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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(744)淡青紫色の花【フラサバソウ】

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ファルコン植物記(744)淡青...
【フラサバソウ】は、 「オオイヌノフグリ」 よりも発芽時期が遅く、花期になっても子葉を残し、群生して咲いています。

「オオイヌノフグリ」と同じ、オオバコ科クワガタソウ属の越年草で、ヨーロッパ・アフリカが原産地ですが、いまでは帰化植物として広く日本に分布しており、別名「ツタバイヌノフグリ」です。

茎は基部で枝分れて、地を這うように広がり、10~20センチの茎を立ち上げます。
葉は互生し、3~5切れの切れ込みがある広楕円形でながさは1センチばかりで、全体的に軟毛が多く、特に<蕚片>には顕著に生えているのが特徴です。
花は淡青紫色で葉脇に咲かせ、花径は4~5ミリと小さくて目立つ花ではありません。

名称は、フランスの植物学者<フランシェ(Franchet)>と<サバティエ(Savatier)>を合わせた(Fra+Sava)から命名されており、日本の植物に関して多くの学名に両者の名前が出てきます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(743)濃紫色の蜜標<チューリップ>(9)

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ファルコン植物記(743)濃紫...
開いた花弁の<チューリップ>を見ますと、やはりユリ科なんだという花姿です。

<チューリップ>に限りませんが、受粉を昆虫たちに手伝わせる代わりに、植物側は蜜を提供しているのですが、多くの園芸品種の<チューリップ>の基部には、蜜腺は退化してありません。
蝶はこのため、<チューリップ>に寄り付くことはなく、花粉を集めるハナバチやアブ類が受粉を媒介することになります。

写真は原種チューリップの仲間だとおもわれますが、花弁の基部に鮮やかな濃紫色の「蜜標」(ガイドマーク)が見て取れます。

色々な咲き方で目を楽しませてくれています<チューリップ>ですが、花弁の内側にも色違いの「蜜標」が見て取れ、面白い世界が広がっています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(742)青紫色の花【セイヨウキランソウ】

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ファルコン植物記(742)青紫...
生け垣の足元に、野生化している【セイヨウキランソウ】を見かけました。
シソ科キランソウ属、ヨーロッパ原産の園芸品種の多年草で、属としては世界中の熱帯・温帯地域に約50種が分布しています。

「キランソウ」は草丈が低いのですが、この種は20~30センチと大きく、すぐに区別が付きます。
根生葉はサジ型で柄があり、茎葉は対生してながさ3~5センチの卵形~楕円形で、縁には並状の鋸葉があります。花期の4~5月頃に、茎の上部に長い花穂を出し、葉脇から花径1~1,5センチの青紫色の唇弁花を多数咲かせます。

英名では属名の「アジュガ」と呼ばれており、花が段々状に折り重なるように咲きますので、別名「セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)」です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(741)青紫色の房状の花【ノダフジ】

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ファルコン植物記(741)青紫...
房状に垂れ下がる「フジ」の花の色を、眺めることができる時期になりました。
マメ科フジ属のつる性落葉木本で、日本固有種として北海道を除く本州・四国・九州の山野などに繁殖しています。

正式には「ノダフジ(野田藤)」と呼ばれ、「フジ」の名所である大阪市福島区野田の地名に因み、植物学者の牧野富太郎がこの種を命名したのが由来です。

ブログル仲間の<mokomoko>さんが、 「鉢植えの藤」 をアップされていましが、正確な名称としては【ノダフジ】系の木立した<一才藤>と呼ばれる品種で、小ぶりな盆栽仕立てとして楽しめる品種です。
若木の段階から花を咲かせるところから、<一才藤>の名が付いています。

日本固有種として『万葉集』にも多く詠まれていますが、奈良にいる宮本武蔵を追いかけるお通が、藤棚の下で休憩する姿が描かれた吉川英治の描写が、凛とした花色と重なります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(740)青紫色の斑紋<一日花13-2>【シャガ】

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ファルコン植物記(740)青紫...
アヤメ科アヤメ属の【シャガ】は、三倍体のため種子ができず、根茎からほふく枝を伸ばして地面に根を下ろし群生を計ります。

我が家の 【シャガ】 も、例年通りこの時期に咲き出しましたが、どういうわけか通路のど真ん中に顔を出しており、洗濯物などを取り込む時には踏みつけないように注意が必要です。

黄橙色の突起模様の回りを青紫色の斑紋が取り囲むように外花被(蕚)があり、斑紋のない白色だけの内花被(花冠)、そして先端がふさふさとした雌しべが中心部から伸びており、それぞれ3個ずつの花姿です。

純白で清楚のきれな色合いと斑紋の花が、<一日花>というのもかわいそうですが、はかなさがまた【シャガ】の良さかもしれません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(739)黄色い花【ラミウム・ガリオブドロン】

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ファルコン植物記(739)黄色...
シソ科オドリコソウ(ラミウム)属として「ラミウム」は、黄色い花を咲かせる【ラミウム・ガリオブドロン】と、桃色の花を咲かせる「ラミウム・マクラータ」が主流です。
数年前から我が家の庭の片隅で見守っていたのですが、今年ようやく花茎を立ち上げ、黄色い花姿を見せてくれました。

日本の山野や路傍などにもオドリコソウ属として、 「ヒメオドリコソウ」 ・ 「シロバナヒメオドリコソウ」 ・ 「ホトケノザ」 などが自生しています。

花は春から初夏にかけて咲き、花のないときには銀白の斑入りの「葉」を観賞して楽しめ、株はランナーが伸びて横に繁殖してゆきます。

花の形が分かるように横から写していますので、シソ科の特徴として花茎が四角いのが、見て取れるとおもいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(738)【ハナミズキ】(4)と【ベニバナハナミズキ】

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ファルコン植物記(738)【ハ...
朝方、業界の事務局に向かいますときに、街路樹として植え込まれている【ハナミズキ】が満開でした。野暮用を済ませて、木々に咲くきれいな花姿をゆっくりと鑑賞です。

ハナミズキ科ミズキ属の落葉高木で、北アメリカ原産ですので別名「アメリカヤマボウシ」と呼ばれています。ミズキの仲間として、花がひときわ目立つのが【ハナミズキ】の由来です。

花弁に見えているのは<総苞片>と呼ばれる部分で、植物学上の「花」は中心部の塊部分で、4弁花の花ですが直径5ミリほどで目立ちません。

冬芽の間は、赤褐色の小さく堅い <蕾> で春を待ち、総苞は開くにつれて色が薄くなり、薄緑色から白色・紅色の花弁状のモノへと変化してゆきます。
花の形は「ヤマボウシ」に似ていますが、<総苞片>の先端にへこみがありますので、容易に区別ができます。

写真の【ベニバナハナミズキ】は、暗赤色の<総苞片>ですが、「スイート・ウォーター」という品種ではないかと眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(737)釣鐘状の白色の花【ドウダンツツジ】

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ファルコン植物記(737)釣鐘...
釣鐘状の白色のかわいい花をたくさん咲かせます、【ドウダンツツジ(灯台躑躅)】です。
花は一見 「アセビ」 によく似た形状ですが、「葉」がひし形で花も<散形花序>で5ミリ程度と小さく、複総状に咲く「アセビ」に比べてまばらな感じがします。

ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉広葉低木で、日本原産種です。

白い花だけを見ていては「ドウダン」の意味が分かりにくいのですが、枝先が3つに分かれる形が、昔灯りを得るために木を3本組んで使用した「結び灯台」の脚部に似ているために「トウダイ」と名付けられ、これが転じて「ドウダン」と訛っての名称です。

花期は葉が芽吹いてから約1週間後、4月上旬から5月中旬にかけて咲きだします。
秋には葉が紅葉して美しく、葉の芽吹き・花期・紅葉と楽しめる躑躅です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(736)赤色の実【アオキ】(2)

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ファルコン植物記(736)赤色...
北側のあまり陽に当たらない場所ですが、我が家の【アオキ(青木)】も、その名の通り青々とした斑入りの葉で楽しませてくれています。

ミズキ科アオキ属の日本の古来種として、学名も「Aucuba japonica」で、属名の「Aucuba(アウクバ)」は、「アオキバ(青木葉)」に由来しています。

花は3~5月頃にかけて、 「紅褐色」 もしくは「緑色」の4弁花を咲かせますが、5ミリ前後の小さな花径で、あまり目立ちません。
単性で雌雄異株で雌株にしか「実」は付かなく、11月頃から長さ2センチ程度の緑色の「実」の先端の方から赤く熟してゆき、5月頃まで「実」を付けています。

「ツグミ」や 「ヒヨドリ」 たちが餌として狙いに来ますが、運良く葉裏に隠れていたようで、わたしも「実」が熟しているのに気づくのが遅れました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(735)伸びてきた太い茎【イタドリ】

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ファルコン植物記(735)伸び...
刈り込まれていた空き地の一角に、【イタドリ(虎杖)】が顔を出していました。
タデ科ソバカズラ属の多年生植物として、日本・中国・台湾・朝鮮半島に分布しており、東アジア原産種です。

茎は竹に似て中空で、多数の節があり、茎を折りますとポコンという音が生じるところから、別名「スカンポ」と呼ぶ地域もあるようです。
三角状の葉を交互に出し、特に若葉には紅紫色の斑紋が見られます。

雌雄異株として夏季に白い花を咲かせ、雄花は花弁よりも雄しべを長く飛び出させ、雌花は花弁よりも内側に雌しべがあります。

若い茎は山菜として食することができますが、有機酸を多く含んでいますので酸味があり、またシュウ酸もあることでエグミを感じる味わいです。
茹でて水でさらせばあく抜きが出来ますが、さわやかな酸味も消えてしまいます。
繁殖力が強く、世界の<侵略的外来種ワースト100選定種>のひとつですが、山菜としての魅力もあり、若芽が気になる空き地の一角です。
#園芸 #花

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