それぞれが本業を持っている。 ドライバーは、皆それなりに忙しい。 サーキットに出向いて練習する暇はない。 大きなスポンサーがついているプロドライバーではないので、大量のタイヤを購入する資金にも限りがある。 レースに使う実車で練習をして、車を消耗させることはできない。 経営者として得意なのはデータ分析、集中力、突破力。 そこで、僕らはレース前に一晩だけ集合して、シミュレーターを乗りつくすことにした。 ド素人が出てくるなと言われることは承知している。 しかし、僕らも国際Cライセンスを持ち、海外のシリーズを戦ってきた仲間だ。 プロフェッショナルとは勝負にはならないかもしれないが、安全に24時間を走り切る覚悟をもって、できる限りの準備をしている。 アマチュアとしての誇りをもって参戦したい。
5月に入って、初の100kg挙上成功。 体重はピークからマイナス3kg。 今月は、大きなレースがあるため、ベンチプレスの重量を目標にはしていない。 動体視力、反応速度、横Gに耐える体幹を重視している。 この体重で故障もなく100kg挙上できたのは、長年にわたり継続している厳しいトレーニングのたまもの。 非常に喜ばしい。 どこまでできるかはわからないが、進化する60歳の身体。 今月のサーキットでは、あっさりと自己ベストを目指す。
本番レースまでにサーキットを走る機会はもうない。 そのため、シミュレーターを使用する。 ただ乗るだけではダメ。 適切な指導は不可欠。 ドライビングは丸裸になり、修正すべきポイントが明確になった。 ツールド沖縄も、ままちゃりGPも、RED BULL 400も、出場前に「なんとか」してきた。 プロの中で過酷なレースに挑戦する事にはなったが、なんとかする。 いろいろなご批判があることは承知しているが、短期間でも目標に向けて調整するのが僕のスタイルだ。 とにもかくにも、自分に恥じない走りができるようにしたい。
もうこれ以上、本番のレースカーを走らせる資金も時間もない。 僕らはレースウィークのプラクティスも、レースカーの状態を温存するため極力走らない。 余分なエンジンも、余分なパーツもない。 なんなら、リヤタイヤはデブリで増やして無交換にしようというプランすらある。 そんな僕らは、机上での振り返りが練習タイム。 練習教材は、普段クルマにも乗らないチームメイトがプロを上回るタイムをたたき出している映像。 その映像は、エンジン回転数を抑えたうえに、ストレートエンドでアクセルを抜き、ゆっくりとそして正確にブレーキを踏み、ステアリング舵角は少なく、抜くことに熱くならず、抜かれることにも熱くならず、タイヤは悲鳴を上げることなく、冷静に路面とタイヤとの関係に集中していた。 熱い走り、鼓動の高鳴り、恐怖との戦い・・・。 そんなものとは無縁だった。 ある意味衝撃的な走りだ。 レース当日まで実際にサーキットを走る機会はないが、これが僕らの貴重な練習時間なのだ。
僕自身もびっくりしているのだが、ひょんなことから「スーパー耐久シリーズ 第3戦 富士24時間レース」にドライバーとして参戦することになった。 チームは、いつもの仲間がこのために創設した「グランバレイレーシング」だ。 グランバレイレーシングのスピリットは、単純明快。 「クルマをこよなく愛するノンプロフェッショナルレーサーたちが、最新のシミュレータや高度なデータ分析を活用して、安全かつハイレベルにモータースポーツを楽しむ。 そして、クルマの魅力についてとことん語り合う!」 ノンプロフェッショナルレーサーだけが参加するチームだが、強調したいことは国際Cライセンスを保持し、それなりのレース経験者だけがドライバーとして参加しているということだ。 素人が出てくるなと、何かとご批判がある事は承知してはいるが、我々もまたクラス違いの車両が入り乱れる国際レースのシリーズを戦ってきたわけだし、参加する資格は充分にあると考えている。 ただ、それぞれに本業を持ち走る我々は、プロのレベルに達していないことを自覚しているし、危ない駆け引きをしない。 ドライビングテクニックを駆使しながら、安全にそして無事にゴールする事を目指す。 今回、我々が乗り込むマシンは、2020年度実績のある車両。 公式練習で、マシンと対面する事が楽しみだ。 参考: スーパー耐久は、市販車を改造した車両によって行われるツーリングカーレースである。 類似のカテゴリにSUPER GTがあるが、SUPER GTでは外観デザイン以外市販車両に一切由来しない純レーシングカーや「魔改造」と呼べるマシンが多く走っているのに対し、スーパー耐久のクラスの多くは市販の量産自動車に対し小規模の改造を施したマシンとなる。 ただし近年はスーパー耐久でもグループGT3やTCRのように、メーカーが市販車から大規模に改造して公認を受けたレーシングカーも参戦できる様になっている。 また車両クラスが多く車種のバラエティに富む事から、「偉大なる草レース」の別名で知られ、「S耐」(えすたい)の略称、愛称でも親しまれている。
M9A1 ハーフトラックの撮影が無事終了しました。 長かった。 そして簡単ではなかった。 前日夜には突然のエンジン不動。 あらゆる知識と行動力を結集し、何とか再生。 本日の撮影は予定外の自走距離となりましたが、なんとかすべての予定をこなしました。 しかし、トレーラーから下ろす際に車体を傾けると燃料が来なくなる事象が発生。 自重で転がして何とか平坦な場所で再起動と、まあ楽な話ではありませんでした。 しかし、エンジンまで1943年製のこの個体が存在し、動くことが奇跡なんです。 問題が出たらそれを潰す。 今回発覚した問題は、まもなくFIXする事でしょう。 米国での車両の確認、入念な準備を重ねた米国からの輸出、日本国内での延々と続いた通関手続き、車検の対応、倉庫の準備、車検後の改善作業、緊急修理対応、撮影、サポートなど、このプロジェクトに参加したすべてのスタッフに感謝します。 ちなみに映像の公開までは、それなり時間を要します。
東大阪倉庫から新尼崎倉庫開設のため、全ての車両を移動します。 M9A1ハーフトラックだけは、自走という選択肢はありませんので、トレーラーで運びます。 運びながら、何度か街中を走行しようと計画中。 車両の状況確認とリハーサルを兼ねて、5kmほど試験走行。 調子は良好ですが、5kmの運転で全身が筋肉痛です。
政党が行うオンライン党大会において、リアルタイムの投票採決を「e投票」が実現しました。 オンラインで行う党大会において、事前に全国の議員に送付した個別URLにより「e投票」にログインし、採決に参加するものです。 一度に大量のアクセスがある運用となりますが、「e投票」システムは瞬時に集計結果を表示しました。