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吉野の桜④ 西行庵

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2018.04.08 吉野の桜

西行庵は、桜に囲まれた山中にひっそりとたたずんでいた。

吉野山去年の枝折の道かへて まだ見ぬ方の花をたずねむ 西行詠

吉野山花のさかりは限りなし 青葉の奥もなほさかりにて 西行詠

案内板に西行の歌が記されていた。
ここを訪れた芭蕉は、

露とくとく試に浮世すすがばや 芭蕉詠

と詠んだ。

今もとくとくとわいて流れ落ちる、西行(さいぎよう)法師ゆかりの苔(こけ)の間を流れる清水で、ためしにこの身に積もった俗世間の塵(ちり)を洗いすすいでみようか。

という意である。
芭蕉は野ざらし紀行に、

西上人の草の庵の跡は、奥の院より右の方二町計わけ入ほど、柴人のかよふ道のみわづかに有て、さがしき谷をへだてたる、いとたふとし。彼とくとくの清水は昔にかはらずとみえて、今もとくとくと雫落ける。

と記している。
その岩清水は、今もとくとくと露が落ちていた。
西行法師が棲み、芭蕉が訪れた同じ場所に立ちて、昔と変わらぬ岩清水に触れ、感慨深い。

西行庵を見下ろせる高台に登り、この日の旅を終わりにする。
と言っても、これから駅まで約7キロの道を歩かなければならない。
帰り道はのんびりと、茶屋で葛きりを食べたり、ベンチで柿の葉寿司を食べたりの気分は観光客であった。

葛きりや明日は吉野の峠道 拙句

やはり、下りが膝にこたえるらしく、ヨシエさんが痛がる。
往復15キロ、高低差600mは、ハイキングでも、ちょっと無理があったみたいだ。

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