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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(624)斑入りの葉【カンノンチク(観音竹)】

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ファルコン植物記(624)斑入...
福を呼ぶ縁起の良い観葉植物として、開店祝いや事務所開きによく見かける【カンノンチク】です。
一般的には濃い緑色の葉をしていますが、斑入りの葉の【カンノンチク】を見かけました。

名称に「竹」が使用されていますが、イネ科ではなく、ヤシ科カンノンチク(ラピス)属の常緑低木です。
原産地は中国南部から東南アジアで、約10種が分布しています。
沖縄県の「観音山」という寺院にあった竹のような植物ということから、【カンノンチク(観音竹)】と呼ばれ、別名「リュウキュウシュロチク(「琉球棕櫚竹)」、もしくは単に属名の「ラピス」と呼ばれています。

渡来した江戸時代初期から人気があり、100種以上が育成されている日本独特の園芸植物で、「オモト」や「東洋蘭」とともに三大古典園芸品種です。

枝を出さず、幹は古い葉鞘の繊維で堅く包まれており、初夏には淡い黄色の小花を咲かせるようですが、残念ながらいまだ見たことはありません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(623)大きな楕円形の葉【ストレリチア・オーガスタ】

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ファルコン植物記(623)大き...
バナナの葉に似た大きな楕円形の葉が、魅力的な【ストレリチア・オーガスタ】です。
バショウ科ストレリチア属の植物で、マダガスカル~アフリカサバンナ気候が原産地です。

成長しますと長さ60~120センチ、幅30~60センチにもなり、同属の中では最大種です。
花期には紫灰色の<苞>を出し、その中から白色の花を咲かせ、その形が鳥のように見えることから、別名「White Bird-of-Paradise(天国の白い鳥)」と呼ばれています。

花姿は同じストレチア属の 「ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)」 に似ているようですが、【オーガスタ】は高さが3メートルぐらいにならないと花を咲かせないようで、室内にある観葉植物では花の観賞は無理なようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(622)着生植物【ノキシノブ】@湊川神社境内

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ファルコン植物記(622)着生...
大きなクスノキの苔むした幹の上に、元気に育っている着生植物の【ノキシノブ(軒忍)】を見つけました。
ウラボシ科ノキシノブ属の常緑多年草シダの一種で、アジアの熱帯から温帯に約50種、日本には10種ほどが知られています。

茎は短くて横に這い、表面一面には鱗片があり、多数の細かい根を出して樹木や岩などに着生します。
全体に柳の葉に似た細長い単葉で、一般のシダの葉の形状とは異なります

庭木や石垣などに着いたモノは風流な趣がありますが、ほとんどが自然に生えてきたもので、栽培されることない植物だと思います。

寄生植物とは違い、着生している植物から栄養を吸収しているわけではありませんが、本体の樹木が伐採などされますと、自らの生命の場が失われるかわいそうな運命を背負っています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(621)ど根性な植物(17)【タケ(竹)】

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ファルコン植物記(621)ど根...
中国の文人画で好まれる<歳寒三友>から、日本でも「松・竹・梅」は縁起の良いものとして扱われています。
三本の青竹を松で囲み荒縄で結んだ「門松」は、お正月の風物詩として欠かせません。

【タケ】は、広義にはイネ科タケ亜科のうち木本のような茎が木質化する種の総称として使われており、その生育形態から狭義の【タケ】・「ササ(笹)」・「バンブー」の3種に分けられます。

地下茎が地面を広く覆うように伸びていますのでガケ崩れには強いのですが、反面強風や地滑りには弱い植物です。

傾斜地で、今は伐採され朽ちた【タケ】を見つけました。
切り株の根っこの隙間から立ち上がっていたのだと思いますが、どちらが先に伐採されたのかは分かりません。
【タケ】の太さから推測しますと、かなり丈のあったモノだと思いますが、太い根の間で圧迫されながら。よくぞ成長したものだと感心してしまいます。

歳の初めの縁起物として、この【タケ】のようなど根性にあやかりたいものです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(620)金色に化粧された【松ぼっくり(松かさ)】(2)

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ファルコン植物記(620)金色...
おめでたいお正月用の飾りつけに使われるのだと思いますが、金色に化粧された【松ぼっくり】を、花屋さんの店先で見かけました。

日本では長寿を表す縁起の良い木として「松」が重宝されており、単なる上下のランクづけではなく、「松・竹・梅」はおめでたい<ハレ>の席には欠かせない縁起ものです。

「松」はマツ科マツ属の常緑高木の針葉樹として、亜熱帯の「リュキュウマツ」から高山帯に生える「ハイマツ」まで、極めて多様な気象条件に適応しているために分布域が広い植物です。

一般的に「松」と呼ぶときには、「アカマツ」や「クロマツ」を指しているようですが、「カラマツ」のようにマツ属ではないモノまでに名称が付いていますので、まぎらわしくていけません。

本来【松ぼっくり】は、空気中の水分が多いときには閉じる性質を持っていますが、写真のようにペイントされてしまうと開いたままで形が保てるのかなと見ておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(619)赤色と黄色の花【マネッチア】

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ファルコン植物記(619)赤色...
いよいよ大晦日になりました。新年を迎えるにあたり、爆竹をならす中国の習慣もありますが、別名「ファイヤークラッカーパイン(爆竹つる草)」と呼ばれる鮮やかな花で今年の最後を飾ります。

アカネ科マネッチア属のつる性多年草として、パラグアイが原産地の植物です。
長さ25ミリほどの筒状の花で赤色をしていますが、先端が黄色になるバイカラーで楽しませてくれます。

18世紀、フィレンツェ植物園の園長だった<マネッティ>の名にちなんでおり、日本には江戸時代に渡来しています。
和名では「アラゲカエンソウ(荒毛火炎草)」で、筒状の花の表面には毛が生えており、赤い色合いから名付けられたと想像できます。

自然な環境ですと5月頃が開花時期なのですが、鮮やかな色合いのため、 「ポインセチア」 や 「シクラメン」 と同様に、クリスマス前によく見かける花のひとつです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(618)葉に切れ込み<ハボタン>(4)【切れ葉ハボタン】

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ファルコン植物記(618)葉に...
耐寒性に優れ日持ちする植物として、公園の花壇や門松の根元を飾る寄せ植え用として、この時期に<ハボタン>は外せません。

アブラナ科アブラナ属の植物として、 黄色い花 を4~5月頃に咲かせますが、あくまでも「葉」が観賞目的です。
多年草として育てれば、2年目以降は分枝して、茎状に伸びた先端に「葉」を付け、<踊りハボタン>と呼ばれる姿で楽しませてくれます。

「葉」が重要視される<ハボタン>として、 江戸時代に渡来して東京で改良された「東京丸葉系」、明治中期に名古屋地方で改良された「縮緬系」、戦後大阪で「東京丸葉系」と「縮緬系」の交雑種として生まれた「大阪丸葉系」、葉に光沢のある 「照葉系」 、そして1977年に育成された写真の「切れ葉系」など、世界的に見ても屈指の品種が日本には揃っています。

神戸花時計も、毎年12月半ばには二色の<ハボタン>で次年度の <干支の図柄> になり、年末らしさが加わります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(617)赤紅色の花<ユリ>(7)【カサブランカ】(3)

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ファルコン植物記(617)赤紅...
「百合の女王」といわれている【カサブランカ】は、白色が似合うと思うのですが、最近は品種改良が進み、 「黄色」 や 「桃色」 等おもわぬ色合いが生み出されているようです。

花好きの「仙草」のママさんですので、新しい色合いの【カサブランカ】を最近は飾られており、今回も白い<覆輪>が入る赤紅色の花姿でした。

ドイツ民話には、ハルツの山麓に住んでいた美しい少女アリスが、乗馬をしていたラウエンブルグ公に気にいられ、強引にお城に連れて行かれようとした時に姿を隠し、その場所から白いユリが咲き彼女の清らかさの象徴として伝えられています。

咲いた花色がこの赤紅色だとしたら、どのような民話が生まれていたのかなと、眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(616)緑色の花【テマリソウ】

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おもわず「ギョ」として足が止まりましたお花、【テマリソウ】です。
園芸名札がなければ、品種名は分かりませんでした。<和歌山県 屋式徳考>と合わせて表記されていましたので、育成された園芸家だと推測できます。

なんとナデシコ科である「カーネーション」の園芸品種で、針のような葉としか見えず、とても花とは思えない姿ですが、茎には「カーネーション」と同じ細い葉が対生して反るように生えていました。

もうここまで品種改良が進みますと、さすがに驚きを通り越して考え込んでしまいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(615)紅桃色の<バラ>(4)【ロサ・グラウカ】

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ファルコン植物記(615)紅桃...
裏路地を歩いておりましたら、花径3センチ程度の小さなな5弁花が目に入りました。
赤色の実「ローズヒップ」もたくさんありましたので、すぐにバラ科バラ属だと分かり、紅桃色の目立たないな花姿はヨーロッパ系バラの原種【ロサ・グラウカ】だと同定が出来ます。
和名では、「スズバラ(鈴バラ)」と呼ばれていました。

流通しているほとんどの「薔薇」は八重咲きの大輪品種である 「ハイブリット・ティー」 と呼ばれる豪華な花姿ですが、中国の原種 「ナニワイバラ」 をはじめ5花弁のバラの原種は、小輪咲きで凛とした清楚な感じがして、趣きがあります。
#園芸 #花

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