JR東日本は12日、製造中の次世代新幹線試験車両 「E956」 愛称「ALFA-X(アルファーエックス)」 を、川崎重工業兵庫工場(神戸市)にて報道陣に公開しました。2030年に予定される札幌延伸までに主に東北・北海道新幹線での新型新幹線導入を目指しており、世界最速の時速360キロでの営業運転などを試験車両で検証します。
試験車両は10両編成で、機能試験のため先頭の1号車と10号車を異なるデザインで設計。今回は東京寄りの1号車を公開しています。車両には地震時の揺れを抑える新機能「地震対策ダンパ」を搭載し、新青森寄りの10号車など一部の台車は着雪を減らす構造になっています。
公開された1号車の流線型の先端部分は、現行のE5系より1メートル長い約16メートル。10号車は約22メートルに及びます。トンネル突入時の圧力波を抑えつつ、室内空間も確保するデザインとなっています。
試験車両は来年5月に完成の予定。試験運転を通じて安全性や環境性能などのデータを集め、新型新幹線開発に生かしていきます。
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Posted at 2018-12-13 14:46
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Posted at 2018-12-13 15:40
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