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マイナスイオンを多く放出するということで人気が出た【サンセベリア・ローレンティ(虎の尾)】が、建物の植え込みに植えられていました。
多肉植物、もしくは観葉植物として扱われますので、室内で鉢植えとして楽しむ方がほとんどだと思っていましたので、少しばかり驚きの光景です。
リューゼツラン(クサスギカズラ)科サンセベリア属の非耐寒性常緑植物で、熱帯アフリカが原産地です。
属名は英語ですので、「サンスベリア」と表記されているのも良く見かけますし、和名では葉に緑色の濃淡による横じまがありますので、「トラノオ(虎の尾)」と呼ばれています。
茎は地下にあり、横に伸ばしながら葉だけを地上に出す面白い性質を持っています。
葉の縁の淡黄色の<覆輪>も見ごたえある姿ですが、神戸ならこのままでも越冬できるのかなと、少し心配です。
路傍や荒れ地で自生しています、<史前帰化植物>の【イヌホウヅキ(犬酸漿)】です。
花径5ミリにも満たない小さな白色の花ですが、花弁はナス状で黄色の雄しべが突き出しています。
ナス科ナス属の一年草で、「ホウズキ」や「ナス」に似ていますが、役に立たないことから「バカナス」と、かわいそう名が付けられています。
写真でも分かりますように、茎の途中から花柄を出し、その先端に複数の蕾を<散房状>に4~8個つきます。
熟しますと、6~7ミリの黒色の果実になりますが、 「アメリカイヌホウヅキ」 に比べ、どちらかというと艶のない色合いです。
ナス科の野生種は有毒なモノが多く、【イヌホウズキ】もソラニンを含み危険ですが、漢方の世界では「竜葵(リュウキ)」と呼ばれ、解熱剤や利尿剤として使用されています。
今回は、はっきりとした色の対比で葉ありませんので、遠目で見ますと、なんだかよく似た絞り模様に見えますが、それなりに変化は見受けられます。
白色と黄色の絞り模様は難しいのか、あまりお目にかかりませんが、あくなき観察心で、探し求めてみたいと考えています。 ( 絞り模様も、合計94種類になりました )
樹木や野草が密集している藪の中に、なにやら白い花を見つけました。
半袖ですので入り込むのは躊躇しましたが、なんとか辿りつけ、写真に収めることができました。
キンポウゲ科センニチソウ属に分類される、半木本性の常緑つる性植物です。
茎の先端付近の葉脇から三出状の<散房花序>を出し、多数の白い花を咲かせます。
十字形の4枚の白い花弁に見えるのは<蕚片>で、本当の花弁はありません。
多数の雄しべがありますが、<蕚片>よりも短いのが【センニンソウ】で、よく似た形状花の「ボタンヅル」は雄しべが<蕚片>と同じぐらいですので、見分けがつくと思います。
別名「ウマモクワズ(馬も食わず)」と呼ばれていますが、キンポウゲ科によく見られるように、【センニンソウ(仙人草)】も有毒物質を含有しています。
このセンニンソウ属の園芸品種が、 「クレマチス」 と呼ばれ、雄しべの感じはそのままですが、花弁(蕚片)を大きく改良し観賞用に育成されています。
「ケイトウ」の仲間として、野鶏頭の園芸品種である 「モコモコモンスター:ダークカラカス」 や 「ウモウケイトウ」 などをアップしてきました。
今回、これぞ【トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)】だという、りっぱな形の花を見かけました。
ヒユ科ケイトウ(セロシア)属の一年草で、夏から秋にかけて咲き誇ります。
花穂の下の方がべったりと帯状になり、その上部はくねくねと曲がりくねった面白い形を見せ、ニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることが、名前の由来です。
原産地はアジア・アフリカの熱帯地方とされ、日本には中国・韓国を経て奈良時代に渡来しています。
園芸品種も多く、花の形や色合いも豊富で、草丈の低い矮性も出回り花壇で良く見かけます。
英名でも「cocks-comb」(鶏のとさか)ですので、花の見え方は万国共通のようです.
植物学的に「葉」の付きかたも色々あり、茎を取り巻くようにひとつの節に3枚以上の「葉」が出ているのを、<輪生>と言います。
吊られた鉢植えから、垂れさがるように咲いている【ミセバヤ(見せばや)】を見つけました。
以前株分けした 「グリーンネックレス」 を、親切にも差し上げますと声をかけてくれました御仁のところです。
ベンケイソウ科ムラサキベンケイ属に分類される多肉性植物の【ミセバヤ】も、<輪生>の「葉」で、茎に間隔をおいて並んでいます。
<葉柄>はなく、葉先は円形ですが、基部は若干細まった葉形です。
花期は10~11月で、残念ながらまだ開花していませんが、それらしい蕾が一杯控えています。
花色は淡紅色で花径は1センチ程度、<散房花序>で星型の5弁花で長さは4ミリと小さな花を密集して咲かせます。
原産地は日本・中国で、花がきれいので「見せたい」の意味が含まれており、ヨーロッパにはシーボルトが持ち帰り、欧米では「シーボルトのベンケイソウ」と呼ばれているそうです。
中央アメリカや南アメリカの熱帯雨林に自生している【ブーゲンビリア】ですが、日本の酷暑には合わないのか、この時期から咲き出すようです。
オシロイバナ科ブーゲンビリア属のつる性低木種です。
和名では、「イカダカズラ(筏葛)」と名付けられています。
フランスのルイ15世の命により探検船の艦長であった「ルイ・アントワーヌ・ブーガンヴィル」が、探検先のブラジルで1768年に発見、その名が冠せられました。
赤色・白色・桃色・紫色・黄色等、花色は多色ですが、「花弁」に見えるところは<苞葉>と呼ばれる部分で、通常3枚ないし6枚が取り巻きます。
<苞葉>に包まれるように、真ん中にある白い突起が花に当たり、「オシロイバナ」と同様、花弁のない花の代表種です。
先程、橙色の大きな【ノウゼンカズラ(凌霄花)】の花に、 「ハナアブ」 がお食事中の写真をアップしました。
写真を撮り、しばらく歩いていましたら、なんと道路脇の会所の蓋から、【ノウゼンカズラ】の葉が、顔を出していました。
種子が風で飛ばされたのか、雨で流れついたのかは分かりませんが、つる性の茎を伸ばしている姿は、元気そのものです。
【ノウゼンカズラ】は、漢字で書きますと「凌霄花」ですが、<霄>は「空」や「雲」の意味がありますので、正に空に向かって高く咲く花の姿に似て、ど根性な植物です。
街中で見かけました、花が真っ盛りの【ノウゼンカズラ(凌霄花)】です。
夏から秋にかけて、橙色もしくは赤色の大きな花を咲かせます。
花が固まって咲いている房状を撮影しようかなと近着きましたら、「ハナアブ」が花粉を食べているようで、そちらに焦点を合わせました。
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性の木で、中国が原産地、日本には平安時代に渡来しています。
茎の先に房状花序をつけ、花冠は漏斗状で、先が5片に裂けて開いています。
<鳥媒介>の代表種で、「ハチドリ」が空中でホバリングしながら嘴を花の中に差し込んで蜜を吸います。
雌しべの先端は二股に開いており、何かが触れますと閉じる面白い性質を持っています。
舌を噛みそうな【ソラヌム・ラントネッティー・バリエガーター】という長い名称ですが、地植えで大きく育っている場所に出会いました。
一般的には、濃い緑色の葉ですが、写真のように明るい「斑入り」の葉の品種でした。
原産地はアルゼンチン、ナス科ナス属の常緑低木種で、この株も2メートルほどの高さで横に良く広がっていました。
花径2~3センチの鮮やかな青紫色の花を咲かせ、和名としては、「シホウゲ(紫宝華)」です。
たくさんの小花を咲かせるからでしょうか、英名では「ブルーポテトブッシュ」と名付けられています。
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