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<カラー>は、南アフリカに8種類が分布する球根植物ですが、以前はカラー属に分類されていましたので、この名前がそのままま残っています。
現在では、サトイモ科オランダカイウ(サンテデスキア)属となっています。
園芸栽培上は、湿地でよく育つ「湿地性」(白色の「オランダカイウ」)と、乾燥した土地を好む「畑地性」(黄色の 「キバナカイウ」 や、桃色~紅紫色の【モモイロカイウ】)との二つに分けられます。
中心部にある棒状の<肉穂(にくすい)>と、紙をくるりと巻いたような漏斗状の<仏苞炎>が特徴的で、この部分は<苞>と呼ばれる「葉」が変化した形です。
白色の「オランダカイウ」は1843年に渡来していますが、この「モモイロカイウ」は遅れて、1910(大正初期)年に入ってきています。
路傍や空き地でよく見られる 「コハコバ」 や 「ミドリハコベ」 の花径は5~6ミリ前後ですが、この【ミヤマハコベ(深山繁縷)】は、10~15ミリと大きく、すぐに見分けがつきます。
ナデシコ科ハコベ属の多年草で、属の特徴として花弁は10枚に見えますが、実際は大きく切れ込んでおり、5枚の花姿です。
雄しべが10本、雌しべは1個で花柱は3個あり、雌しべの<子房>は黄緑色で玉ねぎ形状をして盛り上がっています。
他の「ハコベ」と違い、花弁が<蕚>よりも長い特徴でも見分けられます。
花の咲き始めの背丈は10センチほどで、茎は地を這うように伸びて斜上した形で、先端に花を咲かせます。
【ミヤマハコベ(深山繁縷)】と和名が付いていますが、深山に生える「ハコベ」を意味しているようですが、低地でも見つけられる「ハコベ」です。
見るからにキク科なのですが、教えていただけなければ、なんの花なのか分かりませんでした。
<ガーベラ>の品種、【パスタペンノーニ】です。
<ガーベラ>は、キク科ガーベラ(センボンヤリ)属に属する植物の総称ですが、南アフリカを中心に約40種が分布しています。別名、「アフリカセンボンヤリ」です。
南アフリカの金の採掘場で発見した、ドイツの自然科学者<ゲルバー>の名に由来していますが、ヨーロッパに渡りオランダを中心として現在では2000種以上にも育成が進み、日本には1910(明治末)年頃に入ってきています。
円筒状の花弁を見ていますと、品種名の【パスタペンノーニ】は、両端をペン先のように斜めにカットしたショートパスタの「ペンネ」をイメージしましたが、おそらく形状からの命名だと思います。
同じく南アフリカ原産の同じキク科に 「オステオスペルマム:ニンジャ」 がありますが、同じような舌状花の形が見て取れます。
よほどのお花好きか野草などに関心がある人でないと、 「ノミノツヅリ」 と同様に花径2~3ミリほどの大きさしかなく、咲いていても見逃してしまう【キュウリグサ(胡瓜草)】です。
ムラサキ科キュウリグサ属の2年草として、空き地や路傍などで、佇むように咲いています。
下部の葉には柄があり、長楕円形~卵型の長さ1~3センチ程度の大きさです。
草丈は15~30センチぐらいで、細長い花茎を伸ばし、花の先端はサソリのしっぽのように丸くなっていますので、<サソリ型花序>と呼ばれています。
別名「タビラコ」とも呼ばれていますが、キク科の 「オニタビラコ」 とまぎらわしく、あまり使用されてはいません。
和名の【キュウリグサ】は、葉をもむと胡瓜の匂いがするところから名づけられています。
淡青紫色の5弁花は、同じムラサキ科の 「ワスレナグサ」 にどこか似ている感じです。
我が家の生け垣の【レッドロビン】の花が、咲きだしています。
通常では一年に二回は剪定しないといけないという、手間のかかる成長の速さには、手こずらされる品種です。
バラ科カナメモチ属の常緑広葉小高木で、春先に赤く紅葉した葉が、冬には緑色になるという面白い色の変化が楽しめる品種です。
英名通り、アメリカで作出された【レッドロビン】ですが、「カナメモチ」と「オオバカナメモチ」を交配させています。
「ベニカナメモチ」よりも新芽の赤色が濃く、葉が大きくて柔らかく、また葉の鋸葉が控えです。
5~6月頃に花径7~8ミリの白色の5弁花を、枝先に散房花序を形成して咲かせます。
交配種だから不稔性でしょうか、「カナメモチ」のように熟した赤い実は見たことがありません。
<春に咲く、キク科の紫菀>ということで名付けられています【ハルジオン(春紫菀)】です。
キク科ムカシヨモギ属の多年草の野草で、原産地は北アメリカ、今では路傍のあちらこちらに生えている帰化植物です。
大正時代中ごろに鑑賞用として輸入された植物ですが、今ではほぼ日本全国に分布しており、<日本の侵略的外来種ワースト100>に選定されています。
同じ属には、 「ヒメジョオン(姫女菀)」 もありますが、こちらも良く似た花を咲かせ、同じく路傍などでよく見かけます。
見分け方は花でけでは難しく、茎を折り中が空洞であれば「ヒメジョオン」と分かりますが、同定するために茎を折ることはできません。
茎についている「葉」が、茎を包んだように付いていれば「ハルジオン」です。
花だけを見ずに「葉」の付き方にも注目していただければとおもいます。
新しい花に困りますと、三宮の<フラワーロード>に出向きます。
それぞれの植え込みに四季の花々が植えられていますので、助かります。
今回は、西アジア・バルカン半島を原産地とする、キク科の多年草【マトリカリア】を見つけました。
茎や葉を薬や染料に利用できるハーブです。
葉には薬臭いような香りと強烈な苦みがありますので、 「センテッドゼラニウム」 は「蚊」が草の匂いで寄り付きませんが、これは「蜂」や「蝶」も近寄りません。
日本には明治時代に渡来しており、輸入当時の学名「マトリカリア」がそのまま残り、和名は付けられておらず、現在でもこの名称のままです。
2センチ弱の小さな花をたくさん咲かせますので、植え込みなどに繁殖させますとなかなか見事な株が出来上がる花です。
山陽東須磨駅改札口横に、「嵯峨御流」の<佐々木房甫>先生が、いつも素敵な生け花を飾られています。
活けられた 当初 は、【ウラジロノキ(裏白の木)】にはまだ小さな蕾ばかりでしたが、今は花がきれいに咲きそろい、また違った景色を見せてくれています。
バラ科アズキナシ属の落葉高木ですので、目線ではなかなか花を見る出会いは少なく、貴重な一枚になりました。
花期は5~6月、枝先に複散房花序をだし、花径10~15ミリの白色の5弁花を多数咲かせます。
雄しべは十数本あるようで、花柱は2個、心皮は合着しています。
花瓶の水だけでけなげに咲く【ウラジロノキ】の生命力に、驚いてしまいます。
鉢植えで育てられている、白地の花弁に青紫色の霜降り状の斑が入る花を見つけました。
特徴からするとスミレの仲間だと分かりましたが、名称までは分かりませんでした。
色々と調べて、やはりスミレ科スミレ属の「アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)」の品種のひとつ、【ヴィオラソロリア・フレックルス】だと判明しました。
名称通り原産地は北アメリカで、花径も大きく面白い模様で楽しめる花姿でした。
フレックルス(Fleckles)は、「そばかす」という意味合いあがあるようで、一度覚えますと花弁の模様から忘れられない名称です。
ゴールデンウィーク前にお店に訪れたときには、 「クリスタルミント:ぬちイエロー」 という黄色の<シンビジューム>でしたが、今宵は【デンドロビューム】>の(ルナワールド)が飾られていました。
<シンビジューム>は背丈が1メートルほどあり、花も大きく貫禄がありますが、<デンドロビューム>は花が一回り小さのですが、その分沢山の花が密集して咲き並びます。
この(ルナワールド)、花の幅も5センチ程度と小さく、高さも60センチほどの草丈でした。
名称からすると、花弁の形が三日月のイメージかなと見てしまいます。
淡い黄色の花弁で、花弁の先端にやや赤みが差し、とても上品な感じのする株姿でした。
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