< 理化学研究所の松本紘理事長(5月23日の記者会見) >
理化学研究所は23日、神戸・ポートアイランドにあるスーパーコンピューター「京」の 後継機 となる次世代スパコンの名称が「富岳」に決まったと発表しています。後継機は「京」の100倍規模の性能を目指すといい、2021年ごろの稼働を予定しています。
後継機「富岳」は、ポートアイランドの理研計算科学研究センター内にある京の跡地に整備する方針で、大学や企業が研究などで利用できるといいます。
「京」は開発途中の2011年に計算速度で世界一を達成し、2012年9月に本格稼働。2018年まで8期連続でビッグデータ処理世界一となっていましたが、後継機の開発が決まったため、今年8月ごろに運用停止 する方針が決まっています。
理研は今年2月に後継機の名称募集を始め、4月8日の締め切りまでに寄せられた5181件の中から「富岳」が選ばれました。「京」も一般公募を基に決定した名称でした。
「富岳」は「富士山」の別名。富士山のように高く(性能が高く)、裾野が広く(対象分野が広く)、海外での知名度も高くなってほしなどの理由から名付けられています。各国のスーパーコンピュータの名称は山にちなんだものが多く、発音がしやすいことも考慮したといいます。
< (画像:ウィキペディア) >
本日は、パリ出身の女子テニス選手<スザンヌ・ランラン>(1899年5月24日~1938年7月4日)の生誕120周年になります。白血病のため39歳の若さで亡くなれれています。
彼女は、4大大会シングルスで「全仏6勝」、「全英6勝」、ダブルスで「全仏6勝」、「全英6勝」、混合ダブルスで「全仏7勝」、「全英3勝」の記録を残しています。
ただし、全仏選手権は1925年より前はフランス人しか出場できませんでした。現在のような国際大会になったのは1925年からですので、国際大会の優勝記録として数えられるのは、全仏では「シングルス2勝」、「ダブルス2勝」、「混合ダブルス2勝」となっています。その他にも1920年のアントワープオリンピックでは「シングルス」と「混合ダブルス」で金メダルを獲得している、20世紀初頭を代表する名プレイヤーの一人として、現在でも、フランスでは「テニスの女神」として敬愛されています。
また、1926年7月には興行としての「プロテニス」を創設するため「C・C/パイル社」と契約し、世界で最初の「プロテニス選手」になり、彼女を含め、6名の選手がプロテニス選手となり、1926年の冬から1927年にかけて北アメリカで行われた史上初の「プロテニスツアー」に参加しました。
全仏オープンの会場である「スタッド・ローラン・ギャロス」には、彼女の名前を冠した「スザンヌ・ランラン・コート(収容人員:10,068)」がセンター・コートに隣接しています。また、同大会の女子シングルスの優勝者に送られる優勝カップにも「スザンヌ・ランランカップ」の名がつけられています。
26日開幕の全仏オープンでは、日本選手として初めて4大大会に第1シードで臨む<大阪なおみ>が、優勝カップを手にすることを期待しています。
< 「神戸ゴルフ倶楽部」 >
本日5月24日は「ゴルフ場記念日」です。1903年(明治36年)のこの日、日本に初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」(神戸市灘区六甲山町一ケ谷1ー3)がオープンしたことにちなんで制定されています。
イギリスの貿易商<アーサー・ヘスケス・グルーム>(1846年9月23日~1918年1月9日)は、大阪玉造の士族の娘<宮崎直>と結婚して神戸に居を構え、とりわけ六甲山の自然を愛し、「六甲山開祖」と呼ばれました。
その眺望の素晴らしさに山荘を建て、友人たちを誘って避暑地としてしていた<グルーム>は、手鎌で草を刈り取るなどして3年間かけて仲間たちとゴルフ場を造りました。この時<グルーム>は50歳を超えていましたが、ゴルフの経験はなかったといいます。
ちなみに2014年において、ゴルフ場の数はアメリカ15372、イギリス2,825、に次いで日本は世界で3番目に多く2383です。4位はオーストラリア1628、5位フランス648、南アフリカ512、中国473、韓国447となっています。
寿司チェーン「スシロー」は、「ぼっかけうどん」(280円・税別)を期間限定で発売中です。
<牛すじ>と<こんにゃく>を煮込んだ「ぼっかけ」をうどんにトッピングした、「ぼっかけうどん」、昔ながらの懐かしい味わいに仕上げているそうです。
「ぼっかけうどん」 は、「そばめし」 と同様に、神戸・長田発祥のご当地グルメとして知られています。
阪神が<糸原>の安打で劇的な9回サヨナラ勝ちを収め、3連勝としています。ヤクルトは4回以外毎回走者を出しながらあと1本が出ず、昨年7月以来となる8連敗を喫しました。
阪神<高橋遥>、ヤクルト<ブキャナン>と両先発投手がともに6回無失点と好投し、リリーフ陣も踏ん張って「0ー0」のまま迎えた9回でした。
阪神は1死から四球で出塁した<梅野>が<マクガフ>の一塁けん制悪送球で二塁へ進むと、<マルテ>も四球で歩いて一、二塁。ここで<北條>が左前打を放って1死満塁とすると、続く<糸原>が右中間へサヨナラ打を放ちました。4番手の<ドリス>が勝ち投手となり2勝目を挙げています。
将棋の<羽生善治九段>(48)は23日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第60期王位戦リーグで<谷川浩司九段>(57)を破り、昭和の巨人といわれた故<大山康晴15世名人>に並ぶ歴代最多の公式戦2024局で通算1433勝(590敗2持将棋)を挙げています。驚異的なペースで白星を積み上げ、勝率7割8厘も歴代の名棋士の中では抜きん出ています。
<羽生九段>は1985年、史上3人目の中学生プロ棋士としてデビュー。96年に史上初めて7大タイトル(当時)を同時制覇し、2017年には永世7冠の資格を得るなど、数々の記録を打ち立てながら勝数を積み重ねてきました。通算タイトル獲得数は歴代1位の99期で、前人未到の100期への期待もかかります。
歴代勝数3位は<加藤一二三・九段>の1324、4位は<谷川九段>の1317、5位は<中原誠十六世名人>の1308となっています。
<羽生>は、30日の第32期竜王戦1組3位決定戦で<木村一基九段>(45)に勝てば、単独トップの1434勝になります。
< 「JR九州 Waku Waku Trip 883系(ミッキーマウスデザイン)」(画像:JR九州) >
JR九州は2019年5月22日(水)、ディズニーのキャラクター「ミッキーマウス」のイラストを車体にデザインした「883系」特急形電車「JR九州 Waku Waku Trip 883系(ミッキーマウスデザイン)」を、5月30日(木)から運行すると発表しました。
これは、「ミッキーマウス」のスクリーンデビュー90周年を記念して九州の旅をアピールする「Go! Waku Waku Trip with MICKEY」プロジェクトの一環です。5月17日(金)からは、九州新幹線の800系電車1編成(6両)が描き下ろしのデザインをまとって、「JR九州 Waku Waku Trip 新幹線」 として博多~鹿児島中央間を走っています。
今回の「883系」は1編成を使用し、7両のうち4号車と5号車の2両に装飾が施されます。車体には、トランクケースを片手に持ったミッキーと、ミッキーが旅の途中で集めたという様々なアイテムが描かれます。博多・中津~大分間で、おもに特急「ソニック」として1日6本程度が、8月下旬まで運行される予定です。
< 小田急70000形「GSE」 >
鉄道趣味団体「鉄道友の会」は2019年5月23日(木)、「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」を発表しています。2019年の「ブルーリボン賞」には、小田急電鉄の70000形電車「GSE」が選ばれています。
70000形「GSE」 は2018年3月にデビューしています、小田急の新しい特急ロマンスカーです。愛称は「Graceful Super Express」の略。2005(平成17)年にデビューした特急ロマンスカー50000形電車「VSE」以来、13年ぶりに前面展望席を復活させています。
「VSE」が車両と車両のあいだに台車をひとつ設置した「連接式」だったのに対し、「GSE」は1両に台車をふたつ設けた通常タイプの車両に。これによりホームドアに対応できるようにしました。車体の色はローズバーミリオンをベースにした「鮮やかな塗装」が施されています。
2019年の候補車両は10形式。鉄道友の会は「展望席やスタイリッシュな車体デザインなど小田急ロマンスカーとしての伝統を継承しつつ、最新の設備・技術を惜しみなく導入してユニバーサルデザインの積極推進や環境負荷の低減を図るなど、現代の鉄道車両のトレンドリーダーにふさわしい極めて高い完成度に仕上げられている」として、「GSE」を「ブルーリボン賞」に選定しています。
このほか、相模鉄道(相鉄)の 「20000系電車」 と、叡山電鉄のデオ730形電車 「ひえい」 が「ローレル賞」に選ばれています。
< 相模鉄道の20000系電車(画像:鉄道友の会) >
2019年5」月23日(木)、鉄道友の会が「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」を発表しています。2019年の「ローレル賞」には、叡山電鉄の観光列車であるデオ730形 「ひえい」 とともに、相模鉄道(相鉄)の「20000系電車」が選ばれました。
20000系は、新線である相鉄新横浜線と東急新横浜線を介して、東急線へ直通運転できるよう設計された通勤形の車両です。相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)から相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅(同・神奈川区)までは2019年11月30日に、残りの、東急線に接続する日吉駅(同・港北区)までの区間は2022年度下期にそれぞれ開業が予定されています。
車両の設計思想は、相鉄が創立100周年にあわせてグループ全体で進めている「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、鉄道車両について車体色、前面デザイン、車両照明の統一コンセプトが掲げられました。
車体は、アルミニウムの形材を接合したダブルスキン方式を採用。幅は、東急線の規格にあわせて、それまでの標準である2900mm超より狭い2770mmに抑えています。前面は、大型の前部標識灯と格子状のデザインを配置。外観は統一コンセプトに基づき、「ヨコハマ・ネイビーブルー」という濃紺色で塗装されています。
鉄道友の会は、20000系を「ローレル賞」に選んだ理由について、「(相鉄は)共通化という前提の下で限られた独自性を見出す車両が増加する中にあって、明確なコンセプトを策定した後に共通化に対応させるという意欲を鮮明に打ち出した車両を開発」したことを高く評価したためとしています。
「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」は、鉄道友の会が毎年1回、日本国内で前年に営業運転を始めた新型車両や改造車両から選定する賞です。このうち「ローレル賞」は、鉄道友の会会員の投票結果を参考にして、選考委員会が審議して優秀と認めた車両が選ばれます。相模鉄道が「ローレル賞」を受賞するのは、今回の20000系が初めてになります。
国際サッカー連盟(FIFA)は22日、2022年に行われるカタールワールドカップは32チームで開催することを決定しています。
(FIFA)の<ジャンニ・インファンティーノ>会長はカタール大会で参加国を48チームに拡大する事に意欲を示していましたが実現する事は出来ませんでした。
48チームで開催する場合には近隣諸国との共催が必要となりますが、カタールは2017年6月から隣接するサウジラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンと国交を断絶しています。そのため政治的、物流的な側面から参加数を増やすことが困難であると判断したようです。また政治的中立な立場をとるオマーンやクウェートとの共同開催も模索しましただが、これも上手くいかなかった模様です。
なお2026年にアメリカ、メキシコ、カナダによる3カ国で共同開催されるワールドカップは48ヶ国で行われることが決まっています。
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