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水商売のお店ですので、1日の「ゲンツケ」の日、もしくは開店の日付である2日には、なるべく顔出しするようにしている【OBABA】さんです。
料理ベタなのはいつものことですので驚きませんが、さすがに前回の突き出しが 「茹で卵」 一個というのには呆れてしまいました。
今宵も、明日が休みの土曜日ということで厭な予感がしておりました。
「ファルコンさん、あまり食べへんからなぁ~」と出てきたのは、「赤飯」です。
「これ、オババの晩飯の残りと違うんかいな」と聞けば、「ばれたぁ~」と笑っておりました。
いつもながら、憎めないオババさんです。
昨年4月、私の母校である「湊中学校」と「楠中学校」が合併され、「湊翔楠(みなとしょうなん)中学校」となり、新校舎建設中の今年だけ、母校の「湊中学校」で授業が行われていました。
新校舎も完成し、いよいよ「旧湊中学校」が解体されますので、本日最後の校舎の見学会が昼から行われます。
そんなわけで、久しぶりに母校に近い【福村】にて、お昼ご飯です。
トンカツと白身魚のフライの取り合わの、「サービスランチ」(700円)にしました。
和風レストランとありますが、「ブリの照り焼き定食」などもあり、黙々と寡黙に調理をされる大将とあいそのいい女将さんの取り合わせが、下町の大衆食堂らしい雰囲気です。
トンカツのデミグラソース味と白身魚のタルタルソース、2種類の味を楽しみながら美味しくいただいてきました。
大きさは別として、幕の内弁当やコンビニ弁当には必ず見かける、日本発祥の代表的な揚げ物が「海老フライ」です。
高級な「車エビ」を筆頭に「大正エビ」が主流でしたが、いまでは「ブラックタイガー(牛エビ)」が、一般的な素材でしょうか。
本日のおすすめ品は、「海老フライ」(350円)でした。
<川本店長>さん自家製の「タルタルソース」だということで、いただきました。
マヨネーズは好みませんが、玉ねぎや胡瓜のピクルスで整えられた風味は、嫌いではありません。
居酒屋さんということで、店長はピクルスの替わりに 「ラッキョウ」 を応用して、お店にあるモノを上手に使い廻しているのはさすがです。
巷では、「ジャンボエビフライ」 も多く見かけるようになりましたが、頭を付けて揚げるときには、頭には衣を付けないのが作法です。
15センチに近い「海老フライ」、今宵も美味しくいただいてきました。
明日12月1日は、【山陽そば】が山陽旧明石駅舎内で<立ち喰いうどん・そば>屋さんとしての創業日にあたり、今年で40周年を迎えます。
昨年6月には「高速長田店」、今年2月には「元町店」が閉店していますが、この「板宿店」を含め、垂水・明石・飾磨・姫路と現在は5店舗での営業です。
40周年記念として、12月1日(土)~12月3日(月)の3日間、各店舗全商品(40円)引きのサービスです。
本日は季節限定の「肉ときのこのうどん」(390円)を食べてきました。
甘辛く煮込まれた牛肉と季節の香りのきのこ、いい出汁の具合と相まって、面白いコラボレーションでした。
以前はお寿司屋さんだったお店のあとに、立ち呑み処【たそがれ】が開店していました。
少し前に気が付いていたのですが、本日ようやくの訪問です。
「立ち呑み」と、お店の壁に大きく書かれていますが、店内はカウンター席とテーブル席があり、普通の居酒屋さんと変わりません。
気風を感じさせる年配の女将さんが、一人で切り盛りされています。
メニュー看板の中から、「湯豆腐」(400円)を選びました。
「大根おろし・ネギ」もたっぷりと付き、土鍋の中も<豆腐・白菜・菊菜・人参>と具だくさんでした。
珍しく生ビールの「大ジョッキ」(680円)がありましたので、熱い「湯豆腐」共々、おいしくいただいてきました。
店内も広く、肴の値段も「立ち呑み」価格ですので、酒呑みとしては腰の落ち着くお店です。
さびれた 「再度市場」 の中で営業されている【膳彩や】さんで、今日はお昼ご飯です。
市場の入り口に立て看板を出されていますが、まさかこの薄暗い通路に面して飲食店があるとはおもえない場所で頑張られています。
長年レストランで修業をされた伊澤マスターが一人で切り盛りされている、カウンター席が4席しかない小さなお店です。お店には扉もなく、ビニールシートを開けて店内に入ります。
看板には<プロが作る総菜と定食のお店>と書かれている通り、こだわりの食材と調理で独自の世界を作り出しています。
本日は、「鶏肉の照り焼オレンジ風味」定食(780円)を選びました。
皮の焼き加減もよく、オレンジの風味が薫るソースがとても美味しかったです。パンであれば、最後までソースを食べきれるのにと、味がいいだけに残すのが惜しまれる味でした。
近くには山手女子大学もありますので、「女子大生、来ます?」と聞けば、「いやぁ~、全然です。おっちゃんばかりです」とのご返事。
話しのあととすぐに、おっちゃんの二人連れさんが入って来られ、思わずマスターと笑ってしまいました。
久方ぶりの【きさら】です。
昨年は交通事故で入院されていたママさんですが、お元気そうな顔を見て、安心しました。
料理メニューが豊富で安くておいしいとくれば、お客さんで賑わうのも当然で、いつ覗いてみても満席が多いのですが、今宵は素直に席に付けました。
時期的に外せない「牡蠣の鉄板焼」(850円)で口切りです。
牡蠣の焼き具合あも絶妙で、<菊菜・エノキ・シメジ・豆腐>の副材もたっぷりで、美味しくいただきました。
二番手は「ハチノス」(700円)です。牛の第二番目の「胃」ですが、「辛口」に味付けをしていただき、さっぱりとした弾力のある食感が、たまりません。
最後の〆は、「わりしたうどん焼」(600円)です。
すき焼き風味になっており、生玉子を溶いていただきます。
「牡蠣」はポン酢で自然の味、「ハチノス」の辛口、「うどん」でやや甘めの味と、変化を楽しみながらジョッキを重ねておりました。
「ゲソ塩」と「サバ塩」の聞き間違いで宙に浮いた「塩鯖」(250円)でしたが、いつもお世話になっている < かずちゃん> ですので、引き取りました。
隣のお客さんから、「ファルコンさん、やさしいなぁ」と言われ、重ねて「でも、鯖の向きが裏側とちゃうか」というチャチャが入りました。
一般的には「川魚」は<皮表>、「海魚」は<身表>とし、頭も「川魚」は<右側>、「海魚」は左側に向けるようです。
そして「塩干物」は<身表>で、「塩鯖」は「海魚」ですので、本来は当然<身表>になります。
ところが、お店などで出される「塩鯖」はなぜか「皮表」が多いのも事実です。
日本料理として見栄えや美味しそうに見えることも大事な要素としてあり、一概にどちらが正解かはないようです。
唯一この盛り付けで指摘するとすれば、「薬味」としての大根おろしは、右手前に置くべきことでしょうか。
月曜日が定休日の【きはた】さんですので、休み明けの火曜日は、大将も気合いが入っているだろうと訪問です。
いつも通りの松花堂形式の「お昼の定食」(600円)ですが、本日も具だくさんに詰まっておりました。
前回は野菜中心の <天ぷらの盛合せ> でしたが、今回は<カニ身・ゲソ>等の海鮮類が多く入っていました。
昨日「王将:新開地店」で 「麻婆豆腐」 を食べたばかりですが、生姜味の効いた<麻婆豆腐>がおいしかったです。こういう味付もあるのかと、感心しました。
<胡麻豆腐>も久しぶりに味わい、定番として付く<出汁巻き・塩鯖・野菜天>も、安心していただけます。
今日も変化に富んだ味の詰め合わせで、大将にごちそうさまです。
「チゲセット」 の紹介のときに、「チゲ」は「鍋」の意味だから続けての表現はおかしいと書いたのですが、不思議と「チゲ鍋」がおかしいと感じる人はいないようです。
本日の肴は、【福寿】で初めて出された「チゲ鍋」(420円)です。
30年以上通い続けていますが、過去最高の価格で、今迄の上限は(380円)どまりでした。
前日から<川本店長>さんが、味噌やコチュジャン、ニンニク等練り上げて、手間の掛かる下準備の様子を見ていましたが、(420円)とはさすがに常連さんからも注文が出ませんでした。
皆さん(420円)ではどのような内容なのかと、周りのお客さんが頼むのを興味津々の感じです。
仕方がないので、一番手として注文です。
具材としては、<白菜・ネギ・エノキ・豆腐・トック・豚肉・タラ・菊菜>でした。
韓国の「チゲ」とは違い、基本となる練り上げた味噌を出汁で割る日本風の味付で、キムチ等で味を付けたような赤色のスープではありません。
ピーナッツバターなどの隠し味もあり、辛さは別として味わい深い鍋の一品でした。
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