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ゆうこ新聞制作日記

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心で絵を描くということ

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今更ですが、あけましておめでとうございます。

昨年「ゆうこ新聞」なるものを創刊するにあたり書き始めたブログ。
新たな出会いや、涙が出そうな思いやりの数々に囲まれて今日も細々と新聞づくりをしようと思う。

次号「冬の号」は今月の末に出る予定。

イラストレーターのごまりーなさんが、本当に素敵なイラストを描いてくれたので、
ますますパワーアップゆうこ新聞。

ごまりーなさんは、私の大切な友人。
自身も喘息を持ち、発作が出た日は眠れない夜を過ごしている。
云わばプロの絵描きさんである彼女に、ボランティアでやってくれないかと言うのは、勇気が入ったものだ。

だって、いくら友達とは言え、何でもかんでもOKしていたら、
彼女は大変だ。その辺、分かっている。

でも、ごまりーなさん(本当に素敵な人なので本名やら何やら
書いてしまいたい、写真だって載せてしまいたい(笑))は、

二子玉川の駅の比較的近くにあるその店で、
新聞片手にコンセプトを語る私に、

「いいよ!描く♪もうひとつイメージ浮かんだ♪」
と笑った。

「誰か」を、特に「今、弱っている誰か」を喜ばせたいという趣旨は
まさに「彼女が絵を描いている理由」とマッチしたのだった。

ごまりーなさんの絵の最大の魅力は、その「色彩」にあると思う。
いつまでも眺めていたいような、希望に溢れた綺麗な色を使う。

しかし残念ながら、貧乏ゆうこ新聞は「モノクロ」だε=( ̄。 ̄;)

ま、とにかく近々ごまりーなさんの素敵なイラストをここにも
載せさせていただこうと思う。
#ブログ

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素人の、次なる試練

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ボイスレコーダーの、萩生田さんの3時間にわたるインタービュー。

何度も繰り返し聞いている。

カレーの玉ねぎを炒めながら、
移動中の東横線の中で、
駅前のマックの2F、PSPに夢中の学生たちに混じって、
時々、贅沢にスタバで、

車椅子女優としての復活劇だけでなく、
講演先のひとつ「フィンランド」という国の話。
福祉の国と呼ばれているが、話を聞いていると本当に素晴らしい。
いつか行ってみたいな・・。

大江健三郎さんと対談した時の話。

本当に辛かった離婚の話と、今の御主人との映画のような出逢い。

車椅子生活を通して見る「日本」

介助犬の現実。

どれも良い話ばかりで、正直、まとめられない( ̄∇ ̄;)
新聞の次号、萩生田さんのインタービューは1ページまるまる使う予定だけど、それでも全然足りない。

でも、他にも載せる必要のある記事があるのでなんとかまとめなくては。
#ブログ

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「声がまだ、残っているだろう」

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「声がまだ、残っているだろう」
日曜日の昼さがりのカフェで、私は緊張していた。
それはとても豪華な席に御一緒させていただいたからだ。

「ゆうこ新聞」の記事に、萩生田千津子さんという女優さんが
出て下さることになった。(写真右側)
それは、私の叔母の友人であったヒロコ・ムトーさんという方の
粋な計らいによるものだ。(写真左側)

そもそも、そのヒロコ・ムトーさんが協力して下さったのがまず
私にとってというか「ゆうこ新聞」にとって大事件なんだよ。
ヒロコさんは、ミュージカルを作ったり、本を書いたり、作詞をしたり、
子供たちにイジメのない世界を、という志のもとにボランティア活動に走り回ったりと、素晴らしい女性。
特に、彼女が主催している「心の宅急便」という活動はもう文句なしに素晴らしい。小学生位のお子さんがいる方は特に、チェックしてもらいたいと思う。

そして、「お友達を紹介するわね」と言って引き合わせて下さったのが
18年前、交通事故で下半身不随となってしまったという女優の
萩生田千津子さん。

事故後、お見舞いに来た作家の水上勉さんに、涙と共に思わずこぼしてしまったという、
「私はもう、女優として舞台に立つことは出来ないかもしれない」という言葉に対して、返ってきた言葉、それは
「お前には、まだ“声”が残っているだろう」というものだったそうだ。

その後、萩生田さんはリハビリをし(それはそれは辛い日々だったと想像するのだが、
本人はいたって明るく話してくれた)言葉通りその「声」を使った語り手としてカムバックを遂げた。

以後、創作民話(語り芝居)・童話の語り物を中心に、自己体験・介護・子育ての講演等で全国を飛び回り、
多くのひとに勇気や希望を与え続けている。

手が、足が動かなくとも「声」が残っている。
この言葉で、私は「人は、生きていれば“全てを失う”ことはないのだ」という大きな勇気をもらった。

これから先、きっと自分も身体の機能のどこかが不自由になる可能性は高いと思われる。
同じSLE患者さんで、ステロイドの長期大量使用の副作用で
足の大腿骨が壊死し、車椅子に乗っている方も多い。
自分も、そんな日がということは想定している。
でも、萩生田さんのお話を聞いて、本当に勇気をもらい、自分もこうありたいなと思った。
それはきっと、容易なことではないと思うけれど。

「ゆうこ新聞」の次号には、この萩生田さんのお話を1ページ使って載せさせていただく予定。
あまりに壮絶で、あまりに深いお話の数々を聞き、短い枠の中に収めるのが非常に難しいと思われる。

萩生田さん御本人はもちろん、紹介して下さったヒロコ・ムトーさんにもがっかりされることのないように、
心をこめて一生懸命記事を書こうと思う。

それにしても「ゆうこ新聞」初のインタビュー記事( ̄∇ ̄;)
上手に出来るだろうかっ。不安だが、頑張るぞっ。

「ゆうこ新聞」のような超・ローカル新聞に、ヒロコさんや萩生田さんのような人達が協力してくれたことは
本当にびっくり仰天そして、感謝の気持ちでいっぱいだ。

こうして、夢の扉がまたひとつ開いちゃった。
扉はいくつ、あるのかな。
#ブログ

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「本当の」トップスタイリスト

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「本当の」トップスタイリスト
昨日、美容院に行ってきた。

川崎市の新城にある
「ナチュール」
という美容室。
ここのオーナーさんも、難病を持っている。

長い入院生活の中で、知り合った大切な仲間のひとりだ。
彼は、「皮膚筋炎」と「間質性肺炎」の二種類の病と闘いながら
ヘアスタイリストとしてとても素敵なお店を経営している。

彼を支える奥様も同じくトップスタイリストであり、二児の母親。
本当に素敵な人で、大好きだ。

間質性肺炎とは、本当に苦しい病気。
一旦、咳が出るとなかなか止まらず呼吸が困難となる。
長時間の外出などは出来ない。

しかし、彼らはいつも人前では明るく前向き。
私や他の患者友達を気遣い、楽しい話をしてくれる。

そして自宅に帰っても自分でスタイリングしやすく、自然なスタイルを作ってくれる。

昨日も、「ゆうこ新聞、置いたから(^^)」とお客さんが待つスペースのテーブルを指差して言ってくれた。

ナチュールは、
「車椅子のお客さんでも安心して来てもらいたい」
という気持ちから、店内をすべてバリアフリーにし、トイレも車椅子で入れる大きなものにした。

格好ばっかりのサロンとは違う「本当の」トップスタイリストのお店だと思う。髪型だけじゃなく、
心のスタイリングもしてくれる感じ。
可能な方は、ぜひ行ってみて欲しい。

「ホームページを見ました」のひとことで初回20%オフに!(笑)

「ゆうこ新聞」次号には、このナチュールのオーナー・手島さんのことを載せる予定。
#ブログ

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苦悩・痴漢えん罪西武池袋線小林事件

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今、ひとりの強皮症患者がとても苦しい立場におられるのだという。

5年前の2005年、東京の西武池袋線の車内で事件が起きた。
「こいつが犯人だ」と逮捕されたのは、当時62歳の小林さんだ。

小林さんは、膠原病の一種である「強皮症」と、狭窄性腱鞘炎を
患っており、手・指が痛くて曲がらない。
事件当日も痛みに耐え、自分の腕を抱えるようにして乗車して
いたという。(テレビ朝日・スーパーモーニングインタビューより)

しかしまったく身に覚えのない「痴漢」という罪で、彼は今、収監されている。
無実を訴え、小林さんの奥さんも必死に闘ってきた中、そのストレスから自身も体調を崩し、
同じく難病である「サルコイドーシス」を発症。

手が痛くて曲がらない、足をふんばって満員電車に乗っているのが
やっとという気持ちは私自身、SLEを発症した時を思い出せばその気持ちが分かる。

電車に乗るどころか、自分の家の冷蔵庫を開けて牛乳を取り出すだけの
行為が本当に地獄の苦しみなんだ。

話は戻るが、その痴漢事件の目撃証言によると
「逃げた犯人は、お尻が隠れる位の丈の、ハーフコートを着ていた」
とのこと。

そして小林さんは、当日着ていたと見せてくれた上着は、
「ウエストまでしか丈がない、ジャンパー」
だった。

なんで?なんでそこまで分かってて、それでも犯人?
冷たい牢屋で、壁を見つめていなくてはならない?


「冤罪判決」とか「誤認逮捕」とかそういう類のものは深い闇の中に葬り去られることが多い。
何かで読んだけど、それは裁判官やら検事やら警察やらの人達の「大事なものに傷がつくから」なんだそうだ。

その「大事なもの」っていったいなんなんだ。ふざけんな。

無実を訴え続けた小林さんは、その後脳梗塞で倒れたり、
本当に大変だったようだ。

そして今も、冷たい牢屋の中にいると思われる。
何よりも問題なのは、収監されていることにより「強皮症」の適切な
治療を受けることが出来ず、症状がどんどん悪化しているらしい。

病院での注射が必要不可欠だった小林さん。
無罪を訴える小林さんご夫婦と、仲間の方たち。

私は、小林さんという人をよく知っているわけではないけれど、
膠原病から来る関節の痛みとか、いろんな薬からくる副作用の辛さは分かるよ。

電車に乗って無事に出かけて帰ってくることが必死、ぶっちゃけ性欲どころじゃないんじゃないかな。
言い方悪いかもしんないけど痴漢するほど、他人に気持ちを持って行ける余裕なんてないんじゃないかな。

だから私も、小林さんは無実だと思うよ。

「ゆうこ新聞」次号は、まだまだ先で「患者さんへのお楽しみ」とうたって発行している新聞に載せるには
関係者の方に失礼にあたるかもしれない(これに関しては苦悩中・・)ので、
あえてこのブログにて紹介させてもらいました。

状況が良い方向に変わって行くのを祈ります。

ツイッターでkoyabashiinochiフォローすると小林さんを応援する行動に参加出来ます。
#ブログ

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バセドウ病

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相変わらず咳が止まらずぐるじぃ・・( ̄∇ ̄;)
さすがに明日はちゃんと病院に行こうと思う。

それよりも昨日は大変ショックなことがあった。
20年以上の付き合いになる大切な友達が、
「バセドウ病」と診断されたらしい。

彼女が病気だなんて・・。
確かに、結構前から
「手が震えるの〜」とか「顔が火照ると言うかのぼせたりするんだ」
なんて言ってた。

心配しつつも、彼女がこの20年、内科的病気をまったくしたことが
ないのと、
いつも元気に飛び回っているイメージが余りにも強くてまさかそれが
甲状腺から来る病気のサインだったとは・・

「ゆうこ新聞」を制作している時間は、私にとってとても有意義で
楽しいものだ。

身体の不調に悩みながらも、私の作る新聞がポストに届けられたその
瞬間、笑顔になってくれるかもしれないって思うから。

でも、でも、
ゆうこ新聞を必要とするような「病気に悩む患者」の数は
増えないでほしいと思うっていた。

そんな矢先、自分の親友に新聞をこんな形で送ることになるとは
悲しく切ないキモチだ。

ちなみに、そのバセドウ病を発症した友達は、
私が長い入院生活を送っている間、片道2時間かけて毎週のように
病院に顔を見せてくれた。

「夜、眠れるように」とアロマオイルを持って来てくれたり
お守り代わりのキーホルダーをくれたり
何よりも「大切な時間を割いて会いに来てくれる」という
最高のお見舞いをくれた。

「今度は、私が支えるからね。何だか絶対、支えられる気がする!」
根拠のない自信が、私の口からこぼれてしまった( ̄∇ ̄;)

どうか、良い状態になりますように。
#ブログ

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ステキな生姜部

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永谷園の広報担当の女性は、とても感じの良いひとだった。
直接会ったこともないのに、ついついベラベラとしゃべってしまいたくなるような優しい声の人でね。

そして「ゆうこ新聞」の話をして、
次号に載せる予定の「生姜の話」「生姜のレシピ」を
メールで提案してくれた。

よく分からないけど、ああゆう大きな会社の「顔」である
広報部の人は、すごいなぁと思う。
仕事が早い!Σ( ̄□ ̄lll)

それからてっきり、「生姜部」という部署があるのかと思ったら
部活動の「生姜部」があるそうです。

3年程前、「冷え知らず」というカップスープのシリーズが
大反響を呼んだことをきっかけに「もっと生姜のことを知ろう」
と、出来た部らしい。
自分たちで畑で生姜を育てたり、いろいろなレシピを考えたり。
ウェブサイトを見てると、本当に面白い。

次号も頑張って楽しい記事を書くぞ!
#ブログ

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生姜部

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「ゆうこ新聞」次号は年明け1月に発行予定。

ある程度、構想は練ってあるんだけど「生姜」のお話を載せたいと
思っている。

今は、ひたすら「生姜の勉強」をしている。ト
体調はまだ良くならないけれど、新聞の良い話をいろいろいただけて
そのハッピーオーラで不思議と大丈夫だ。

生姜のことを調べているうちに
あの「永谷園」に「生姜部」というセクション?プロジェクトかな?があるのを発見。

そのサイトもとても可愛くて、素敵なんだよ。
「しょうがの歌」まであって、歌えるようになってしまった( ̄∇ ̄;)

その「永谷園生姜部」さんにね、ダメ元で取材協力をお願いしてみようかなと思う。
もちろん「ゆうこ新聞」「ボランティア」と聞いて、ひかれてしまうかもしんないけれど・・。

何でも、トライしてみないとね。
良い人に出会えますように。
#ブログ

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嬉しいことば

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新聞を発行して、読んでくれた方から感想が

メールとか、

ツイッターとか、

電話とか、

手紙とか、

直接言いにとか(笑)

本当に、嬉しい。

特に多く共通して聞かれたのが、
「何度も、読みました」
ということば。

ペラペラの紙、少ない内容(魂は熱いぜ!)だから、
自然と何度も読む感じになるのかもしれないけれど・・

でも、やっぱり

「何度も、読みました」

なんて言ってもらえると本当に嬉しいと思う。

・・・自分自身が、床に伏して今日で8日目( ̄∇ ̄;)ヤベー
#ブログ

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熱、下がらず( ̄∇ ̄;)

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なんだかんだ一週間位、熱が下がらず。

理由は分かってんだ。
処方された「抗生物質」「抗菌剤」を飲んでない。
自己免疫疾患ちゃんは、免疫が正常に作動してくれないから、
抗生物質などの力が必要なのかも・・
赤ちゃんや年配の方と同じく。

これは分かってるんだけど、どうも「抗生物質」でじゃなく
わずかに残っている自分の免疫力で乗り切って欲しいのダ。
でもやっぱり無理なのかしらん。

ティーツリーオイルを数滴垂らしたマスクをして、
馬鹿みたいにビタミンCをとって寝ている。。。

そういえば数日前、横浜市の港北区役所の担当者にTEL。
その方が、
「新聞作りに燃え過ぎて、ゆうこさんが体調を崩したら心配」
と言ってくれてた聞いていたので、体調が悪いことを隠し( ̄∇ ̄;

そこで、
・区役所に「ゆうこ新聞」の設置
・こういうボランティア活動を支援してくれる場所を紹介
・区役所のコピー機を、時々使っても良い
(これは、本当は無理なんだと思う・・。担当の方も言葉を濁していた・・)

という約束をしてくれた。イエス!(^.^)

#ブログ

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