1965年、シアトルでの万国博でスペースニードルが完成した頃
本日はワシントン州のタックス申告にほとんど一日を割きました。
毎年4月15日が連邦政府への所得税申告期日。
そして1月最終日がワシントン州の売上税申告期日となってます。
毎年のことで慣れるはずですが、思うように作業が進みません。
昨年のことを忘れているんです。
この欄には、どの数値を記入すれば良いのか?
この英文の主語は何で、何を問うているのか?
それでも時間をかければなんとかなるのですが、
時間をかけても納得できないことがあります。
ワシントン州に納める税は、Exercise Tax と言って
日本語で多分、売上税となるでしょう。
これは所得税と異なり、経費を差し引くことができません。
顧客からの売上の総和の何パーセントがそのまま税として算出されるのです。
こういうものは早く忘れるに限ります。
1日半で計算、申告を終えました。
赤字企業にとってはたまらないでしょうね。
私の場合、感謝なことにこれまで赤字はないですが。。
レイク・オズウエゴで給油
最終日のポートランドでは
ランチにダウンタウンにある「こうじ大阪屋」へ行って来た。
何年ぶりとなるだろう。
老舗の日本食チェーン店である。
最近は新規の日本食レストランにばかり贔屓してしまい
足も遠のいていた。
改めて行ってみて気がついたことがある。
ダウンタウン店では、店内が狭すぎる。
カウンタ席とテーブル席の間を通り抜けるには一人分スペースしかなくて
交通整理が無くては移動もできない。
その上、私のテーブル席の隣に二人の客を後に案内するものだから窮屈で仕方ない。
テーブルのスペースは10センチしか空いていない!
お昼頃、店内は満席となり行列も出来始めた。
いそくさと切り上げてお店を出る。
そんな環境でも人気がある理由は、安さであろう。
コンビネーションのランチセットが11ドルだった。
他の所では10ドル後半が相場だと思う。
庶民的なお店の持ち味が受けているのではないか。
シアトルのこうじ大阪屋は突然廃業してしまったが、長く続けてほしい。
お昼後にシアトルの自宅へ帰る予定であったが、
Yさんと連絡が取れたため、レイク・オズウエゴまで行くことになった。
進路を南への逆方向であるが、
私なんかを頼りにしていてくれることが嬉しい。
小学生の二人の男の子を育てながら仕事を切り盛りしている
笑顔の美しい女性。
近況を報告し合っていると、
直ぐに子供さんを土曜学校からピックアップする時間となってしまう。
そこからシアトルまでは3時間ほどのドライブ。
昼間のドライブは睡魔に襲われることもなく快適。
距離にすると180マイル(290キロ)
ほぼ高速道路だけを走行できるのがうれしい。
市街地以外の速度制限は、時速70マイル(115キロ)。
気がつくと、80マイルほどで走っている時がある。
米国が車社会と言われる所以は、
常識的な速度制限にもあると思う。
日本に帰国するたびに、首をひねることがある。
速度制限の低さである。
高速道路が有料なのは文句は言わない。
だが、自動車専用道路の首都高速をどうして60キロで走れというのか!
新東名は道幅も広く見通しも良いのに、100キロとはどういう事か!
進化している高性能の車に対して旧来通り、
「自動車の制限速度は100キロ!!」と決め付けるのはどこから来ているのか?
ドライバーを子供扱いしてやしないか?
それとも、お上が臣民を縛り付けている封建制の名残か?
……少々、興奮してしまったようだ。
とにかく無事に帰宅して感謝、感謝。
ポートランドで見つけた虹
良く見ると2重となっている
「わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。
それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。」
創世記9章13節
大洪水で地上の息あるもの全てが滅ぼされた後に
ノアとその家族は箱舟から出て来ました。
先ずノアがしたこととはなんでしょう?
それは神に礼拝を捧げることでした。
大洪水の中で数ヶ月間、箱舟に揺られながらいのち守られた感謝と
新天地でのこれからの新しい人類再出発の導きを祈ったことでしょう。
その時、神はノアと契約を結ばれました。
その契約には条件が付けられてなく
「わたしが代々にわたって結ぶ契約」と言われたものです。
その契約のしるしとして「虹」を立てられたのでした。
虹を見る度に思い起こします。
かつては大雨で地表を覆う大洪水となり、人が滅ぼされたこと
だが神は大洪水で人を滅ぼすことはないこと
神の守りと支えが今日も与えられていること
私たちの永遠の将来まで保証してくださっていること
これらを「契約」形式にして確かなものと批准されたこと
その契約は今も生きていて有効なこと
神の愛のさらなる確かさは、主イエスが結んで下さった「新しい契約」で完成したこと
虹を見る度に期待と希望に溢れます。
虹は神の栄光の顕れ(シャカイナ・グローリー)を表徴しています。
ポートランドのお気に入りパスタ・レストランでランチ
「人がもし、何かを知っていると思ったら、
その人はまだ知らなければならないほどのことも
知ってはいないのです。」
第一コリント8章2節
聖書を学ぶ楽しさは尽きない。
時を忘れて気づけばお昼になっていた、という事もある。
航海で水平線の向こうに都市が見えて来て
その街がどんなものかを知ろうとする探究心に似ているかもしれない。
創世記に書かれている人間と歴史のはじめについて、
歴史の最終段階はどう推移するのか、、、、
このようなことは神が啓示された書からでないと
人間には知る由もない。
これらのことを「知った」として喜ぶとき、
留意せねばならないことがある。
冒頭の聖句には、「知った」と思った瞬間、
「知らなければならない」ことを「知っていない」ことがあり得ると教える。
同章文脈は偶像に捧げた肉を扱う問題で、
偶像の神は存在せず、それゆえ肉を食べたからといっても汚されることにはならない、
という点が論じられている。
この知識を持つのは信仰に進んだ強い人であるが、
その知識に至らない弱い人を考慮せよ、というのが論点である。
知識を持ったから何だと言うのだろう?
その知識を誇るとしたら、これほど醜いものはない。
ソクラテスは、
「正しい知識とは、知っていない者であることを知ることである」と言った。
またニュートンは、
自ら発見した科学法則は神が宇宙を運行している全体から比べれば
砂浜の砂粒一つに過ぎないと言っている。
「無知の知」を極めた人たちの言葉である。
「私たちはみな知識を持っているということなら、わかっています。
しかし、知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。」
同章1節
日本語訳は分かりやすくするために、
言葉を補ってくれている。
英語は原文に忠実に簡潔に訳している。
単純明晰であるだけに心に刺さるものがある。
Knowledge puffs up,
but love builds up.
シュークリームは、
英語ではクリーム・パッフ(Puff)という。
知識を誇るとは、そのような空っぽのままで膨れ上がった状態。
愛がなくては意味がない。
愛こそが家庭を建て上げ、
教会を建て上げ、
国を建て上げるものだ。
店の外はこのようにドーナッツで盛り上がっています。
ポートランド発祥のブードー・ドーナッツ。
その知名度はシアトルにまで鳴り響き、子供たちも大好き。
先回ここに家族で来た時も店の外までとぐろを巻いた行列に40分程も並んだ子供たち。
ミスドよりも美味い、かな?
私には違いがようわからんけど。。。
別に欲しくはないがこれを買って、子供らにFaceTimeで見せてあげようと考えた。
「いいなぁ、いいなぁ」と、ヨダレを垂らすところが見たくて。
へへ、悪趣味のあるワタクシ。
店に行ってみると、店外まではなくとも店内いっぱいの行列。
並んでまで買いたくないのでそこを後にした。
並んでいたのは皆良い年恰好の大人だけれど、
甘くて美味しいものには目がないんですねぇ。
久しぶりに晴れ間ののぞいたポートランド。
再開発のダウンタウン北側はモダンなビル建設が続く。
このブログ、毎日書こうとしているが物ぐさな私にはそのようにも行かない事が多い。
そんな私には都合のよい機能が付いている。
後日になってからでも遡り
空欄だった日の記事を埋めることができる。
1週間ほど空欄にしても埋め合わせて見れば
カレンダー上では毎日書いているように見えてしまう。
これを良い事にして今回も空欄を連続してしまった様だ。
せっかく訪問しても更新してないでガッカリさせてしまった読者の方にはお詫びします。
さて書き始めよう、とする時、
他の人の記事や新聞記事が気になって読んでいるうちに時間切れとなるケースが多いのです。
昨日はこんなブログにハマってしまいました。
http://imiyahisa.net
この人は毎日欠かさず書いていて、さらに内容もある。
私なんてまだまだ!
我輩がまだ夢の中を彷徨している時だった。
「今から行ってくるよー」と家内の声が下界から聞こえてきた。
………
しばらく考えた後、意識が下界へ降りてきて気がついた。
そうか、今日は長女の歌唱コンクールの日だった。
風邪気味の長男と私は留守番である。
再び、夢の世界に戻ることにした。
土曜の休日だというのに朝早くからご苦労な事である。
タコマまでいって、ワシントン州を範囲とする競演会に参加するのだと聞いている。
もし審査で上位入賞となれば、さらなる競演が課せられるので
帰りの時間が分からないのだという。
お昼前になって家内から連絡が入った。
Classical Division というカテゴリーで、トップ入賞となったとか。
午後になってさらなるテキストメッセージが着信。
Musical Theatreでは、2位に入賞とのこと。
それで帰りは夕刻6時となった。
後日、ワシントン、アイダホ、オレゴン3州ほどの範囲で競演会に臨むのだそうだ。
いやはや、ご苦労な事です。
ハサミで遊びます。
ハサミって楽しいものだから。
本日最初のお店に入って目に留まったポスター。
この国の美容師の方々は基本的に仕事を遊びと感じているらしい。
クライエントとの笑い声や楽しそうなお喋りが絶えない。
転じて日本の美容店の場合はどうであろう。
ことば遣いが「お客様用専門用語」となり、
慇懃な態度に緊張も解けないのではないか。
本日お会いした方々も彼らのクライエントに接するその同じスタイルを私にも向けるものだから、リラックスしてしまう。
仕事しているのか、友人とお喋りしているのか
私までその境が見つからなくなってしまうことがある。
先頭のボートは値札が付いてあり、130万ドルだって。
シアトルで再開発の進むユニオンレイク地区。
湖畔には木製デッキの遊歩道が完成し
路面電車も走るようになった。
高速道路から降りて直線の道路がオフィス街をぶった切るように開通したものだから
渋滞も緩和された。
街で行き交う人々は基本的に友好的で
笑顔で接してくれる。
ドイツのフランクフルトやエルサレムの市井の方々と比べたら
はるかに親切なのはどうしてだろう?
精神的なゆとりや余裕のようなものが街に感ぜられる。
たまに海外旅行をして見ると気が付かなかった
我が街の良さが見てくるようだった。
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