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- 今年の読書(79)『ビブリア古書堂の事件手帳<3>』三上延
鎌倉の片隅にある古書店の美人店主<篠川栞子>を、主人公とする<ビブリア古書堂の事件手帳>シリーズも好評のようで、書店をのぞきますと現在6巻まで出ているようです。
興味ある古書にまつわる世界が舞台ですので第1巻目 ・ 第2巻目と読んできおり、暫く間が空きましたが第3巻目の『ビブリア古書堂の事件手帳<3>~栞子さんと消えない絆~』を手にしました。
この間に2013年1月~3月にかけ、フジテレビ系で<栞子>役を<剛力彩芽>としてテレビドラマ化されているとは、テレビを観ませんので知りませんでした。
本書も3篇の連作で、古書を中心に物語は進んでいきますが、やはり10年前に失踪した<栞子>の母<智恵子>との関係を伏線としながらも、古書にまつわる話題が満載です。
失踪した<智恵子>や、<栞子>とアルバイト店員<五浦大輔>との微妙な関係が、この先も気になるシリーズです。
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