『ネネ -エトワールに憧れて-』@<ラムジ・ベン・スリマン>監督
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仏パリ・オペラ座のバレエ学校から最高位〈エトワール〉を目指す少女の物語『Neneh Superstar』が、邦題『ネネ -エトワールに憧れて-』として、2024年11月8日に公開されます。
本作の主人公は、パリ郊外の団地で育った労働者階級出身、12歳の黒人少女「ネネ」です。人を惹き付けるダンスを踊る彼女は、バレエ学校の入学試験に合格し、熱心にレッスンに励んで才能を花開かせていきます。しかし彼女の生い立ちや肌の色が伝統ある学校にはそぐわないと差別を受けます。
校長「マリアンヌ」には「バレエは白人のもの」と邪険に扱われ、同級生からは嫉妬による嫌がらせもあります。バレエを続けるか「ネネ」が苦悩する中、「マリアンヌ」の隠された秘密が明らかになります。
「ネネ」役で<ルイ・ガレル>と俳優<ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ>(59)の養女である<オウミ・ブルーニ・ギャレル>が出演。元〈エトワール〉の「マリアンヌ」を<マイウェン>、パリ・オペラ座の演出家を<セドリック・カーン>が演じ、<アイサ・マイガ>、<スティーヴ・ティアンチュー>がキャストに名を連ねています。
さらにストリートダンスの振付にコンテンポラリーダンス界から<メディ・ケルクーシュ>、クラシックダンスアドバイザーとしてパリ・オペラ座の現役ダンサーである<ジュリアン・メザンディ>が参加。〈エトワール〉の<レオノール・ボーラック>は本人役で登場しています。監督・脚本は<ラムジ・ベン・スリマン>が担っています。