Search Bloguru posts

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://en.bloguru.com/falcon
  • Hashtag "#花" returned 2101 results.

ファルコン植物記(704)薄黄色の斑入りの葉【オモト】

thread
ファルコン植物記(704)薄黄...
古典園芸植物としては、 「観音竹」 ・ 「万両」 ・「蘭」・「錦糸南天」等がありますが、【オモト(万年草)】も代表的な植物で、「葉」の<斑>や<形状>・<地合い>など変化に富んで多彩です。

スズラン科オモト属の常緑多年草として、原産国は日本・中国で、学名は「Rohadea japonica Roth」と日本の名称が入り、また中国での漢字表記も「万年草」です。

徳川家康が江戸城本丸の完成した1607(慶長11)年9月23日、入城の際に床の間に飾られたことにより、おめでたい植物、不老長寿の縁起物として好まれています。
江戸時代には【オモト】の園芸栽培に熱が入り、特殊なモノはひと鉢何万両の値段で取引されていました。
畠中恵さんの江戸時代小説 『まんまこと』 には、万年青栽培の盗難事件が出てきます。

薄黄色の<斑>の【オモト】を見ていましたら、持ち主の御主人さんが出て来られ、「宝船」という品種だと教えていただきました。
ただ、この<斑>は交配種にての模様ではなく、薬品処理して薄黄色の<斑>を現わしていますので、翌年にはもとの青い葉に戻るそうです。

品種同士の掛け合わせはまだいいとおもいますが、薬品処理してまで色を落として販売するのは、どうかなぁと考えてしまいました。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(703)紅色と白色の網状脈の葉【フィットニア】

thread
ファルコン植物記(703)紅色...
南米、ペルー・コロンビアのアンデス山脈に分布する、キツネノゴマ科フイットニア属の熱帯性常緑多年草です。
日本には、明治時代の末から大正初期に持ち込まれ、【フイットニア】は植物学者の<フィットン>にちなんで名づけられています。

茎は匍匐性で地面に広がり、葉には軟毛が映えています。
網目状にきれいに広がる葉脈を楽しむ観葉植物で、小さな花を花穂状に咲かせますがあまり観賞価値は認められていない感じです。

【フイットニア】は2種類に分けられ、暗緑色地に紅色の網状脈が美しい「ベニアミメグサ(紅網目草)<フィットニア・フェルシャフェルティ>と、緑色地に銀白色の網状脈が美しい「シロアミメグサ(白網目草)<フィットニア・フェルシャフェルティ アルギロウネ>とがあります。

園芸品種としては葉の長さが3~4センチの「コンバクタ」という、矮性の品種が流通しています。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(702)黄色の花【ポリガラ】

thread
ファルコン植物記(702)黄色...
翼弁が紫紅色でよく目立ち、花弁の先端が黄色のコントラストが美しい【ポリガラ】です。
ヒメハギ科ポリガラ属の植物で、原産地はヨーロッパの高山に分布しています。

基本種である「ポリガラ・カマエブクス」は、高さ15~30センチ程度の匍匐性のある小低木で、白色または黄色の花を葉脇に1~2個咲かせ、和名では「シロバナトキワヒメハギ(白花常盤姫萩)」です。

写真の【ポリガラ】はその変種で、和名として「トキワヒメハギ(常盤姫萩)」として流通しています。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(701)赤紅色の花【セイヨウクモマグサ】(2)

thread
ファルコン植物記(701)赤紅...
以前にも 「紅白色」 の【セイヨウクモマグサ(西洋雲間草)】を紹介しましたが、今回は赤紅色一色の花姿を見かけました。

「クモマグサ」と呼べば日本に自生する高山植物で、本州中部の高山の岩場の割れ肌などで見かけますが、ほとんど市販されておらず、園芸店などで流通しているのは、ヨーロッパ原産の野生種から作出された園芸品種で、「西洋クモマグサ」もしくは「洋種クモマグサ」と呼び分けています。

ユキノシタ科サクシフラガ属の植物ですが、属名はギリシア語で「サクム=岩」と「フランゴ=割る」からなり、胆石や尿道結石を取る効用があると考えられていたことに因みます。

芽の中心から花茎を伸ばし、直径2センチ弱の「梅」に似た花を1~3輪上向きに咲かせますので、高山に置いて雲に届きそうな姿に見立て「雲間草」と和名が付けられました。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(700)暗紅色の花<ユリ>(11)【カサブランカ】(7)

thread
ファルコン植物記(700)暗紅...
いつもの立ち呑み屋さんが定休日ということで、今宵は「仙草」さんに出向きました。
おいしい料理や「突き出し」も楽しみですが、カウンターに飾られているママさんの大好きな【カサブランカ】の品種を確かめるのも、楽しみになりました。

今回も白色の【カサブランカ】からは想像もできない暗紅色の花で、<内花被>に入る根もとの黄色い模様や、点々と入る斑が印象的な品種です。

この【カサブランカ】シリーズも7種類目になりましたが、毎回驚きの花姿と対面しますので、どこまで品種改良が進んでいくのかなと、気になる<ユリ>の世界です。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(699)白色の花【コハコベ】

thread
ファルコン植物記(699)白色...
春の七草のひとつのである「ハコベ」はこの【コハコベ(小繁縷)】のことを指し、古くから親しまれています。

ナデシコ科ハコベ属の越年草で、日本にはムギ類の栽培と同時に渡来した史前帰化植物です。
世界中に約120種が分布しており、日本には「ミドリハコベ」や「ウシハコベ」等、約20種が確認されています。

花径5ミリほどの白色の小さな花で、蕚片は5枚、花弁も5枚ですが、根元まで深く2裂しているために一見10枚の花弁に見えています。
雄しべは1~7本、花柱は3個出ています。
葉は1センチほどで、茎の下側に毛が列をなす<列毛>が生えている特徴があります。

春の山野菜としておひたしなどで食することができ、また鶏の餌としても与えられていました。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(698)青紫色の八重咲きの花<アネモネ>(2)

thread
ファルコン植物記(698)青紫...
植物のネタに困りますと、JR三宮駅から南側の国道2号線まで南北につながる大きな道路、通称「フラワーロード」に出向きます。
道路両側の植え込みには四季折々の花や樹木たちが、季節に合わせて植え替えられています。

今回も春らしく、桃色の「チューリップ」やこの<アネモネ>の花で埋め尽くされていました。
植えられていた<アネモネ>はすべて青紫色の花でしたが、数十輪植え込まれている中、なぜかこの一輪だけが<八重咲き>でしたので、嬉しく眺めておりました。

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。

和名では「ボタンイチゲ(牡丹一崋)」や「ベニバナオキナグサ(紅花翁草)」と呼ばれていますので、本来は 深紅 の色合いの花だとおもいますが、この青紫色の八重咲きもなかなかいい趣きがある花姿です。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(697)螺旋形の茎【ラセンイ】

thread
ファルコン植物記(697)螺旋...
なんとも面白い植物の【ラセンイ】は、イグサ科イ属の常緑多年草で、北半球の温帯地域に分布しています。

畳表に使用される「イグサ」の園芸品種で、別名「ラセンラン(螺旋蘭)」とも呼ばれています。

地下に根茎があり、そこから棒状の茎が螺旋を描いてクネクネと立ち上がる形状に人気があり、古くから草もの盆栽や山野草として観賞用に栽培されてきています。

茎は円筒形状で、葉は退化して茎の基部に<葉鞘状>についています。
5~6月頃、茎の先端に茶褐色の花を房状に咲かせますが、地味であまり鑑賞の対象として扱われていません。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(696)赤紅色の<カランコエ>(3)【シャンデリア】

thread
ファルコン植物記(696)赤紅...
ベンケイソウ科カランコエ属の植物は主にマダガスカル、アフリカ・中近東・東南アジア・台湾・中国等におよそ100種ほどが分布していますが、そのほとんどはマダガスカル・東アフリカに集中しており、カラフルな花や美しい葉、面白い株姿など多数あり、変化に富んでいます。

赤紅色の釣鐘型の花を下向きに多数咲かせ、4裂にて花弁の先端は外側に反り返っています。
短日性の植物ですので、夏以降は日が当らないようにすれば花が付きやすい性質です。

同じ釣鐘型の花姿で、花の先端が黄色くなる<カランコエ・ウエンディー>という園芸品種もあり、これはオランダのワーゲン大学で作出されています。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

ファルコン植物記(695)黄色の花【オウバイ(黄梅)】

thread
ファルコン植物記(695)黄色...
庭に設けられたアルミフェンスの隙間から、垂れさがるように【オウバイ】が咲いていました。
モクセイ科ソケイ属の落葉性半つる性低木で、ジャスミンの仲間ですが花自体に香りはありません。

和名に「梅」が付いていますが、花の形が似ているだで、バラ科の「梅」とは無関係です。

原産国は中国で「迎春花」と表記され、春先一番に咲く花として知られ、日本には江戸時代初期に渡来しています。

黄色花を咲かせる頃にはまだ葉がなく、枝に並んだように咲く姿は目に鮮やかに移ります。
つる性の枝が風に揺れる姿に、しばし足を止めて眺めていました。
#園芸 #花

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise