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駅までの通勤時には、白色の【フヨウ(芙蓉)】の花を咲かしてくれていた株があったのですが、無残にも刈り取られてしまい、味気ない道のりになっています。
<一日花>として、純白の花弁を毎日見ておりましたが、この紅桃色の【フヨウ】も、また味わいある花姿だと思います。
アオイ科フヨウ属の落葉低木で原産地は中国、台湾や沖縄・九州・四国に多く自生しており、夏から秋にかけて花径10~15センチの大きな花を咲かせます。
アオイ科ですが、不思議と「アオイ(葵)」という花はありません。
「トロロアオイ」 「タチアオイ」 「モミジアオイ」 等はあるのですが、徳川家の<葵の紋所>の花は何かという疑問を、ずっと引きずっています。
同じフヨウ属として、よく似た花を咲かせる「ムクゲ」がありますが、こちらは直線的な枝を上に伸ばして木立らしくなり、【フヨウ】は多く枝分れしながら横にこんもりと広がり、また葉も大きく、5~8角形の形状で葉の柄も長いです。
まだまだ蕾の数も多くありますので、しばらくは楽しめそうな【フヨウ】です。
お花が見つからないときの苦肉の策として、観葉植物の仲間、シダ類の登場です。
ツルシダ(タマシダ)科ネフロレピス(タマシダ)属の、常緑多年性シダで、世界の熱帯・亜熱帯に広く分布しています。
別名としては、属名の「ネフロレピス」で呼ばれています。
シダといえば、すぐに思い出す形状がこのギザギザの葉で、もっとも一般的な種類だと思います。
日本にも「タマシダ」は自生しており、<切り葉>としてよく利用され、鉢物としてよく目につくのが【セイヨウタマシダ(西洋玉羊歯)】(エクサルタータ)で、特に「ボストンファーン」というのが最も有名な品種です。
地中の根の先に毛深いビー玉状のようなものを作り、その中に水分を貯め込んでいます。
これが「タマ」シダの名称の由来で、かなりの乾燥でも丈夫なシダのひとつです。
目覚めるような緋色の花を咲かせています、【サンタンカ(山丹花)】です。
アカネ科イクソラ属の低木で、熱帯各地で400種以上が分布しています。
【山丹花】と言いますと、江戸時代に渡来した中国南部~マレーシア半島に分布する「イソクラ・シネア」の和名ですが、最近では近種を含めて「サンタンカ」と呼んでいるようです。
花径は2~3センチで、数十輪の花が<散房花序>の形態で咲き、半円状の塊が見事です。
沖縄では、「オオゴチョウ」・「デイゴ」と並び、三大名花のひとつに数えられている花です。
<すぎもとまさと>が唄う『吾亦紅』という曲がありますが、以外と実物の花を知らないという人が多いのに驚きました。
秋の十五夜のお月見には、「ススキ(薄)」と並んで欠かせない花ですので、馴染みのある花だと思っていました。
バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本・中国~シベリア・ヨロッパに分布しています。
十五夜で用いられるよう、本来は秋に茎を伸ばし、その先に穂状の花を咲かせます。
花はラベンダーの花穂に似て、一つ一つが小さくてよく見ないと分かりません。
花穂の先端から色づき、下の方へと順次咲き色づいてゆく、<有限花序>という形態を持ちます。 (写真左上、先端からの色の変化が分かるとおもいます)
一般的には、夏から秋にかけてが開花時期ですが、この写真の【ワレモコウ(吾亦紅)】は、「ピンクタンナ」という園芸品種で、初夏に花を咲かせて終わる品種です。
根は太く成長し、タンニンを多く含みますので、漢方では止血薬として処方されてきました。
茎は地面を這うようにして伸び、1.5センチばかりの青色の花を咲かせる【ツユクサ(露草)】は、ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。
花弁は3枚ありますが、上部の2枚は青色で大きな花弁ですが、下部の1枚は白くてあまり目立ちません。
アサガオと同様に、早朝に咲いて昼前にはしぼんでしまう<一日花>です。
青色の花弁にはアントシアニン系の化合物を含んでおり、衣服などに色がついてもすぐに退色しますので、友禅染めなどの下絵を描く絵の具として用いられました。
『万葉集』にもよく歌われている花で、蛍草・藍花・青花・移り草・月草・帽子花等、呼び名も多数ある花です。
よく似た名前の、 「ムラサキツユクサ」 や 「トキワツユクサ」 は、ムラサキツユクサ属で多年草でもあり、別の属の花たちです。
花の形態が独特で、見た目通りの名称ですので、忘れることはない【サギソウ(鷺草)】です。
ラン科ミズトンボ(サギソウ)属に分類される、多年草です。
花は唇弁が幅広く、その周辺が細かい糸状に裂ける様子が、白鷺が翼を広げた様に似ているのが、名前の由来です。
花には3~4センチになる長い<距>があり、この末端に蜜を貯めています。
花期になりますと茎は単立して高く伸び、先端近くに一輪から数輪の花を咲かせます。
湿地帯に自生していますが、この場合、一輪咲きが多い感じです。
「ヨルガオ」 や 「ハマユウ」 と同様に<口吻>の長いスズメガ科の「蛾」が、花粉媒介の役目を担っています。
特徴的な花形状ですが、ラン科にしては開花して4~5日で枯れてしまうのが、残念です。
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一杯呑んだ帰り道、道路脇で【セイヨウフウチョウソウ】を、久しぶりに見かけました。
フウチョウソウ科フウチョウソウ属の一年草ですので、どこからかのこぼれ種で大きくなったようです。
一輪の花の寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、蕾から咲いたばかりの花弁は濃い桃紅色をしていますが、夕方にかけて薄らぎ白色に変化してゆきます。
太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが、打ち上げ花火の形状に似ているようで、暗闇の中で輝いておりました。
日本には、明治時代初期に渡来したとされています【ハルシャギク(波斯菊)】ですが、今では路傍や空き地によく見られる帰化植物になりました。
「ハルシャ」というのは「ペルシャ=波斯」のことですが、原産地は北アメリカの花ですので、なぜ「ペルシャ」の名がついたのかが不思議です。
キク科ハルシャギク属の一年草で、草丈もあり、 「キバナコスモス」 に似た感じで風に揺れています。
花の中心が濃紅褐色で、周囲は黄色の蛇の目模様をしており、別名「ジャノメソウ(蛇目草)」や「ジャノメギク(蛇目菊)」、「クジャクソウ(孔雀草)」と呼ばれています。
総苞は皿状、舌状花は8個内外、筒状花は濃紅褐色で、冠毛はありません。
花弁が下向きに反り返りますと、黄色い蛇の目傘にそっくりな花です。
【オシロイバナ】は繁殖力が強く、すぐに大きく成長するのですが、反面<野草>扱いなのか、楽しみに出向いた場所ではすでに刈り取られていました。
今年も、「白色地」にどのような絞り模様を見せてくれるのか楽しみでしたが、とても残念です。
しばらくは「黄色地」の絞り模様が続くと思いますが、また「白色地」の絞り模様を散歩がてらに探してきます。 ( 絞り模様も、合計52種類になりました )
「葉」の色合いを観賞する植物は、「ヒューケラ」 や 「初雪草」 ・ 「カラジウム」 など多数ありますが、今回のこの色には驚きました。
丸みを帯びた「葉」の色は、銅色の鈍い色合いです。
品種が分かりませんでしたが、分からないのも当然でしょうか、「サントリーフラワーズ」の育成品種で、名称もそのもの【テラス ブロンズ】でした。
ヒルガオ科イポメア属の植物として、夏に強く、葉焼けしない性質を持っているようです。
ハンギングで垂れ下げたり、フェンスにからますのも良く、またグランドカバーとしても、面白い色合いで花壇を飾れそうです。
みかけない品種だと思えば、「サントリーフラワーズ」の植物が多くなってきているようです。
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