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植え込みの中で、ひときわ鮮やかな紅色の花<ネリネ>をみかけました。
南アフリカ原産の、ヒガンバナ科ネリネ属の植物で、約30種が分類されています。
ヒガンバナ科ですが、それぞれ面白い特徴があります。
花の終わったあとに葉を出す「ヒガンバナ」、葉が終わったあとに花を咲かせる「ナツズイセン」、そしてこの<ネリネ>は、花と葉が同時ですので、間違えることはありません。
別名「ダイヤモンドリリー」と呼ばれていますが、太陽の日差しに輝く紅色は、密集して花を付けていますので、とてもきれいです。
某マンションの入り口の植え込みにある【メドウ・セージ】が、目を引きました。
もうそろそろ開花の時期も終わりかけだと思います。
学名の【サルビア・ガラニチカ】では、覚えにくい名称ですが、南米原産のサルビア(セージ)の一種で、シソ科アキギリ属の花です。
シソ科の花は「葉」に特徴がありますので、すぐに分かりますが、サルビアも随分と園芸品種が多いので、同定するのに手こずらされます。
4センチ弱の大きな青色の花弁で、形も面白く、色もきれいな花です。
遠く向こうに見えている紅い花は、【アキノベニバナサルビア(オータム・セージ・チェリーセージ)】で、これまたシソ科の花です。
きっとサルビア類が好きな方が、お世話されているのだと思います。
三宮、フラワーロードに面する道路脇の花壇に、【モコモコモンスター・ダークカラカス】が植え込まれていました。
数がそろうと、壮観な眺めを見せてくれています。
ヒユ科で、「野鶏頭(セロシア)」の園芸品種です。
本来「野鶏頭」は1本立てに咲く花ですが、もこもこと周辺からも花穂を出していますので、言いえて妙な名前ですね。
本来は1メートルほどになる「野鶏頭」ですが、矮星(一般的な大きさよりも小型なままで成熟する性質)の品種のようで、30センチばかりの高さにしかなりません。
「ユリ」 ・ 「ヒマワリ」 など、ベランダなどでの栽培を意識しているのか、矮性の園芸品種が多くなってきているのは、自然に逆らっているような気がします。
シリーズ(1)~(5)でアップしたのは、同じ場所に咲く【オシロイバナ】でした。
今年は、多くの突然変異で楽しませてもらいましたが、花は咲き終わっています。
今回、新しく突然変異の花を付ける【オシロイバナ】を、散歩中に2カ所見つけました。
どちらも、今まで少なかった白地での模様ですので、いい場所を見つけたと喜んでいます。
白地が主体ですので、黄色や紅色の絞り模様とは違うおとなしい模様ですが、これもまた素敵な世界だと思います。
細長い花弁が、ごちゃごちゃとした感じで咲きほこります【アゲラータム】を、見かけました。
キク科アゲラータム属の花ですが、和名は「カッコウアザミ」と呼ばれています。
鳥の「カッコウ」ではなく、キク科なのに、葉の形がシソ科の「カッコウ」に似ており、またアザミの花にも似ているところから名付けられたようです。
部分的な枝先をアップで写しましたが、密集した花は、糸くずが絡まっている感じがして、面白い花です。
次々と咲き出し開花時期が長くも、秋の花として好まれているようです。
気温が下がり始めていますが、今年最初の【カンボケ(寒木瓜)】の花が目につきました。
一般的な「ボケ(木瓜)」は中国原産で、平安時代初期に日本に渡来した帰化植物です。
開花時期を3月~4月頃として普通の「ボケ」は咲き出しますが、この11月から冬に向けて咲く「ボケ」を、【カンボケ】と呼び、区別しています。
緋紅色の花弁、どんよりとした空模様と対照的に、鮮やかに輝いておりました。
新興住宅街は、アルミフェンスでお庭を覗かれないようにされていますので、植えられたお花を楽しめる機会は少ないです。
反面、昔ながらの住宅地では、お家の前に鉢植えやポットを並べて、こまめに世話をされていますので、歩きながら楽しめます。
今日も、路地裏で素敵な白色の花【ジンジャー(花縮砂)】を見つけました。
白い大きな花弁で、とても上品な香りがします。
運良く、散水中のおばあちゃんがおられ、少しばかりお話をさせていただきました。
「【ジンジャー】、珍しい花ですね」
「生け花に使うそうですよ」
「こんなに背丈のあるのは、初めて見ました。日当たりがいいんですね」
「花が咲くと、またその下につぼみが出てきてね。いい香りがするでしょう。あなた、お花が好きなんですね」
「はい」
玄関入り口のところ以外は、お家の周りは植物でいっぱいです。
「このこぶし、阪神淡路大震災のときにもらってきたんですよ」
「もう16年ほどになるんですね」
「グミの実も、ほら出てきているでしょう」
「ポンカンも珍しいですよね」
「よくわかりましたね。あなた、お花が好きなんですね」
「はい」
「裏側の菊も、見られますか。相楽園ご存知?」
「いまは、菊花展でしょうか」
「よくご存知で。あなた、お花が好きなんですね」
「はい」
金魚やメダカまで見せていただき、おばあちゃんと小一時間、お話をさせていただきました。
あまり期待はしてはいませんでしたが、今年最後かなと思いつつ、いつも楽しみに出向く【オシロイバナ】を訪れてみました。
かろうじて、何本かの花が残っており、なんとか4種類が撮影できました。これで4枚×5回目で、合計20種類を集めることができました。
特に右下の絞り模様は、白地として唯一の絞り模様の発見で、嬉しさ倍増です。
来年も驚く絞り模様で楽しませてくれればいいなとおもいながら、楽しませてくれた【オシロイバナ】達に感謝です。
一目見たとき、赤紫色の3枚の花弁の形ですので、「ムラサキツユクサ」の花だとおもいました。
でも「葉」をよく見れば、細長い「葉」ではなく、肉厚で「葉」の表面にうっすらと白い毛が生えています。
「ムラサキツユクサ」と花の形が似ているのは、「ツユクサ科」として分類されていますので当然なことで、「トラディスカンチア属」の品種で<シラモンタナ>の仲間だと見ているのですが、そこまでの同定は自信がありません。
いつもながらに 花は同一形状でも全然違う品種には、惑わされてしまいます。
俳句の世界で<ヒマワリ(向日葵)>は、夏の季語ですが11月というのに、まだまだ元気な姿を見せてくれています。
俗にいう花びらの部分は「舌状花」と呼ばれていて、雄しべがない花です。
黒っぽい中心の部分は「筒状花」と呼ばれ、雄しべと雌しべの機能を併せ持ち、咲いたあとには種が出来ます。
「グッドスマイル」と呼ばれる一般的な「ひまわり」をよく見かけますが、「舌状花」が二色のこの<ヒマワリ>は、【ルビーエクリプス】と名づけられた品種です。
この時期まで元気に咲いている<ヒマワリ>を眺めていますと、地球温暖化が進む現代としては、俳句の季語の見直しも必要ではないかと考えてしまいました。
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