副題に<警視庁幽霊係>シリーズとありますが、このタイトル本で3冊目に当たります。
本シリーズの一作目『警視庁幽霊係』が、作家デビューとしての第一作目でした。
警視庁の片隅に、事件が解決することなく迷宮(おみや)入りするのに語呂を合わせた「お宮の間」という部署があります。
事故や事件で亡くなった人から事情聴取をする幽霊係の<柏木>、犯人の遺留品や盗品などの物体に焼きつけられた記憶を読む<高島>、犬と話しのできる<伊集院>、写真を見て写っている人の生死を透視できる<桜井>等、特殊技能を持つ4人の刑事たちが活躍します。
4人以外の脇役も個性があり、肩を張らずに読み流せました。
奇想天外な特殊能力だけに、事件の設定も奇抜なことが想定できますので、シリーズ化として期待するファンは増えてきそうな気がします。
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Posted at 2012-08-23 07:05
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Posted at 2012-08-24 00:22
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Posted at 2012-08-23 10:55
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Posted at 2012-08-24 00:25
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