台風が接近している11日深夜過ぎ、
滑走路に落ちる雨脚が強さを増す中、
搭乗機は難なくと羽田を離陸。
快晴のシアトルに降り立ったのは前日の午後6時頃。
こちらではまだまだ太陽は空高くから照りつけて、
「日中」という感じ。
西の地平線に沈んで暗くなり始めるのは
9時半以降となります。
一夜開けてTVから流れる日本のニュースは
台風一過の猛暑に襲われている列島各地の様子。
最善のタイミングで酷暑の国から脱出出来たと胸をなで下ろす間もなく
当地でも猛暑にしてやられています。
ここ数日間、最高気温は95度を軽く飛び越えている。
摂氏にすると35度以上(o^^o)
湿度が低い分だけこちらは地獄の程度は低い。
水遊びに興じる子供達はしばしの天国気分。
羽田でのチケットカウンターで
日本入国時に機内の座席ポケットにおき忘れた
スケジュール帳のことを聞いて見た。
日本での初日の滞在先でそれに気付いたが、
その瞬間、天が瓦解していくかのようなショックと失望に襲われた。
ビジネスの出納帳としても使用しているため
それがなくては今年前半分の税務申告が不可能となってしまう。
デルタのHPにある紛失届を真っ先に探し出して提出したが
先方からの発見の報せはなく、半ば諦めていたのだった。
「もしも発見できたら搭乗ゲートにお持ちします」
とのカウンター女性職員の優しい声に一縷の望みを託した。
そこに行って問い合わせると
「見つかった様です。
今、こちらに運んでもらっているので
先にご搭乗になってお待ちください。」
(o^^o)
清楚で小柄な日本女性のそのお言葉が
天使の声のように聞こえた。
機内の座先に座っていると
日本人の乗務員が置き忘れた状態のままの手帳を届けて下さった(^O^)
思わず歓喜の叫び声を発すると
隣の娘にたしなめられる。
それでも嬉しさを抑えきれないでいると
側にいた米国人乗務員が雄叫びの声を合わせてくれた。
実際、その手帳やそこに挟んであった書類は
パスポートよりも重要なものだった。
パスポートは再発行してもらえても、
手帳に記載された情報は再生不可能なのだから。
新会堂建設を終えたばかりの川崎教会
日本滞在の最終日をみなとみらいで締めることに。
娘にとってお気に入りの場所で毎年、そこに立ち寄る事にしている。
彼女にとっての関心はもちろんショッピング(^ ^)
外歩きは暑さのため耐えられず、クイーンズスクエアのようなモール内を散策。
彼女の嗜好に付き合わされた後は
戸塚の両親宅に。
そして川崎教会へ。
先月新会堂を建てあげたばかりの真新しい教会。
そこには古津波先生ご夫妻が
いつもと変わらずににこやかにお迎えくださった。
関東教区での来月のキャンプ準備のために
青年達が会議をされていた。
午前12時半に羽田発のフライトのため
夜の10時まで教会で親交を深めることが出来る。
教会での滞在も今夜で最後となりました。
教会員の方々が入れ替わり立ち替わり
私どもとの別れを惜しむかのように訪れて来て下さいました。
中でも
トリノ・グラシアの鈴木ご夫妻は
専門のピアノとチェロの演奏をご披露下さって
はなむけとして下さったのには大感激!
東日本大震災の被災地で演奏された追悼曲には
胸に迫って来るものを感じました。
娘も学校で習っているチェロを演奏したりしての共演。
音楽には人の心を癒してもたげるのがあったんですね。
動画~https://www.facebook.com/photo.php?v=518304704936925&set=vb.100002722005370&type=2&theater
あーあ、それにしても
こうして今振り返ると
山形ので10日間は
あっ、という間のものでした。
中学校1年生のクラス
右端に立っている英語教師Dennisの助手として英会話教室で教える長女
この夏にモンタナ州へ研修旅行する11名の中学生たちのために
事前研修が開かれている教育委員会の会議室を訪問。
町の教育行政の一環として
今年が最初の短期留学プロジェクト。
プロジェクト・リーダーのK氏にお会いして
これまでの経緯を伺う。
補正予算を組んでから、一人でモンタナ州まで視察に出かけ
ここまでの準備を重ねて来られたこと。
今回が成功したなら、
来年は20名ほどに参加者を倍増したいことなど。
費用面、歴史学習、現代日本との結びつき、
ホームステイによる異文化体験や地元の中学生たちとの交流といった各種の側面を考えても、
シアトルの適性をアピール!
今回は飛行機乗り継ぎのため、2時間ばかり
ダウンタウンのパイクプレイス・マーケットを観光するらしい。
その時は同行させていただくが
来年は全期間をシアトルとしていただきたい。
教会付属の幼稚園と学童保育でも
明美に歌のリクエストがあり行ってきました。
「アンと雪の女王」
彼女の後で保育の小さなお友達が
日本語版のそれを歌うのが微笑ましかった。
温泉三昧の後は、
米国独立記念を花火でお祝いとなりました。
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