多彩な色合いが作られています。

【パンジー】の名前は、フランス語の「パンセ」に由来し、ややうつむき加減の花姿が、「物思い(パンセ)」に耽っているように見えるところにちなんでいます。

開花時期が同じである白色の小花 「アリッサム」 と、色とりどりの【パンジー】の組み合わせは色彩的に美しく、この時期ならではの花壇の楽しみです。
#園芸 #花

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