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ある店舗の店先に、明らかに<クロトン>だと分かる鉢植えが置いてありましたが、品種名は【カナカヤリバ(カナカ(槍葉)】「と同定しましたが、100%自信がありません。
細葉系斑入りの葉の 「オウゴンリュウセイ(黄金流星)」 、ねじれ状の葉を持つ 「キンセンコウ(金仙黄)」 などは分かりやすいのですが、この「鉾葉系」も品種が多くてお手上げです。
葉の形はまさしく「鉾」の形をしており、葉の主脈は淡鮮黄色で、同じ色合いの葉脈が横に入っています。
下葉が、少し赤褐色で葉の葉脈が赤橙色に見えますので、「カナカヤリバ」と同定しました。
非常に見る機会が少ない品種ですので、とりあえず記録として残しておきたいとおもいます。
【ムラサキオモト(紫万年青)】は、メキシコ南部からグアテマラ等の熱帯アメリカを原産とした植物ですが、日本には江戸時代に渡来しています。
ツユクサ科ムラサキオモト属の多年草で、一属一種ですが、斑入りや矮性の草丈と品種はバラエティに富んでいます。
葉の株姿が「オモト」に似ており、葉の裏がムラサキ色になることから和名が付けられ、観葉植物的には「ロエオ」の別名が分かりやすいかもしれません。
この時期、株元にボートのような形をした<苞>に包まれた感じで白色のもしくは薄紫の3弁花を咲かせます。
ちょうど同じツユクサ科の 「トラディスカンチア:シラモンタナ」 の花が咲いた形状とよく似ています。
その形から、英名では「ボート・リリー」と呼ばれています。
写真の【ムラサキオモト】は、葉の表に黄色の縦縞が入る斑入りの品種で、「フイリムラサキオモト(斑入り紫万年青)=ヴァリエガタ」という品種です。
トウダイグサ科コディアエウム属に属する<クロトン>は、葉の大きさや色、形状に多くのバリエーションがあり、116種を超す園芸品種(『原色図鑑クロトン』徳本行雄著:1972年)が育成されています。
じっくり比べて見ても、これが同じ<クロトン>なのかと驚かされますが、分類上これらの品種は、<var.pictum>という変種から生まれたとされ、それだけ<クロトン>は変異しやすい植物だという証明です。
以前にも細葉で斑入りの 「オウゴンリュウセイ(ゴールドスター)」 を紹介していますが、様々な葉模様があり、和名の「ヘンヨウボク(変葉木)」はいい得て妙だと感心します。
この【キンセンコウ(金仙黄)】は有角系で、葉がらせん状にねじれ、不規則な黄色い覆輪が入るか、もしくは葉全体が黄色くなる品種です。
まだまだ多種な<クロトン>だけに、見分けるのが難儀な観葉植物のひとつです。
花径1,5センチばかり、白色の小さな花を咲かせる【クロウエア・エクサラタ】です。
ミカン科クロウエア属の植物で、オーストラリア南部のビクトリア州からニューサウスウェールズ州の森林地帯に分布しています。
かわいらしい星型の花を咲かせるのが特徴で、花色としてはこの白色と、濃い~薄い桃色の花色があり、花弁の表面はロウのような光沢を持っています。
気温がよければ一年中咲いている四季性ですが、主に初夏から秋にかけての開花が、一般的です。
【クロウエア】には、細い葉を持ち花径が1~1,5センチの「エクサラタ種」と、一回り大きな花を咲かせる「サリグナ種」の2種類があります。
園芸店では星型に因んで「サザンクロス」と表記されているのを見かけますが、英名の「サザンクロス」はセリ科の植物として、まったく別の植物を指しますので、いかがなものかと見ています。
JR三ノ宮駅から神戸市役所へ向かう道路は、「フラワーロード」と呼ばれ、歩道と車道の間に色とりどりの花たちで満たされています。
遠目に見て、二色の花が細長い花茎の咲きで風に揺れていましたので、「チェリーセージ」かなと近付きましたら、【ガウラ】の花でした。
アカバナ科ガウラ属、北アメリカのテキサス~ルイジアナ原産の植物で、ガウラ属には約10種ほどが分類されています。
この【ガウラ】、桃色の花弁は 「山桃草」 、白色の花弁は 「白鳥草」 、と和名が付けられていますが、二色の花弁の呼び方は知りません。
上記二種を掛け合わせた新しい品種なのか、時間が経てば、白色一色に変わる途中なのか、<一日花>として、しぼむ前に色が変化するのか、【ガウラ】を見続けた経験がありませんので、悩んで眺めておりました。
絞り模様の【オシロイバナ】、今回は斑入りを中心にまとめてみました。
5枚の花弁に対して、<星型>模様が浮かび上がるのが不思議でなりません。
この部分だけは、遺伝子の組換えが行いにくい部位なのかもしれません。
( 絞り模様も、合計64種類になりました )
とてつもない大きさの葉を見せてくれていますが、ゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹である、【キリ(桐)】の幼木です。
この幼木で優に高さは3メートルを超え、一枚の葉の大きさも、60~70センチ角の大きさがあります。
大きな葉の植物は、 「クワズイモ」 もそうですが、こちらは樹木ですので高さは10メートルを超える大きさに成長します。
4~5月頃、円錐花序の紫色の筒状の花を咲かせますが、高い木の上に花をつけますので、見上げないと眺めることはできません。
中国が原産とされていますが、福島県の「会津桐」・岩手県の「南部桐」・岡山県~広島県の「備後桐」などが有名です。他の木材と同様、最近は外国産が多く輸入されてきています。
【キリ】は比重0.31と日本国内で採れる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いも少ない特性があり、高級木材として重宝されてきました。
成長が早く、昔は女の子が産まれたらこの木を植え、嫁入り道具として箪笥などを造り嫁がせました。 古川柳に、「桐の木は 娘の歳と 同じ歳」というのがあります。
大きな葉からは幼木だと想像もできない姿ですが、これも早く成長することの、象徴なのかもしれません。
アオイ科フヨウ属の「フヨウ(芙蓉)」の花は、 <白色> と <紅桃色> があります。
朝方、開花した時には<白色>の花弁ですが、時間の経過とともに夕方には<薄桃色>に変化してゆく様が、酒を呑んでほんのりと酔った感じに似ていることから【スイフヨウ(酔芙蓉)】と名付けられている、八重咲きの品種です。
5枚花弁の「フヨウ」とは、また違った趣を感じさせてくれる、花だと思います。
< 誕生日 君も呑んだか 酔芙蓉 >
< 酔芙蓉 君と一献 誕生日 > (安庵)
少しづつ、コツコツと撮り貯めています【オシロイバナ】です。
今年も(8)回目からの登場になりますが、シリーズとしてアップさせる前には、同じ模様を避けようと細かく確認していますが、斑点ひとつでもわずかな違いがあり、同じ模様にならないのが不思議です。
どこまで絞り模様の種類が集められるのか、個人的な楽しみにお付き合いください。
( 絞り模様も、合計58種類になりました )
最近は一日中開花している 「西洋朝顔」 が主流になり、晩夏から冬にかけて長期間咲き続けている景色には、驚きを隠せません。
お昼頃にしぼんで垂れているいる【アサガオ】の花姿を、あまり見かけなくなりました。
夏の花の代名詞のような【アアガオ】ですが、季語としては「秋」です。
ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物で、日本で最も馴染みのある園芸品種であり、古典園芸植物のひとつです。
葉は広三尖形で、細い毛が生えています。
花は大きく開いた円錐形で、外側から蕚が5枚、花弁が5枚、雄しべが5本、雌しべ1本の単純な構成で、5枚の漏斗状の花弁は融合した形を取り、花色も多種にわたります。
日本には平安時代に、種子を「下剤」等の漢方薬として持ち帰ったのが、最初だと言われています。
サツマイモ属には、夕方から咲く 「ヨルガオ(夜顔)」 がありますが、暑い時期に頑張って咲きながら、どちらも<一日花>の運命で、はかない花たちです。
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